そのオケは弦の人数が少ないので一人で弾かなければならない所がよくあり、音がずれたり抜けたりするとと目立ってしまいます。さらに次回の曲が現代音楽で難しいのです。
個人練習ではなんとなく弾けたように思っても、合奏では合わせて弾くことができず途中で止まってしまいます。
合奏で合わせるとき、また指揮を見るときはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。
個人練習でも指揮に合わせて弾けるようにするにためによい練習方法があるでしょうか。
よいアドバイスがございましたら教えてください。
Google音大大学院まで出て、音楽関係の経営業をしています。
アマチュアは、正しく音を押すことを重視しますが、プロは曲の流れを重視します。例えば、一度流れだした曲と言うのは、指揮棒をずっと見ていなくても、指を間違えても、「流れに沿うこと」が最も重要なことです。
だから、たとえ違う音を弾いても、あなたが曲に乗って弾くことを心掛ければ、周囲には非常に上達した様に感じます。
もう一つ、自主練では弾けて、合奏では弾けないのは、あなたが一定のテンポでしか対応できないからだと思います。(これも続けていれば自然に解消します)
対処法として、上記のことを心掛けて、例えばメトロノームを使い、同じ楽譜を様々な速さに変えて弾く練習等が効果的です。その際、指をあまり意識せず、間違っていても、リズムに乗ることの方を重視してみて下さい。
ご回答ありがとうございました。
流れにのることを意識するとよいのですね。まだ弾くのに精一杯でそこまで余裕はないのですが。今度の練習では曲の流れをイメージするようにします。メトロノームできちんと拍子をとって弾くとよいのですね。レッスンのエチュードでは使っていますので曲の練習でも活用します。
あまり指揮ばかりに注意するのではなく、全体に目を配ると良いのではないでしょうか。
「一人で弾かなければならない所」というのがソロなのかソリなのか分かりませんが、
チェロトップであったり、コンマスであったりのボウイングを良く見て、あわせるようにすると良いと思います。
またトップはアインザッツ(合図)を出していると思うので、それを見失わないようにしましょう。
個人練習の時にはフレーズ感に注意すると良いと思います。
フレーズのポイントポイントがしっかりと押さえられていたら、一度落ちてしまっても(止まってしまっても)
すぐに復帰できるようになると思います。
あとは「なんとなく」ではなく弾けるように練習してください。
是非、頑張ってください。
URLはダミーです。
回答ありがとうございます。
ソロではなく、チェロが1人しかいない、最悪コントラバスもいない場合があるので低弦のメロディーを一人弾きということがあるのです。フレーズのポイントとはよく出てくるメロディーのことでしょうか。意識するようにします。そうですね、なんとなくではなく一人でもきちんと弾けるよう練習します。
ほかの方が述べていますがまずは個人練習の際にメトロノームを使うといいと思います。
現代曲の種類によっては使えないかもしれませんが。
プロでも使う方法です。
まずは自分のリズムをしっかり把握すると、ほかの人にも合わせやすくなります。
それからフル・スコアを少しでも見て(安く手に入ります)、周りが何をやっているか把握することや、CDなどから耳で自分のパートを追うことも勉強になると思います。
あとは、もしも足でカウントをして練習していろのなら、妨げになるので出来るだけやめた方がいいです。
頑張ってください。
↓少しは関係あるかな。
回答ありがとうございました。メトロノームを活用して練習しようと思います。リズム感がちょっと足りないので・・まだ把握できませんががんばります。
ポケットスコアは買いました。もっときちんと読み込むようにします。
リンク先を見ました。やはり世界の名指揮者はすごいのですね・・。
誤奏と完奏 ~ 指揮者も奏者も、総譜の分析が基本です ~
プロのオーケストラは、どれも似ているが、素人のオーケストラは、
とりどりに演奏する。ひどくごたついて、われがちに終りたがる。
(トルストイ《アンナ・カレーニナ》冒頭の惹句をもじって……)
はるかむかし、ベートーヴェンの《エグモント序曲》を、フルスコア
から写譜・分譜して練習を積みあげたことがあります。
指揮者として、きわどい決断によって、かろうじて完奏できました。
玉石混交のメンバーは、正規のオーディションなら、ほとんど不合格
