ネットで洋服を販売している今年法人化した企業です。
経営理念
経営理念は当社の経営活動を遂行するに当たっての基本的な活動を
示したものであり、全ての活動の指針とするものである。
当社の経営理念は社会情勢などにより変更される可能性がある事を宣言する。
1.責任ある社会の一員であることを肝に銘じ法律、並びに社会規範を遵守するとともに
節度ある行動をとる
2.見てきたものや聞いた事で築き上げられた価値観にとらわれず
全く新しい価値観を生み出しステキな社会を作る。
倫理規定
1.一人ひとりが担当業務を誠実に履行する。
2.反社会勢力の要求には断固として応じない。
理想的な社員像
1.謙虚な心と勤勉さを持ち生涯学習する。
2.※健康について
3.他人の意見に惑わされず自分の意見を出す。
社長宣言 2008
余暇を惜しみ当社の発展に貢献します。
山田
文字数をオーバーしますのでコメントに引き続き書きます。
率直な感想なのですが、
ネットで洋服買いに来た人間が、いちいち、こんなに長い文は読めないなと思いました。
はっきり言って、読みにくいです。
それから
会社の理念というのは一部の経営者の目線だけで決めてはダメだと思うのですよ。
例えば、
「一人ひとりが担当業務を誠実に履行する。」
というのは
明らかに経営者目線であって、
従業員の立場ではないと思うのです。
「会社のみんなで頑張るんだ♪」という姿勢が大切だと思います。
経営理念は、会社の根本的な考え・価値観・存在理由ですので、社会情勢や経営環境の変化によっても「揺るがない」ということが重要です。
「当社の経営理念は社会情勢などにより変更される可能性がある事を宣言する。」を経営理念として掲げるのはちょっとまずいので、ここに当てはまる社会情勢などによって変化する可能性のあることは、多くの会社では5(10)ヵ年計画の目標などに掲げています。
>1.責任ある社会の一員であることを肝に銘じ法律、並びに社会規範を遵守するとともに節度ある行動をとる
「行動をとる」だと、社員規範のように読めるので、「事業活動を行なう」にした方が良いかと思います。
倫理規定
1.一人ひとりが担当業務を誠実に履行する。
2.反社会勢力の要求には断固として応じない。
理念に規定を入れるのはおかしいので、規定であれば社員の行動規範として別途作成という形が良いと思います。
「一人ひとりが担当業務を誠実に履行する。」は、企業体としての理念ではないので、通常は経営理念に入れません。経営理念にする場合は、「全ての社員が良心の呵責を覚えることなく業務を遂行することができる企業風土をつくり、全社一丸となって誠実な業務の遂行により誠実な社会の実現のために努力する。」などでしょうか。
「反社会勢力の要求には断固として応じない。」倫理規定として社員一人ひとりへの行動規範であれば、そちらへ入れたほうが良いと思います。企業体としての経営理念であれば、タイトルをつけずにそのまま経営理念に入れるのが良いと思います。
理想的な社員像
1.謙虚な心と勤勉さを持ち生涯学習する。
2.※健康について
3.他人の意見に惑わされず自分の意見を出す。
理想的な社員像は、経営理念ではなく社員の行動規範に入れるべきであると考えます。
経営理念に入れるのであれば、「ずべての社員が、謙虚な心と勤勉さと向上心を持ち続け、自身の健康を第一に考え、他人の意見に惑わされず自分の意見を出せるような企業風土を作る。」という感じになるでしょうか。
色々と、勝手な事を書かせていただきました。失礼なことも書いていると思いますが、お許しください。
少しでも御参考になれば幸いです。
回答ありがとうございました。
参考にさせていただける部分が多く助かります。
勉強になりました。
細かい指摘ですみませんが、表現レベルで気になった点を挙げます。
■経営理念
○「経営活動を遂行」するにあたっての「活動」というのは
意味が重複していて違和感があると思います。
「活動」を「考え」などに直された方が自然かと。
○「変更される可能性がある事」を「宣言」というのが不自然です。
宣言というのは、強調したい、どちらかといえば前向きな内容を謳うときに
用いるのが自然であり、変更する場合があることは補足説明・注釈でしかないからです。
また、他の方が指摘しているように、企業理念が変更されるということ自体が
矛盾している気がします。年度方針や計画なら変更もあると思いますが。
○「見てきたものや聞いた事で」「ステキな社会を作る」という表現が、
全文の「1」に比べて、くだけた表現・口語表現になっているのが不自然だと思います。
また、内容が漠然としており、主観的であると思います(価値観とは?素敵とは?)。
部署の半期目標や個人目標ならよいですが、企業の理念としてはそぐわない気がします。
既成概念にとらわれない自由で独創的な企業風土をつくり、且つ、社会の発展に寄与する
というような内容であれば、理念に入れても構わないかもしれません。
■倫理規定
「担当業務を誠実に」というのは倫理というより、理想的な社員像のほうに近い気がします。
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■全体
○わかりやすく伝えるならば、理念を文章でまとめたあとで、
規範や宣言を「1」「2」「3」など箇条書きにするのも一策かと思います。
○「私たちは」を主語にすると、上から押しつけられた感じも和らぐと思います。
また、「こうすべき」というような指導する語調よりも、
「共によりよい企業、ひいてはよりよい社会を目指す」ことが感じられるような
表現がよいと思います。
ご参考までに、資生堂のページ
ありがとうございます。とても参考になりました。
資生堂もチェックいたしました。
私たちはという論調はいいですね。
素朴に思うんですけど、これ経営理念なんですかね。
>経営理念はお客さんには見えないところで内部統制のためにかかげる
>ものと規定しています。
その規定自体が変だと思います。
そもそも共感してもらえないと意味成さないとおもうのですが・・。
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「理想的な社員像」
これ、明らかに経営者にとって「理想的な」というイメージがでるので
NGのような。
経営理念は、経営者の周りだけでまわす文章なのでしょうか?
