うどん、肉じゃが、天ぷら・・・etc
同じ日本の一般的な料理においても、関東と関西では食材や味付け・調理方法で様々な違いがあるようです。
地理・歴史的な影響もあると思うのですが、違いの理由を具体的に説明しているサイトがあれば教えてください。
マイナーかもしれませんがウナギの捌き方の違いはどうでしょう。
関東は背開き、関西は腹開きで捌くそうです。
http://www.noge-7fuku.com/unagi_kantou.html
関東では腹開きは切腹を意味して嫌われたそうですが、関西では腹を割って話し合うと言うことから腹開きが好まれたそうです。
こちらでは主にうどんで比較していますが、
江戸時代にコンブ復旧の中心が関西だったことや、水の違いによるそうです。
早速ありがとうございます。
復旧→普及ですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212892...
こちらにも書いてありましたが、水の違いは大きいようですね。
なぜ違ってくるのかと読んでいたら、
関東の地質が火山灰層であるため、地下水にミネラル分が溶けるからなのでした。
なるほど。
そうすると、関東風・関西風はやはりその土地でそこの水を使わないと本当の旨さは味わえないということですね。
じゃあお雑煮の比較で^^
http://iroha-japan.net/iroha/B02_food/25_ozoni.html
「は」の項目に人口による餅の形のちがい等が書かれていました。
あと、こっちのサイトも面白かったので・・・
関西地方では丸餅、寒冷地や東京(江戸)周辺は角餅を使う傾向があります。
江戸時代、江戸には人口が集中していました。そのため一つずつ手で丸める丸餅より、手っ取り早く数多く作れる角餅が使われたと考えられています。
一方関西では 昔から「円満」の意味を持つ縁起ものの丸餅が使われていました。
とすると、ちぎって丸めるのが元々なんですかね。
実際、まとめて切る方が早いですから(あれも人力でやると結構大変だけど)。
お雑煮の具に関しては、各地の産物が使われるのは自然だと思うのですけど、なんで味付けがしょうゆ(またはすまし汁)/白味噌なんでしょうか?
関東のしょうゆ味というのは、寒い時期に塩分を多く取ろうという意味がありそうですが・・・。
水の違いについては、最初の回答で書かれています。
でも「教えて! goo」のQ&Aは興味深いです。
4番目の回答に江戸時代に東西の食文化の違いが出てきたのだというのはうなずける話です。
よく東の武士文化、西の町人(商人)文化と言われますが、食にも当然影響あったでしょう。
http://www.kippo.or.jp/culture/syoku/interview/interview.html
こちらが長文ですが、参考になりそうなので後で読みたいと思います。
肉じゃが 関西は牛ですが・・・・・
http://hpcgi2.nifty.com/meat_museum/situmonbako/wforum.cgi?no=69...
関西圏で牛肉消費が多いのはなぜ?
「関西で、牛肉の消費が多いのは、農耕や荷車引きに、関東では主に馬が使われたのに対し、関西では牛が使われていて、これが、牛肉の大きな供給源となったことです。」
おお、ありがとうございます。
廃牛処理および産地が西日本に多いこと。
これで肉じゃがの肉の謎が一つ解けました!
肉じゃがの肉はやはり、関東豚肉、関西牛肉ですよね。
親の出身(特に母親)によって肉じゃがの肉は違う。
私は関東生まれですが、母が関西なので肉じゃがは牛肉でした。
友達が「肉じゃがの肉は豚!」と言った時はビックリしました。
でも、牛肉より豚肉が好きな関東生まれの私。
偶然にも前の方と同じ肉じゃがの理由でしたね。
URLを見たら、関東:そば、関西:うどんの違いについても言及されていました。
温暖な西日本に比べて,気候の冷涼な信州や甲州,北陸地方では悪条件の土地でも育ちやすいそばの栽培がさかんだった事情が大きい。
確かに関東甲信越、東北に蕎麦の名産地が多いですね。
マイナーかもしれませんがウナギの捌き方の違いはどうでしょう。
関東は背開き、関西は腹開きで捌くそうです。
http://www.noge-7fuku.com/unagi_kantou.html
関東では腹開きは切腹を意味して嫌われたそうですが、関西では腹を割って話し合うと言うことから腹開きが好まれたそうです。
関東では腹開きは切腹を意味して嫌われたそうですが、関西では腹を割って話し合うと言うことから腹開きが好まれたそうです。
おおー!これは面白いです。
なるほど、そういう理由づけっていかにも日本らしいですね。
東京の支配階級は江戸時代以降西の人です。だから、東京の食文化は関西風です。ですが、そのまわりの埼玉とか、千葉は東北文化なのです。ことばもそうですね。
標準語にいちばん近いのは山口弁です。神田弁も河内弁の親戚というのは知ってました?知らんでしょ。http://www
>東京の支配階級
徳川家康が関東入りした時の家臣団、いわゆる譜代のことを指してます?
