携帯電話の料金が固定電話並みになるのは、FCMなど進む(?) これからなのでしょうか?
定額制IP携帯電話サービス目指した通信ベンチャーが自己破産
http://journal.mycom.co.jp/news/2004/01/20/011.html
ほとんど忘れ去れていますが、事件の経緯はこちらにまとめられています。
JM-NETモブデム事件
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8187/
一時はIP網を利用した無線サービスで音声通話の定額化が期待されましたが、
いまのところ、サービス展開に成功している例はないですね。
ひとつは、携帯電話事業自体が、「固定電話事業の無線版」と呼べるものではなくなってきた
から、ともいえます。
各携帯電話キャリア企業は、今後需要が期待されるモバイルデータ通信の分野で
対応するため、基地局の設置などの多大な設備投資を進めています。
音声通信に比べ、スピードと伝送量を求められるデータ通信サービスを安定して展開するためにも、
投資を抑えることはできないようです。
音声サービスでいえば、ウィルコムやソフトバンクがそれぞれ定額のサービスを展開しています。
もしIP携帯事業を行う企業がいるのであれば、その価格競争に耐えうるサービスをIP携帯電話のサービスに求められてきます。
IPとはいえ、端末とIP網を結ぶ中継設備を全国に設置していかねばなりませんから、ある程度、自前で設備投資は必要ですし、ウィルコムやソフトバンク以上に魅力のあるビジネスモデルを提示しなければ
ユーザー数は期待できないかもしれません。
定額制IP携帯電話サービス目指した通信ベンチャーが自己破産
http://journal.mycom.co.jp/news/2004/01/20/011.html
ほとんど忘れ去れていますが、事件の経緯はこちらにまとめられています。
JM-NETモブデム事件
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8187/
一時はIP網を利用した無線サービスで音声通話の定額化が期待されましたが、
いまのところ、サービス展開に成功している例はないですね。
ひとつは、携帯電話事業自体が、「固定電話事業の無線版」と呼べるものではなくなってきた
から、ともいえます。
各携帯電話キャリア企業は、今後需要が期待されるモバイルデータ通信の分野で
対応するため、基地局の設置などの多大な設備投資を進めています。
音声通信に比べ、スピードと伝送量を求められるデータ通信サービスを安定して展開するためにも、
投資を抑えることはできないようです。
音声サービスでいえば、ウィルコムやソフトバンクがそれぞれ定額のサービスを展開しています。
もしIP携帯事業を行う企業がいるのであれば、その価格競争に耐えうるサービスをIP携帯電話のサービスに求められてきます。
IPとはいえ、端末とIP網を結ぶ中継設備を全国に設置していかねばなりませんから、ある程度、自前で設備投資は必要ですし、ウィルコムやソフトバンク以上に魅力のあるビジネスモデルを提示しなければ
ユーザー数は期待できないかもしれません。
ご返答ありがとうございます。
とても勉強になりました! ありがとうございます。
データ通信事業がボトルネックで、キャリアの通信料が下がらないのだとしたら
おもいっきりテリトリーが重なっているWimaxも登場するので、是非うまく切り分けをして欲しいものですよね…
IP携帯事業はハードルが高そうですね。最近ハードルが低くなったMVNOを使ってそのような事業は展開出来ないものでしょうか??
一口にIP化と言っても、いろいろな形態があります。
たとえば、
・交換機と交換機の間をIPベースのネットワークにする
・交換機をIPベースのサーバ(SIPサーバ等)にする
・基地局と交換機の間をIPベースのネットワークにする
・基地局をIPに対応したものにする
など、通信事業者はさまざまなアプローチでIP化を進めています。
ただし、携帯電話料金の太宗を占めるであろう設備コストのうち、多くは基地局設備そのもの
であり、たとえ交換機がSIPサーバになっても大幅なコスト削減には繋がらない可能性が
あります。
現在でも通信事業者は基地局を中心に設備投資を続けているので、その設備投資の償却が
終わらない限り「固定並み」という料金がすぐに実現するのは難しいかもしれません。
もちろん小さなコスト削減の積み重ねが大切で、年々少しずつ料金が下がっているのも
事実です。現時点では有線・無線を上手く使い分けるのが得策なのではないでしょうか。
ご返答ありがとうございます。
とても勉強になりました! ありがとうございます。
1言でIP化といっても色々あるんですね…
また基地局設備の維持費がボトルネックだとしたら、IP化になろうとユーザへのコスト削減は期待出来そうにないですね。
一番の原因は人件費です。
技術的には人員を今の1/10にしても多いくらいです。簡単にリストラできません。
その証拠に人員が一番少ないソフトバンクはソフトバンク同士やソフトバンクBB(yahooBB)のBBフォンとの通話は無料になるからです(無料になるのは今の所一部の地域です)。
ただ各社、通話ではお金を取れなくなっています、データ通信が主だからです。将来的にはソフトバンクの様な限定的な通話は無料となる可能性があります(正確には基本料の定額)。
違うキャリア同士の通話も基本料+定額で定額になる可能性はあります。FMCも定額+で可能だと思いますが、キャリアが違うと難しいかもです。
つまりIP化技術よりも人件費の抑圧が問題かもしれません。
それでも各キャリアはお金取りすぎらしいですね。
ご回答ありがとうございます。
ソフトバンクは人員が少ないから無料通話が出来たというのは眼から鱗です!! なるほどー… とても勉強になりました。
IMSやFMCでキャリア網が統一されてyo-netさんのおっしゃるようなソフトバンクみたいなサービスがどんどん拡張して広まっていくと良いですね…
ご返答ありがとうございます。
とても勉強になりました! ありがとうございます。
データ通信事業がボトルネックで、キャリアの通信料が下がらないのだとしたら
おもいっきりテリトリーが重なっているWimaxも登場するので、是非うまく切り分けをして欲しいものですよね…
IP携帯事業はハードルが高そうですね。最近ハードルが低くなったMVNOを使ってそのような事業は展開出来ないものでしょうか??