女性は家の中は自由に行動できますが、外から鍵をかけられるなどで家から出ることは出来ないという監禁状態でした。
2人は常に同じ家の中で普通の生活をしました。
特に虐待などはありません。
そのうち、女性は犯人に好意を抱くようになりました。
犯人は女性のことが初めから好きでした。そのせいで誘拐し、監禁しています。
監禁から5年後、自分に行為を持ってくれたその女性を監禁から解放しました。
2人は普通に交際するようになりました。
という映画があったとします。
これは単なる「ストックホルム症候群」ですか?
要するに、犯人に被害者が好意を抱くということ、それ自体をストックホルム症候群と呼ぶのですか?
それともそれ以外になにか条件がありますか?
これは単なる「ストックホルム症候群」と呼ぶには、女性が自由で自然体であり過ぎる。
しかし、「ストックホルム症候群」のうちに充分含めて考えられる。
犯人に被害者が好意を抱くということ、それ自体をストックホルム症候群と呼ぶ。
だが、閉鎖的な状態下で無ければならないということがあります。
そして、女性の生存のためには、むやみに警察が突入したら人質として殺されかねないこと・・・・等々の単純では割り切れない条件の下で、”仕方なく”犯人に同情を寄せるというのを「ストックホルム症候群」という。
質問者の例では監禁はあるが、犯人の心情に共感するというほどのことはないように見うけられる。
ここがポイントである。
だから、「ストックホルム症候群」には属するだろうが、そのものズバリではないということです。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C8%A5%C3%A5%AF%A5%DB%A5%...
>要するに、犯人に被害者が好意を抱くということ、それ自体をストックホルム症候群と呼ぶのですか?
はい、ストックホルム症候群ですね。
条件はある程度 長時間(長期間)犯人と居たという事ですかね。
(短時間ではならない?)
http://archive.mag2.com/0000196508/20060825015657000.html?start=...
>オーストリアでも8年間監禁少女発見
・・・・・・
オーストリアのメディアから質問を受けた心理学者によりますと、
拉致された少女はストックホルム・シンドローム(監禁中拉致者に同情する心理状態)
にかかっていたとのことです。
以下関連記事 ↓
なるほどー。
分かりやすいです。
ありがとうございます。
ストックホルム症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%A...
→犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情するなどし、人質が犯人に信頼や愛情を持つようになる。また「警察が突入すれば人質は全員殺害する」となれば、人質は警察が突入すると身の危険が生じるので突入を望まない。ゆえに人質を保護する側にある警察を敵対視する心理に陥る。このような恐怖で支配された状況において、犯人に対して反抗や嫌悪で対応するより、協力・信頼・好意で対応するほうが生存確率が高くなるため起こる心理的反応が原因と説明される。
9年間の監禁 少女はなぜ逃げられなかったのか
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/2000/9nen/naze.html
ある人が考えるストックホルム症候群を生み出す4つの要因
http://www.tomabechi.jp/archives/50246291.html
1.死の危険性を感じる程の強い恐怖体験
2.トランスと呼ばれる程度に強度な変性意識状態
3.犯人そのものには強い恐怖心を抱かない状況
4.最低でも1週間以上の長期間の接触
前述の回答者の方と一部重複しますが、質問者が提示された環境設定では、被害者女性がストックホルム症候群を呈したとは言い難い様に思われます。
・死の危険性を感じる程の強い恐怖体験を得ていない
・被害者女性を助ける側(警察など)からの心理的抑圧がない
(ストックホルム症候群では、犯人側に組したくなる様な強力な心理的カウンターの存在が特に重要と思われます)
・犯人の心情を理解する機会があったかどうかが不明
むしろ、
・閉鎖環境で被害者女性のパーソナルスペースが断続的に侵されたことで頻回に不安状態が惹起された
・不安にさせているはずの誘拐犯が被害者女性に優しく接する事で「つり橋理論」に近い状態が生まれた
・自由がない中で、犯人に外的情報の全てを頼るしかないという依存状態
・誘拐された不安に対する心理的バランスをとる為に、優しい誘拐犯を徐々に受容していった
・長期間の軟禁によって心理的防御が解かれてしまい、逃げる意欲が奪われた
これらの点を考えると、”洗脳”に近い手法だと思います。
御粗末さまでした。
なるほど。よくわかりました!
ありがとうございます。
これは「完全なる飼育」竹中直人主演の映画ですね。
この映画はシリーズ化されていて
ストックホルム状態なエンディングもあれば
ストックホルム症候群とみせかけて
最後の最後で脱出するエンディングもあるので
面白いですよ。。。。
ストックホルム症候群とは
人間の防衛本能によるものと推測します。
逃げ場が無い場所で
行動の全てを管理された状態で
圧倒的なストレスから逃げる為に、冷静な判断を司る脳の一部を停止させ
身の安全を確保=犯人に好かれたい気持ち
という状態だと思います。
多重人格障害なのかもしれませんね。
なるほど。
既に同じような脚本があったんですね。
とても分かりやすいです。
ありがとうございます!
なるほど。
じゃあこの映画で感動してもそんなにバカじゃないですね。
ありがとうございます。
>監禁から5年後、自分に行為を持ってくれたその女性を監禁から解放しました。
ちょwwww間違えたww
「自分に好意をもってくれた」の間違いです。。