そういう意味では三河、広義では遠江・駿河・信濃まで含むでしょう。
中には畿内出身者もいるし、当時先進圏であった畿内の文化の影響を受けたかもしれませんが、関西風と言い切るのは苦しい気がしますが。
でも江戸周辺って後北条氏の時代はもとより、幕府成立前後からあちこちから入ってきた人々によっても作られたり、大都市・江戸の流通関係とかまわりの環境とかいろいろ要素があって一口ではいい切れないと思うのですよね。
言語の薀蓄を語る前に質問に回答してくださいね。
東京と関西の違いというと、うどんとかうなぎ、肉じゃが、雑煮の違いがよく言われますが、逆にいうと、それくらいしか大きな違いがないとも言えます。
しかし、一番目立つのは、牛中心か豚中心かでしょう。これは東京と関西というより東北と関西の違いだと思います。江戸時代までは日本人は肉食していませんでした。(鳥をのぞく)牛乳も飲まなかったのです。豚は使役できないので、九州や東北の一部をのぞき、飼育さえされていませんでした。(古代にはいた)
肉食のきっかけは南蛮人です。神戸や横浜の居留地にいた外人が、肉を食えない、牛乳も飲めないと困って、当時は鳥を日本側に要求していました。そのうち、外人が牛を自前で調達して食い出して、但馬牛がうまいと言い出したんです。これが神戸牛や、松坂牛、その他のはじまりです。だから、最近ニューヨークで神戸牛が受けているのは当たり前なんです。
豚を食う文化が関西では普及しなかったのは、よくわかりませんが、単に慣れていなかっただけかもしれません。
焼肉も日本では牛中心ですが、これは最初に流行った関西でそうだったからで、本国韓国では豚が中心のようです。
関西でもとんかつはメジャーですが、ビフカツもけっこうポピュラーです。かつサンドはふつうビーフです。
東京はたしかに東北の人がかなりいるので、現在は北日本よりですが、京都からきた宮廷や西国出身の多い武士はそうではなかったと思います。神田や築地の職人も家康が大阪や京都から連れてきた人たちなので、言葉や食文化も西日本風だったと思われます。だから、意外と東京のど真ん中は関西に近いです。
雑煮については複雑で、関西=白みそとは言えません。京都はたしかにそうですが、大阪はすまし・白みそ両方食べます。近畿圏でも白みそオンリーのところは少ないし、けっこうバラエティに富んでいます。四国はまったく違うし。
餅の形は、たしかに西と東でわかれるようです。岐阜・愛知あたりが境目らしい。でも九州は四角いです。これはなにか宗教的なことが関係しているかもしれません。
昆布などは、北陸でとれたのが北前船で大阪に集積し、全国に出荷されたからです。北海道は江戸時代はまだ完全に日本の領土ではありませんでした。
詳細な説明をありがとうございます。
>外人が牛を自前で調達して食い出して、但馬牛がうまいと言い出したんです。
これは初耳でした。すきやきは外国人の牛肉食を見た日本人が考え出したと聞きましたが、肉食慣れしている外国人のお墨付きからのブランドみたいなの明治の頃からあったのでしょうね。
京都からきた宮廷や西国出身の多い武士はそうではなかったと思います。神田や築地の職人も家康が大阪や京都から連れてきた人たちなので、言葉や食文化も西日本風だったと思われます。だから、意外と東京のど真ん中は関西に近いです。
なるほど、そういう理由もありましたか。そうなると一口に江戸の食文化と言っても、簡単には説明できない奥深さがありそうです。
そう考えると、食文化の比較というのもなかなか難しいテーマです。
おおー!これは面白いです。
なるほど、そういう理由づけっていかにも日本らしいですね。