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岩内町の「身欠きにしん」の生産量は、日本一を誇る。
明治時代は、背肉だけをとって乾燥する「一本採りみがき」として製造される方法が主流であったが、
現在は、腹部の肉を除かずに乾燥する「外割りみがき(二本採り)」が主流となっている。
具体的には、「にしん」のえら、内蔵を除いて、4~6尾ずつ口腔部をつなぎ合わせて水洗いし、乾燥する。
次いで、尾の部分をつなぎ三枚におろして背骨を取り、これをさらに乾燥させる。この工程を終了すると、「身欠きにしん」となる。
戦前は、乾燥工程においては天日干しが主流であったが、現在では機械除湿乾燥が主流となっており、
最後に行われる乾燥日数によって「本干し(1か月ほど)」、「七分干し(1週間ほど)」、「生干し(24時間ほど)」などの製品になる。
また、「身欠きにしん」の出荷先は、東北地方(漬物や山菜との炊き物用)と関西地方(佃煮や甘露煮用)が中心となっている。
画像は現在のはなかったのですが(工場へ行ったら見れそうですが)、昔の身欠きにしんの製造風景の写真が
ありました。
ありがとうございます!
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