(底値) (高値)
マザーズ指数 9月18日 L617 10月30日 H979
ヘラクレス指数 9月25日 L1,052 10月29日 H1,452
ジャスダック 9月21日 L69 10月23日 H80
大体1.5倍程上がりましたが、背景にある理由は何でしょうか?サブプライム問題にあまり影響がなさそうなIT系が多いから?それとも
単なる仕手相場?詳しい方ご教授ください。
下がりすぎていたことと、サブプライムローン問題により.5%の利下げが行われたので行き場の無い資金が大量に発生したためだと思われます。
あと一部銘柄には在庫処分のための吊り上げっぽいのもありましたね
一つには質問者さんの言っているとおりサブプライム問題による影響が少なかったからはあります。IT系が多く、また外国投資家は東証1部銘柄を中心に買われるため、外国の機関投資家の売りに巻き込まれなかったので大きく下がらなかったのがあります。
ではなぜ暴騰したかというと1つはサブプライムで東1が軟調で売ったり買い控えをして手が空いた資金が出来たこと、そして新興は今まで大暴落をしてて、長いことここが底だろうといわれ続けながら大きく下げ続けたことがあります。
ずーっと底を待っていた割安放置の相場にマザーズなら9%の目が覚めるような反転が来て、ここが底で乗り遅れまいと皆買い急いだと考えられます。
ピークのマザーズの979ポイントでもやっと6月並になっただけで、マザーズ、ヘラクレス共に、直近高値ですら2004-2006年の間には一度も経験したことのない安値ということで買いやすいのでしょう。
JQだけが騰がりが鈍かったのは6月から9月にかけて下がった分がそれだけしかなかったことと、2006年、07年にも直近高値より安い値を記録しているのでサブプライム抜きでもお得というほどではないのがあるでしょう。
時間がないので箇条書きでお許しを・・・。
新興が暴騰した理由は、公的資金が流入し、外資の追従、そして個人の大量参戦の図式(下記ブルー箇所)による。これを俯瞰して見ると、これから が見えてくる。
<これまで>
・日本株はこの2年実質下げ相場。
・世界で日本だけ(経済・企業ファンダは悪くなかった)。
・公的資金(郵貯・簡保)の断続的な現物売り、それを指導コンサルした外資による先物売り。
・この売りが終了。
・公的は小型株運用(新興、第一部)を新たに開始。
・外資が追従。
・そして個人の大量参戦。
・外資による個人ふるい落とし中。
<これから(来年)>
シナリオ1 ↑
①なぜ公的は外資と結託し株価に蓋をしたか?
②三角合併法解禁の現実(敵対的M&A)
③竹中金融政策のベクトル(カジノ市場資本主義の推進)
→日本株バーゲンセールの外資本格参戦(特に米系)
シナリオ2 ↓
①NY・ナス大暴落(サブプライム)による影響
②景気の後退
③民主党政権奪取による混乱(魔女狩り、労働者よりの政策)
※枝野幸男氏のオフィシャルサイト動画必見
シナリオ3 →
①経済的・政治的・地政学的リスクの回避
②銘柄の勝ち組・負け組の2極化(全体としては平均)
どちらかに動く可能性高いが、シナリオ2の場合、新興市場も奈落の底。シナリオ1,3の場合、①公的の小型株運用継続 ②証券優遇税制最終年による個人モチベーションの高まり ③米系外資の参入(NY・ナスだめ)により、新興市場は活況を呈すであろう。
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