現実の世界からは全く想像できない程かけ離れているため理解するのも困難な世界の話だけど、

その世界観自体はとてもしっかりしている作品を教えてください。小説でもアニメでも。

例えて言うなら、僕が平安時代の人間だとして、その僕が攻殻機動隊を観たときに覚えるような感覚、
そういった感じを味わえる作品です。

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  • 終了:2008/06/27 09:13:04
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ベストアンサー

id:kanan5100 No.5

回答回数1469ベストアンサー獲得回数275

ポイント21pt

方向性としては3つ考えられます。

まずは難解な現代物理を使ったハードSF。2番の方が挙げた『ディアスポラ』と同じ路線ですね。この路線だとグレッグ・イーガン『順列都市』、グレッグ・ベア『永劫』、石原藤夫『宇宙船オロモルフ号の冒険』などがあります。ただ所詮は現代人が現代人向けに書いているわけで、まったくわからないということはないでしょう。

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

 

もうひとつは、現代日本とは時代も場所もかけ離れた、まったく異なる文化の中で書かれた物語。たとえばラブレー『ガルガンチュワ物語』、『マハーバーラタ』など。同じ日本とはいえ『源氏物語』なども、当時の常識を共有していない我々には、注釈なしで読むのは困難でしょう。

ガルガンチュワ物語―ラブレー第一之書 (岩波文庫)

ガルガンチュワ物語―ラブレー第一之書 (岩波文庫)

  • 作者: ラブレー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

 

最後は、独自の世界に生きていた人物が書いた作品。『シュレーバー回想録』はパラノイアを発症したドイツの裁判官が書いた本ですが、その内容は異様でありながら非常に理論的で、独自の論理に貫かれています。

シュレーバー回想録―ある神経病者の手記 (平凡社ライブラリー)

シュレーバー回想録―ある神経病者の手記 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: ダーニエール・パウル シュレーバー Daniel Paul Schreber 尾川 浩 金関 猛 石澤 誠一(解題)
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • メディア: 単行本

id:skinheadbutt

たくさんありがとうございます。

そうなんですよね、そこなんです>所詮は現代人が現代人向けに書いている

なので、普通のSFでは条件に合うものってなかなか無いですよね。

オロモルフ号の冒険はいいかも。


源氏物語やガルガンチュワは、考え方としてはいいんですけど、どちらも知ってましたし、

読んだ時に衝撃をうける程ではないものでした。

まあ、彼等より未来に生きてるんで、なんとなくでも予備知識がありますからねぇ…仕方ないですけど。


最後のシュレーバー〜は、いいですね。とてもいい感じです。読んでみます。

2008/06/21 11:36:15

その他の回答14件)

id:nise428 No.1

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

ポイント7pt

小説で小野不由美の十二国記シリーズ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%9...

id:skinheadbutt

十二国記はアニメで観ました。

だけど、普通のファンタジーっていう感想です。

質問文の例えにあるような感覚は到底感じることができません。

2008/06/20 18:31:09
id:maru_test_maru No.2

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント14pt

グレッグ・イーガンのSF小説、『ディアスポラ』はどうでしょう?

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%...

ソフトウェア化された人類という設定は、攻殻機動隊と同一線上にある設定かもしれませんが、「情報体としての生命」、「多次元宇宙」といったモチーフも楽しめます。

小説内の世界観や諸々の設定もしっかりと構成されていると思います。

ただ、「平安時代の人が攻殻機動隊に感じる感覚」に匹敵するショックを受けられるかどうかは・・・微妙ですね。

id:skinheadbutt

ありがとうござます。

読んでみたいと思いますけど、

確かに>「平安時代の人が攻殻機動隊に感じる感覚」に匹敵するショックを受けられるかどうかは・・・微妙

な気がします…

2008/06/20 18:34:40
id:Kakeru No.3

回答回数727ベストアンサー獲得回数17

ポイント21pt

沼正三の小説、「家畜人ヤプー」は、いかがですか。

一般には「SM」のイメージが先行していますが、パラレルワールドものとしても、なかなかにハードなSFです。

ただし、この作品が下敷きにしているのが大東亜戦争後の日本の社会だということを考えた途端に、ちょっとガッカリさせられてしまうのですが、そこに目をつぶれば、社会や歴史のシミュレーション、パロディとしてのおかしみがある作品です。

家畜人ヤプー(第1巻)

http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0259deae.17b0e506.04572363.28959...

id:skinheadbutt

おー、これはなかなかスゴそう。よさげです。

そっち系の方には有名な本なんですかね。

ぜんぜん知らなかった。

ありがとうございます。

2008/06/21 10:51:54
id:KASU44 No.4

回答回数282ベストアンサー獲得回数1

ポイント7pt

映画 マトリックス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8...(%E6%98%A0%E7%94%BB):title]

映画 スターウォーズ

スター・ウォーズの鉄人!


