Oracle Database 9iR2 のサポート期間が、ライフタイム・サポートの適用下で無期限延長を受けられるようになりました。
http://www.oracle.co.jp/2shin/ora83/14_15.html
こんなとき、既に市場には Oracle Database 11g が出回っているにもかかわらず、企業のサーバ・アーキテクチャ、例えば Windows Server 2003 R2 x64 などで 9iR2 ⇒ 11g にアップグレードするというインセンティブは働きにくいのではないかと考えてしまいます。
オラクル社としてはサポート料収入がありさえすればビジネスとして成り立つという算段はあるのでしょう。しかしながら、アーキテクチャの陳腐化のリスクを抱える中で Oracle Database のサポート・ポリシーが上記のようでは、とくにこれといった新バージョン(10gR2 or 11g)へのアップグレード・メリット(パフォーマンス向上など)を提示できない以上、アップグレードを勧めづらくなります。
皆さんは、どのように Oracle Database のアップグレードを進めて(勧めて)おられるでしょう?お知恵を拝借させてください。
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