THEME:「郷に入ればナントカ!さまざまな国や地方の習慣」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエ・ルポルタージュ“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか? 愛するマチ、好きな風景、家族とのエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのミニストーリーが集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい! 毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080606
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は6月12日(木)正午で終了とさせて頂きます。
七夕人形は地域の活性化に役に立ち、それぞれの役目を担っています。
照る照る坊主の様な祈願と象徴。
そして、親しみと信仰を兼ね備えているのですね。
七夕は桃の節句、端午の節句と並ぶ節句の一つ。なのに七夕は笹飾りだけで、人形は飾らないなあと思っていたのですが、あったんですね、七夕人形!!
軒に下げて風に厄を吹き流させるというのが、とてもいい感じです。そうですか。長野・山梨に伝わる風習なんですね。でも山梨には知り合いが多いけど、聞いたこと無かったなあ。やはりかなり限定された地域の習慣なのだろうと思います。ちょっと分布などを調べてみたくなってきました。
ちょっと調べてみました。
山梨は甲府の一部、山梨・笛吹・勝沼・塩山のあたりで行われているようですね。
こちらに分布図がありました。
http://www.geocities.jp/seijiishizawa/NewFiles/orusuisan.html
紙の人形に布で着物をつくって着せたものや、私がひな祭りのときにつくった和紙の雛人形のかたちに袴をはかせた感じのものとかありますね。
すごく楽しそうです。今年の七夕には再度雛人形を作って飾ってみよう。
そしてこういう風習はずっと守ってほしいですね。
長野や山梨には、七夕人形というのを飾る地域があります。
土地によってお人形の形は少しずつ違うようですが、
だいたいが流し雛のような簡易なお人形で、
それを軒先や窓辺に吊して風に吹かせることで厄をはらってもらいます。
地域によってはお雛様そのものといった形の紙人形もあります。
水に流して厄を持っていってもらう流し雛ときっと同じ起源なのでしょうね。
七夕に人形を飾る習慣は全国的にはめずらしいと思いますが、
松本市の日本民俗資料館というところに所蔵されている七夕人形は、
国の重要民俗資料にも指定されている歴史のあるものだそうです。