応援したい官僚ってどのくらいいるのでしょうか？　境真良さん　を私思い浮かべます。

http://www.hemri21.jp/awaji-conf/forum_j/data/profile2007.html

　経済産業省の江崎　禎英さん。

　初めてお会いしたのは、２０００年問題に関する講演で講師をされた時ですが、内容は自治体や我々メーカーへの批判と皮肉が含まれていて聞いているこっちの方がドキドキしましたね。

どんなに高性能なエンジンであってもブレーキの効かない自動車は欠陥車です。

官僚もそれと同じです。官僚は政治家ではありません。単なる公的奴隷・パブリックサーバントにすぎません。どんなに優秀な官僚でも、その上に立つ国民の代表者・政治家の指示命令に従わない官僚、法律に従わない官僚は、たとえ特別職・政治家の指示が間違っていて国民に被害をもたらすものだったとしても、無能な官僚です。

法と命令に忠実であることが官僚の条件ですから、その条件を超えるような言動をとる官僚は、政治家としてなら優秀かもしれませんが、官僚として応援するわけにはいきません。官僚に必要なのは能力であって、主義主張ではないのです。極端な話、主義主張が極端な少数派であったとしても、官僚としての能力を発揮するならそれで良いのです。

国家公務員(官僚)と呼ばれる人は、324,281人いますが、そのどれも日本にとって必要な人材です。官僚の全員がその能力を最大限に発揮することが、国民生活の安定につながります。わたしたち国民は、特定の主義主張に人件費を支払っているのではありません。能力に対して人件費を支払っているのです。

懲戒に値する不始末をしていないかぎり、あるいは能力が極端に劣っているのでないかぎり、官僚の全員を応援すべきでしょう。

ゆえに、応援すべき官僚は324,281人ということになります。

http://www.mof.go.jp/seifuan20/yosan011.pdf