これかしら・・・
Number and Distribution of Human Hemic Cells
Blood. 1954 Dec;9(12):1141-54.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=PubMed&Cmd=ShowD...
健常成人の体重当たりの骨髄有核細胞数は、百八十億個とされており、採取骨髄量は、全体の2%以下
http://www.hananoki.npo-jp.net/kitaori/kaihou/05gou.html
骨の中に存在する骨髄の採取は皮膚に切開を加えるのではなく、経皮的に骨髄穿刺針(直径2mm前後)と10ml注射器をもちいて腸骨、胸骨より骨髄液を吸引する。この手技は患者に行う骨髄検査と同様である。最初腹臥位(脊椎を圧迫しないように腹部に枕をかう)で後腸骨より両側で60か所以上穿刺するが、骨の厚い所では浅部で1回吸引し、さらに針を進め深部でもう1回吸引する。1回の吸引で2~3ml、最大5mlの骨髄液を注射器で急速に採取する。これ以上の良の吸引は末血の混入率が高くなる。通常骨髄有核細胞濃度は三万/cmm前後のことが多い。骨髄液が凝血しないように10ml吸引注射器内にあらかじめ0.5ml程度のヘパリン加メディウム(メディウム百mlあたりヘパリン四千単位)を入れておき吸引した骨髄液はヘパリン加メディウムを10ml程度入れたステンレスビーカーに集める。穿刺ぎの骨髄穿刺針は、別のビーカーに入れたヘパリン加メディウムで洗って使用する。骨髄液が二百~三百ml集まったところで、注射器(50ml又は20ml)に接続した金属性メッシュ(〇.三〇七mm開口経)に通し、骨片等を取除く。このさいメッシュに付着した凝集塊は、メッシュをメディウムに付けて注射器のシリンジを上下させることでほぐれ、除去される。さらに瀘過された骨髄液はさらに細かいメッシュ(〇.二〇一mm)を通し、細胞をほぐした後、輸血用バッグに移す。この時に骨髄有核細胞数の算定をする。採取量が不十分な時は、腸骨からに列に約20ヵ所から採取するが、胸骨からの採取量は、成人では20億個前後のことが多い。採取骨髄細胞は末梢血混入による白血球数を差引いて算定するが、通常3億個/kg(患者体重)以上を目標にし、少なくとも2億個/kgは、採取したい。健常成人の体重当たりの骨髄有核細胞数は、百八十億個とされており、採取骨髄量は、全体の2%以下であり、骨髄採取による骨髄細胞形成不全の危険性はない
有難うございます。この頁は私も検索できたのですが、出典元が「2)森島泰雄:今日の移植(印刷中)」となっており、入手がすぐに不可能、また体重当たりが「体重1kg当たり」の意味だとは思うのですが、はっきりしません。引き続き質問を継続させてください。英文文献が出典にあると大変助かります。
Method for Estimating Skeletal Spongiosa Volume and Active Marrow Mass in the Adult Male and Adult Female.
The Journal of Nuclear Medicine. 2007 Nov;48(11):1880-1888. Epub 2007 Oct 17.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowD...
AbstractはPUBMEDにあります。Full TEXTは大学の図書館等で参照下さい。
page 1881の記載によりtotal active marrow massは900~1,170g、即ち全骨髄量は約1kgということが分かりました。どうも有難うございました。有核細胞数の平均密度の記載が無かったので、kappagoldさんの探していただいた骨髄細胞数180億個/kgの記載の出典が見つかるまで質問をあけたままにさせていただこうと思います。
これかしら・・・
Number and Distribution of Human Hemic Cells
Blood. 1954 Dec;9(12):1141-54.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=PubMed&Cmd=ShowD...
素晴らしすぎます。page 1145に顆粒球系(≒骨髄球系)は18x10^11個、即ち180億個という数字が出てきています。回答1の出典が恐らく「名古屋における非血縁者間骨髄移植ドナーバンクの検討 森島泰雄 今日の移植, 1(3) : 279-282, 1988.」であることも分かったのですが、こちらに引用されていたのがこの文献と思われます。確認をとりたいと思います。リンパ球系の計測が無いこと、極めて古い推計であることより、もうしばらく質問をあけたままにさせてください。ちなみに単純にPubMedで検索したのでしょうか?良く見つけられるなと驚いているのですが、もし良かったら検索法を教えていただけると幸いです。
素晴らしすぎます。page 1145に顆粒球系(≒骨髄球系)は18x10^11個、即ち180億個という数字が出てきています。回答1の出典が恐らく「名古屋における非血縁者間骨髄移植ドナーバンクの検討 森島泰雄 今日の移植, 1(3) : 279-282, 1988.」であることも分かったのですが、こちらに引用されていたのがこの文献と思われます。確認をとりたいと思います。リンパ球系の計測が無いこと、極めて古い推計であることより、もうしばらく質問をあけたままにさせてください。ちなみに単純にPubMedで検索したのでしょうか?良く見つけられるなと驚いているのですが、もし良かったら検索法を教えていただけると幸いです。