http://eco.town.hikawa.shimane.jp/contents/kidsprogram/earth/pdf/463D3.pdf
上のPDFによると二酸化炭素を熱湯中に入れておくと、空気よりも温度上昇が早いということなのですが、これはどうしてなのでしょう。
温室効果ガスは赤外線を吸収しやすいということだったと思うのですが、熱湯からも赤外線が出ているのでしょうか。
赤外線が出ています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%A4%96%E7%B7%9A
赤外線は物体からは必ず放射されている(黒体放射)。すなわち熱線としての性質を持ち、高い温度の物体ほど赤外線を強く放射する。また、放射のピークの波長は温度に反比例する。室温20℃の物体が放射する赤外線のピーク波長は10μm程度である。
http://www.mapletown.ca/column/?column_id=10560
http://www.nies.go.jp/social/seminar/H13/pdf/0111_matsunaga.pdf
当然、人間からも赤外線が出ています。
通常は、赤外線が出ているとは言わずに、熱放射が行なわれているといいます。
理科で熱が伝わる方法には熱伝導、対流、熱放射の3つがあると教わるうちの熱放射が、赤外線の放出に当たるのです。
魔法瓶(ポット)の内側が、鏡になっているのを見たことがあると思いますが、あれはお湯から発生する熱放射を反射してポット内に閉じ込める事によって、お湯が冷めるのを少しでも減らすためにしてあります。
PDFの説明には、その辺の事が書いていないので、なぜ温室効果ガスの効果が見られるのか理解し難いですね。
酸素や窒素は熱放射を吸収しないが二酸化炭素は吸収するということも書いてあった方が良いと思いました。
赤外線が出ています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%A4%96%E7%B7%9A
赤外線は物体からは必ず放射されている(黒体放射)。すなわち熱線としての性質を持ち、高い温度の物体ほど赤外線を強く放射する。また、放射のピークの波長は温度に反比例する。室温20℃の物体が放射する赤外線のピーク波長は10μm程度である。
http://www.mapletown.ca/column/?column_id=10560
http://www.nies.go.jp/social/seminar/H13/pdf/0111_matsunaga.pdf
当然、人間からも赤外線が出ています。
通常は、赤外線が出ているとは言わずに、熱放射が行なわれているといいます。
理科で熱が伝わる方法には熱伝導、対流、熱放射の3つがあると教わるうちの熱放射が、赤外線の放出に当たるのです。
魔法瓶(ポット)の内側が、鏡になっているのを見たことがあると思いますが、あれはお湯から発生する熱放射を反射してポット内に閉じ込める事によって、お湯が冷めるのを少しでも減らすためにしてあります。
PDFの説明には、その辺の事が書いていないので、なぜ温室効果ガスの効果が見られるのか理解し難いですね。
酸素や窒素は熱放射を吸収しないが二酸化炭素は吸収するということも書いてあった方が良いと思いました。
丁寧な回答ありがとうございました。
URLも参考にさせていただきます。
熱湯からも赤外線がでるかということであれば、出ます。地球上にある物質すべてから出ます。
回答ありがとうございました。
ヤカンに水を入れ火にかけると、ヤカンは熱いのに中の水は冷たいという経験はございますか?
これは、ヤカン(金属)と水の熱伝導率が違いから起こる現象です。
熱伝導率というのは簡単に説明しますと「温まりやすさ」「冷めやすさ」と言えるでしょう。
http://nkiso.u-tokai.ac.jp/phys/matsuura/lecture/heat/contents/b...
気体にも同様な性質があります。
純粋な二酸化炭素と空気では熱伝導率が異なります。
このことが実験結果の温度上昇速度の違いに現れました。
(残念ながら二酸化炭素の熱伝導率は見つけられませんでしたが・・・)
上記URLですと熱放射にあたるように思ったのですが、熱伝導なのでしょうか。
ありがとうございました。
丁寧な回答ありがとうございました。
URLも参考にさせていただきます。