THEME:「絵」「方角」「トイレ」+「言い伝え&おまじない」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。イエと日々に幸運を呼ぶ、幸せを招く、ちょっとハッピーな気分になる、そんな暮らしのサプリを生み出していきませんか? 衣食住、ヘルスライフ、リラックスタイム、生活習慣のコト…。毎回3つのテーマに沿って、幸せになるライフサプリ、そこにこめた思いや願い、由来とともにメッセージ下さいね。
※日本と世界の言い伝え&おまじないも常時募集しています!
サプリ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080521
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#SapriF
※今回の「いわし」ご投稿は5月26日(月)正午で終了とさせて頂きます。
家紋も集めてみると、なかなかデザインの凝ったものが多いですよね~。それにしても、ペットのマークも家紋に出来るとは!!名刺に入ってたら話題になりますね(^^)
他のツリーに漢字はアートという内容がありましたが、こういうモチーフの和素材アートも楽しみたいものです♪
日本にはそれは様々な家紋が存在すると思いますが、どれも洗練されたすばらしいデザインですね。いったい誰がデザインしたものなのでしょう。それぞれの家紋ごとに作った人は違うと思いますが、どれも本当にすばらしい芸術性を感じます。
わが家では、紋付きは父と母は違う家紋を用いています。母のが女紋というものなのでしょうか。おそらく祖母から受け継いだ紋なのだろうと思います。今度詳しく聞いてみたいと思います。
私紋は、噺家の三遊亭円丈さんのローリング・ストーンズのベロマークなどがそれに当たるのでしょうか。というか、落語家は自分の家の紋ではなく、師匠から受け継ぐ一門の紋を付けることが多いみたいですね。
家紋にわんこのにくきゅう紋・・・すごくかわいいですね(^^*
にゃんこの爪とぎ跡(?)とかもいいかなとか思います、鳥の足跡とかも^^
家紋は血脈を示す象徴ですが、家紋とは別に自分のシルシとしての新しい私紋を持ったりするのも楽しいですね。
昔は紋付きの着物ばかりでなく、袱紗や風呂敷などの持ち物にも家紋を染め抜くことがあったそうですが、女性はそこに女紋を使うこともあったそうですし、特に受け継ぐ女紋を持たない人や、新たな自分らしさを表現したい人は、自分独自の私紋を自分自身でデザインして、それを使うこともあったと聞いています。
今の時代はジェンダーフリーですから、男も家紋とは別に、自分独自の紋を持ってもいいですよね。紋付きには先祖から伝わる家紋を、持ち物には自分を象徴する私紋を、なんていうのも粋なものではないかと思います。
私なら、そうだなあ。にゃんこの顔紋なんていいなあ。あるいは「地球にピースマーク」なんていうのもいいかもしれません(笑)
自分のイエの家紋ってご存知ですか?
家紋はみなさんのイエに必ずあると思います。これはもともと戦場で敵味方の区別がつくようにということで、花・植物・動物・文様・調度類などをデザイン化したものです。私が得意な!?鎧や陣笠には家紋がついています。そしてご先祖さまから綿々とうけつがれていくイエの象徴そのものです。
基本的には着物につけたり、お墓にいれたりするのが普通で、あまり普段はなじみがありませんが、最近ちょっと人気がでてきたようですね。しかも洗練されたデザインが海外からも評価を受けているようです。そういえば、ヴィトンのモノグラムは、日本の家紋をモチーフにしているというのは有名な話です。
有名なのは、黄門さまの印籠についている徳川の紋(三つ葉葵)とか、真田氏の紋(六文銭)、蜂須賀氏の「卍」などがあります。またかわいい千鳥の紋なども。
私は着物をよく着るのと戦国好きな関係上、ものごころついたときには、父方と母方の家紋を知っていました。
そして自分が喪服を作るとき、家紋を入れました。結婚前に作ったので、実家の紋(五三ノ桐)です。結婚後は、ダンナ方の紋になるので、(違い鷹ノ羽)になりました。
どちらもよく使われている家紋なので、めずらしい柄の家紋をうらやましく思っていました。
しかし、家紋について調べていくうちに家紋にもいろいろな種類があるのだということを知りました。
イエの家紋は男性が代々受け継いでいくので、男紋とも定紋ともよばれます。
しかし、女紋というものも存在するのです。私のイエには伝えられていなかったので知りませんでした。この女紋も地域によっていろいろ解釈が違うようです。
○着物につける場合、男紋は一寸、女は五分五厘というように家紋のサイズをあらわす場合(女性のほうが若干小さくいれるのが一般的)
○祖母→母→娘に、イエの女性にうけつがれていく紋(母譲りの紋)
○家紋から丸を外した紋
○通紋(女性なら使ってよい代表的な紋)
などなどです。
女紋が残っているのは、西日本に多いのだとか。
女性だったらだれでも使える紋
・五三ノ桐
・蔦
・揚羽蝶
紋をいれる着物を作るとき、家紋がわからない時はこの3つのうちのどれかをいれるそうです。
でも五三ノ桐はうちの家紋。代用紋みたいでちょっと・・って思っていました。
母譲りの紋は、女性だけが受け継がれる紋です。これらは婚家からもどってきた場合でも使えます。また、「悪霊は背後から忍び寄る。背中の紋はその守りである」という言い伝えがあり、嫁ぐ娘に祈りを込めてこの紋を持たせたそうです。もしかしたらイエはてなのみなさんのおうちにもこの紋があるところがいらっしゃるかも。
でもこれを知ったとき、女紋って嫁いでいかなければならない娘に送れる財産なんだなぁ・・、母の愛みたいなものを感じました。
そこで、わたしも母譲りの紋を探してみようと思いました。すぐにわかるのは祖母までですが、桔梗紋です。公の席にはつけていくことはできませんが、祖母からの紋も大切にしたいと思います。
家紋を調べることは、自分のイエのルーツを調べることにもなります。女紋を調べていったら、母方のご先祖さまを知ることができると思います。
しかし、新たにに紋を作ることも可能です。私紋といって代々継承はせずに、本人のみの紋として使うことができます。
私の友人はペットのワンコの肉球を私紋にして、着物にこの紋を入れていました。団子三兄弟のような串にささった団子をシャレで紋にしている人もいます。
自分だけの紋をつくって楽しむのもいいですね。
紋は立派なデザインなので、Tシャツのワンポイントにしたり、手芸の模様にしたり、名刺につけたり、といろいろ応用が可能です。
うちには好きな武将の家紋入りのお猪口がいくつかあります。
最近は結婚式もお葬式もレンタルなどで自分の紋ではない紋をつけることが多く、ちょっと残念ですが、代々続く家紋を大事にしていきたいなと思いつつ、今の時代は家紋のデザイン性を重視して楽しんでいくものに変化していったんだなぁと思います。