http://q.hatena.ne.jp/1194838601にて、自己管理についてアンケートをとらせて頂きました。
その中で、自己管理はしたいができないといった人が役25%いらっしゃいました。自分もその一人だと思っています。
そこで、「なぜ、自己管理が難しいのか?」という点について、ご意見をお聞きしたいと思います。
以前のはてなの質問で、自己管理の方法についての質問はありましたが、さらに深く、何が難しいのか考えてみたいと思っています。
おはようございます。
私はそのアンケートで満足と答えました。
なげやりな回答ですが、自己管理が難しいというよりも「必要に迫られていない」というのも理由のひとつではないかと思います。
私は会社勤めの独身時代、自己管理ができずに苦労していました。暴飲暴食終電帰り、毎朝ぎりぎりにおきて朝ごはんは食べずに会社のデスクでパンをもぐもぐ・・・
「自己管理がしたいのに・・・」と思っていました。当時は。
今は結婚してしがないフリーランスになったんですが、結婚前はNigitamaが在宅勤務だなんてやってけるの?旦那が夜中に仕事して昼間は寝てるなんてヤだよ。と今の嫁に言われていました。
しかしふたを開けてびっくりです。
フリーになったとたんに毎朝目覚ましがなる前に起きます。朝ごはんを作って嫁の弁当までつめます。掃除洗濯買い物・・・・自分の仕事の合間に時間を見てこなします。
今になってわかりました。
「必要に迫られてなかったんだ」と。
会社に勤めていれば朝になったら会社に行かなければなりません。遅刻したら怒られます。そんな状態に「自己管理」なんてないとおもいます。だって、自己じゃない人に大部分を管理されてるわけですから。
自己管理が難しいのは、それは実は自己に管理されていないから、管理してもらってるから甘えるしサボるし適当になる。
本当に「自分で管理」したらもっと楽になるはずではと私は思いました。
社会と自分の立ち位置との関係を勉強しなければ、
自覚的にコントロールする気になれないからです。
また、勤め人は会社が勝手に管理してくれるとか、
学生なら学校が、同居親や同居妻が管理「してくれるあハズ」という
甘え(=依存)の壁が立ちはだかります。
自己管理にたどりつく一番のきっかけは、「健康管理」ですが、
今の世の中はサービス残業など、夜型にシフトしているので、
健康管理が一番難しい(勤め人は特に)ということがあります。
会社や学校の健康診断なんて飾りですよ。勤め人にはわからんのです。
サービス残業から脱出して、余ったヒマを自己啓発本に当てられればまず第一歩なのですが、
「本を読むヒマがあったら寝る」人がどれだけ身の回りにいるか・・・
自己管理を薦めたいのですが絶望的な気持ちになるくらいです。
ご回答ありがとうございます。
「社会と自分の立ち位置」という視点、なるほどです。
会社に守られた個人、学校に守られた個人では、意識が違うのでしょうね。
その上、守っているものからはサービス残業を押し付けられて、時間的などに制約をうける。
極端にいうと、甘やかされて自律できなくなった人に、仕事を押し付けるという環境があるといえるのかもしれませんね。
一言で言えば、「管理者が他人で無いから」・・・当たり前の事を言うなと起こらないで下さい。
人は「他人に厳しく、自己に甘い」と言えます。・・・そうでない人もいますが。
何かとやりたくない事は自己に都合のいい理由をつけて、実行を逃げる(逃避)から、それは、他人から見れば分かる場合と、分からない場合がありますが、jib自分では気付き難い事です。
ご回答ありがとうございます。
そうなんですよね。
どうしても他人を意識してしまうというのはあると思います。
他人が管理しているから、逃げられない。
他人は今頃もっと楽なことをしているに違いない
といった意識をもってしまうと、自己管理は難しいですよね。
人間というのは、強烈な動機やきっかけがないと動くことができません。
あと5分長く寝ていたいなとか、今日は疲れたから明日がんばるとか、自分も身におぼえがあります。
そんな中で、自己管理をするとなると自分を変える前にまず環境を変える必要があります。
自分の場合、コンピュータ資格の基本情報処理技術者試験に合格するために、まず願書を提出し必要な参考書を買いました。
総額2万円です。
この額は社会人にしたらたいしたことないかもしれませんが、学生にとってはけっこう大金です。
これだけ金出して落ちたら自分アホだな…そういうふうに追い込むことで環境を変えました。
そして、結果4ヵ月後に無事合格することができました。
この最初に2万円出して周りの環境を整えたというのがうまくいった秘訣です。
まさに、案ずるより生むが易しです。
ご回答ありがとうございました。
また、試験合格おめでとうございます。
「環境を変える」必要かもしれないですね。
目標を達成するには、人に宣言してしまうというのは、何かの本で読んだ気がします。
他人をうまく使うというのも一つの自己管理といえますね。
「自己管理はしたいができない」のは、一瞬は自己管理できても、継続するのが難しいからではないでしょうか。他の方が回答されている、「動機・目的・自分に甘い」といった点にも同意します。
ダイエットなどの場合、無理をしすぎるとリバウンドがあったりしますよね。また、継続できない理由ですが、目標設定が高すぎて続けられない場合と、なし崩しにしてしまい続かない場合があると思います。
ご回答ありがとうございました。
「継続するのが難しい」というのは、大いにありますね。
三日坊主なんてことばもよく聞きますし。
あと、「目標が高すぎる」のもありますね。
この場合はなから、無理なものと、目標への達成プロセスが描けてないという2種類あるかなと思ってます。
ダイエットでいうと、ちょっと強引な例ですが、
もともと骨太な人が腕を細くしたいといっても、限界がある。
100Kgの人が50Kgを目指してダイエットすると、全然、達成感が味わえなくて、あきらめてしまう。
といった感じでしょうか。
前者はどうしようもないですが、後者は、例えば、「毎日30分ウォーキングをする」とか、「まずは、90Kgまでやせる」といった大目標に対し、その実現のための実行目標を持つことで、改善はするのではないかと思っています。
どちらにしても、続けるっていうのは難しいことだとは思います。
ご回答ありがとうございます。
「必要に迫られていない」というのは予想外でしたが、納得です。
「管理してもらってるから甘えるしサボるし適当になる」非常になっとくです。
誰かに与えられた目標より、自分で見つけた(立てた)目標はがんばれますよね。
ただ、当方もフリーで仕事をしているのですが、なかなかNigitamaさんほどの状態には至れてません。
その差はなんとなくイメージできるのですが、はっとしました。
精進いたします。