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文章から、社員をどういう風に見てるか良く分かるので、
逆にいいかもしれませんけど、社員からの共感や賛同は得られないでしょうね。
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>当社の経営理念は社会情勢などにより変更される可能性がある事を宣言する。
その通りであっても、こんな文章入れる必要性があるんでしょうか?
経営理念は、理念だから規則や規定とはちがうと思いますけど。
どのあたりに理念があるのか、不明です。
>経営理念の変更の可能性は宣言することにより正直さを前面に出す事にしました。
正直すぎ。経営者のずるさがよく出てるというか、文章からは社員のことをまともに
考えてるとは思われないのですが・・。
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>社長宣言 2008
>余暇を惜しみ当社の発展に貢献します。
これは社長が従業員にたいして宣言してるんですかね?
社員にも、余暇を惜しむことを強要してるんでしょうか?
そうではなくても、「余暇を惜しみ」という表現をこういうところに持ってくるのは
どうかなと思います。誠心誠意とかそういうの持ってきたほうがよいとおもいますが。
社長が、余暇を惜しんで、自分の会社の発展に貢献するのは、宣言するまでもないと
おもいますけどね。
ありがとうございます。
表現を変えたり、追加、廃止する文言を新たに考えました。
ありがとうございます。
id:rupoponさんこんばんは〜。
残念ですが、私はrupoponさんの会社のコトをほとんど何も知りません。
rupoponさんがどのような会社にしたいのかもあまり存じ上げませんし、
この会社が今どのようになっていてこれからどのようになっていきそうなのかもわかりません。
このような立場から、経営理念なんていう重要そうなモノについてあまり発言できそうにありません。
rupoponさんの会社のコトをよく理解しているのは、rupoponさんとその会社の皆さんではありませんか?
経営理念は思い切って、そのメンバーで相談して決めるというのはどうでしょう?
もし私が会社で働いていて、その会社の経営理念がはてなの質問で揉まれて決まったと知ったら、
ちょっとその経営理念に愛着を持てないだろうなあと予感します。
その私は、自分たちの理念は自分たちで策定したいなあと思うでしょう。
この会社は今回 新しくできたのではなくて以前から続いてきたモノだろうと思いますが、
このタイミングで経営理念を策定しようとするのには何かの意図があるコトでしょう。
これは、この会社のみんなが会社のコトを考えるチャンスだと思います。
みんなの意見を出し合い、どこを目指すのかをはっきりさせた上で、
それぞれの言葉で、愛着が持てるような理念をつくれたらいいですね。
理念をつくるプロセスも利用しちゃう、という視点はいかがですか?
そのためには、
このような本に載っているような創造性を育むようなアクティビティを導入し、
互いの意見を言い合えるような下地づくりが必要かもしれません。
http://homepage1.nifty.com/moritake/gakkatu/0751mokuhyo.htm
小学校の先生が学期の初めに学級目標を作るプロセスが参考になるかもしれません。
Google「学級目標 作り方」で検索。
回答ありがとうございます。
当社は起業して間もない会社で社員は1人しかいません。パートさんは数名いますが。
私は自分ひとりで一から考えを出すことがいいと思っておらず
社員や、他の経営者の意見も聞いております。
どこの誰によって出された意見かは全く関係なく、中身だけをみております。
はてなでも意見を聞き、最も私の思想に合うもの当社の発展につながるものを
見つけ、最終的には多数決のようなものではなく私一人の判断で決定します。
最終的には全責任は経営者にあると考えているためです。
はてなでいただく意見はとても参考になっています。
表現が社会的に不適切だという部分もご指摘いただき納得ができましたので変更予定です。
会社とは当社の経営理念に賛同するもののみで構成されるべきだと考えています。
その意見に賛同いただけない方は社員として必要ないと考えています。
新入社員の面接時にもそれは伝え、経営理念に共感できなければ他の会社を探してもらうのが
いいと思っています。
一読すると、ご質問主さまは、「服務規定」と「経営理念」を混同されているような気がします。質問文内に有る有る項目はどれもこれも、「服務規定の前文」のような話ばかりです。
http://www.starbucks.co.jp/mission/index.html
スターバックスコーヒーの「ミッション宣言」です。極めて明確且つ単純なので、良く引合にだされる経営理念です。
上記URIは前段と後段にわかれています。前段が「ミッション宣言」=スターバックスの経営理念です。 後段が「行動指針」=服務規定の前文です。 ミッション宣言にて「スターバックスはこういう会社として世の中にポジションを占めますよ」という規定がされています。 行動指針にて「ミッション宣言で規定した目標を達成するために我々はこういう行動をとりますよ」という規定がなされています。この違いが服務規定と経営理念の違いです。
回答者各位が質問主さまの文書に違和感を覚えるのは、表現レベルの話もありましょうが、まずはこの「混同」に対する違和感が原因だとおもいます。
まずはこの両者の違いをはっきりと理解されるところから始められてはいかがでしょうか?
ちなみに。経営理念なんて後追いでもいいんじゃないかなと私は思います。
松下電器の実際の創業は大正7年ですが、会社として創業日として決めているのは、松下幸之助が「水道哲学」に目覚めそれを全社員と共有した14年後の昭和7年5月5日だそうですよ。
ご指摘ありがとうございます。
勉強がたりておりませんでした。勉強しなおし再度みなさまのご意見を伺いたいと思います。
スターバックスは参考になりました。ありがとうございます。
ご意見ありがとうございます。
経営理念はお客さんには見えないところで内部統制のためにかかげる
ものと規定しています。
ご意見ありがとうございました。