だったでしょう。しばしばとんでもない異音・雑音を出すので、むしろ
途中で止めてくれたほうがマシ、という水準だったのです。
練習では、数ヶ所のキッカケ部分にしぼって、周知徹底しました。
つぎに、奏者の苦手な部分を“見切り千両”と称してバッサリ削除、
部分的に他の類似楽器と差しかえるなど、数回にわたり完奏しました。
これで安心して、最終的に、プロのOB指揮者に委任し、みずからは
チェロの首席を担当しました。すると、なんたることか、あの悲劇的な
主題で、キッカケをつかみそこね、総崩れになってしまったのです。
わたし自身の練習不足で、いま思いだしてもゾッとする記憶ですが、
アマチュアの場合、途中はともかく、要所要所で足並みをそろえられる
よう、入念な打ち合わせが必要ですね。
本番では、メンバーを練習と同じ気分にもどすことに専念しました。
メトロノームはもとより、足踏みステップも使いませんでした。
いかなる名曲も“チィチィパッパ”のように聴こえてしまうからです。
どんな曲にも固有の緩急(rubato)が存在するので、よほど単調で、
長々しい伴奏の反復でなければ、譜面にしがみつく必要はありません。
指揮者も奏者も、楽譜なしでも、実はかなりの部分を記憶しています。
ついでながら、アマチュアにかぎらず、出てくる音に合せて振ったり、
背後の聴衆を意識してシナをつくる指揮者が少なくありません。
さらに、指揮者を尊敬しすぎる奏者もいますが、たいがいは俗物です。
Osborne, John James《怒りをこめて振り返れ 1956 ESC初演》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19711126
あまちゅあ・かっぽれ adlid
回答ありがとうございました。
そうですね、本当は弦パートのメンバーできちんと打ち合わせができると
よいのですが月2回程度の練習で仕事等もありなかなか集まらないというのが実情です。まだ初心者なので曲のイメージがつかめないのですが。。
リンク先のコラムは面白かったです。そんなものなのですね。。
オーケストラでの演奏では指揮と楽譜だけ見ていたのではよい演奏はできませんが,
次の点に注意して少しずつ練習を重ねていくことをお勧めします。
個人練習は極めて重要です。弾けない部分をピックアップして,ゆっくりのテンポ
から練習を繰り返すことは重要です。
しかし,合奏では自分の都合で途中で休憩することはできません。また,間違った
からといって曲が止まるわけではありません。間違えても最後まで止まらずに弾き
通す練習も必要です。休符をカウントすることも思いのほか重要です。次の出の
アウフタクトの弓の準備が曲のテンポや曲想とズレていたのでは,出が合いません
(音は常にテンポ通りに出すとは限りません)。管楽器奏者や歌手と同じように,
弦楽器奏者も曲に合わせて息をすべきです。そうすることによって出を合わせ
やすくなります。
メンバーが少ないため,一人弾きになってしまうことがあるようですが,先輩が
いる場合は弓の使い方(必要以上に弓を多く使うと弓が足りなくなります)を
よく見てまねして下さい。
合奏で,もし落ちても(自分が間違えて止まっても)すぐに復帰してください。
指板から左手を離してはなりません。右手もスタンバイしたままで,目で楽譜を
追って下さい。次のフレーズや次の小節の頭から,とにかく復帰しましょう。
現代音楽は他の楽器が何をやっているのかを理解していないと,雰囲気では合わせ
られません。スコアを買って自分のパート譜に参考になる他のパートの楽譜
(ガイドと言います)を書き込みましょう。どのような流れの音楽のどの部分を
自分が受け持っているのかを理解することが大切です。
ダミーURL http://q.hatena.ne.jp/
回答ありがとうございました。具体的な示唆でとても参考になりました。
速い箇所は最初は無理に急がずゆっくりから練習するとよいのですね。
たまに上手な方がエキストラで参加してくださるので、その方の弓使いを
参考にするといいみたいですね。
また、落ちてしまったらまず復帰することを意識するようにしたいと思います。
まだ時々自分がどこを弾いているのかがわからなくなってしまうので・・。
もっとスコアを読み込むことが必要ですね。
ご回答ありがとうございました。レッスンの先生にもある程度経験を積まないと難しいとは言われました。練習に参加してなれるようにしたいと思います。