というところでしょうか?難しい質問ですね。

id:skinheadbutt

うーむ、この辺の作品は想像できないってことでもないんですよね。

逆に想像しやすい部類です。

2008/06/21 10:53:10
id:kanan5100 No.5

回答回数1469ベストアンサー獲得回数275ここでベストアンサー

ポイント21pt

方向性としては3つ考えられます。

まずは難解な現代物理を使ったハードSF。2番の方が挙げた『ディアスポラ』と同じ路線ですね。この路線だとグレッグ・イーガン『順列都市』、グレッグ・ベア『永劫』、石原藤夫『宇宙船オロモルフ号の冒険』などがあります。ただ所詮は現代人が現代人向けに書いているわけで、まったくわからないということはないでしょう。

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

 

もうひとつは、現代日本とは時代も場所もかけ離れた、まったく異なる文化の中で書かれた物語。たとえばラブレー『ガルガンチュワ物語』、『マハーバーラタ』など。同じ日本とはいえ『源氏物語』なども、当時の常識を共有していない我々には、注釈なしで読むのは困難でしょう。

ガルガンチュワ物語―ラブレー第一之書 (岩波文庫)

ガルガンチュワ物語―ラブレー第一之書 (岩波文庫)

  • 作者: ラブレー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

 

最後は、独自の世界に生きていた人物が書いた作品。『シュレーバー回想録』はパラノイアを発症したドイツの裁判官が書いた本ですが、その内容は異様でありながら非常に理論的で、独自の論理に貫かれています。

シュレーバー回想録―ある神経病者の手記 (平凡社ライブラリー)

シュレーバー回想録―ある神経病者の手記 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: ダーニエール・パウル シュレーバー Daniel Paul Schreber 尾川 浩 金関 猛 石澤 誠一(解題)
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • メディア: 単行本

id:skinheadbutt

たくさんありがとうございます。

そうなんですよね、そこなんです>所詮は現代人が現代人向けに書いている

なので、普通のSFでは条件に合うものってなかなか無いですよね。

オロモルフ号の冒険はいいかも。


源氏物語やガルガンチュワは、考え方としてはいいんですけど、どちらも知ってましたし、

読んだ時に衝撃をうける程ではないものでした。

まあ、彼等より未来に生きてるんで、なんとなくでも予備知識がありますからねぇ…仕方ないですけど。


最後のシュレーバー〜は、いいですね。とてもいい感じです。読んでみます。

2008/06/21 11:36:15
id:spook7 No.6

回答回数3ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

ちょっと方向性が違うかもしれませんがこういうのはどうでしょう。

「家畜人ヤプー」

http://d.hatena.ne.jp/asin/4877287817

世界観はこれでもかというぐらいしっかりしています。

設定だけみるとよくあるSFととれるかもしれませんが

かきこまれるディティールを追っていくうちに

読み手である自分までもがまるでただの肉のブロックであるような感覚に襲われる、

感覚がねじ曲がるような未知の読書体験ができます。

私は宇宙船で船酔いしたらこんな感じだろうかと目を回しながら読みましたよー。

id:skinheadbutt

お、boojumさんのコメントを含めて3票目獲得の「ヤプー」ですね。

これはやっぱりよさそうですね。


ぶっちゃけ、お話として面白いかどうかはどうでもいいので(世界設定が緻密であればそれだけで面白いとも思えるので)

悪趣味でもなんでもどんとこーいです。

2008/06/21 11:11:17
id:nectaris No.7

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

家畜人ヤプーなどはいかがでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%95%9C%E4%BA%BA%E3%83%A...

黄色人種が家具として使用される社会の話です。

価値観、文化等結構ずれていると思いますが。

id:skinheadbutt

わ、4票目…

これってやっぱりメジャーなんですね。

2008/06/21 11:11:52
id:amasakiiori No.8

回答回数95ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

どちらも小説です、

竜の卵 (ハヤカワ文庫 SF 468)

「竜の卵」なんていかがでしょうか。

地球とは重力と時間の速度が全く異なる星の話で、そこでの知的軟体生物の歴史と人類とのファースト・コンタクトが描かれます。

重力の使命 (ハヤカワ文庫 SF (602))

重力の使命 (ハヤカワ文庫 SF (602))

  • 作者: ハル・クレメント
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「重力の使命」。

これも設定的にはよく似てます。人間とは全く別な生物が主人公の話で、振るいながら、設定もしっかりしてますよ。

id:skinheadbutt

どちらも普通に面白そうなSFなんで読んでみたいですが、質問のような感覚を感じられるでしょうか。

2008/06/21 11:27:56
id:castle No.9

回答回数1011ベストアンサー獲得回数12

ポイント20pt

ベルゼバブの孫への話―人間の生に対する客観的かつ公平無私なる批判

ベルゼバブの孫への話―人間の生に対する客観的かつ公平無私なる批判

  • 作者: 浅井 雅志 G.I.グルジエフ
  • 出版社/メーカー: 平河出版社
  • メディア: 単行本

世界観がしっかりしているのかどうかはわかりませんが、下の解説だけで頭がくらくらしました。

・松岡正剛の千夜千冊『ベルゼバブの孫への話』ゲオルギー・I・グルジェフ

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0617.html

 

そういえばこれも変わった小説でしたね。

虚航船団 (新潮文庫)

虚航船団 (新潮文庫)

  • 作者: 筒井 康隆
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

id:skinheadbutt

いいですね、どちらも。カオスっぷりがたまりません。読まねば。

2008/06/23 09:14:42
id:Gay_Yahng No.10

回答回数724ベストアンサー獲得回数26

ポイント13pt

まあ、「無い」って言うのが答えなんだろうね。

価値観の違う、共通の認識が無いものには共感できないし、共感できないもの理解できないものの世界設定が正しく、うまくできているかは「こちら側」の人間には判断はできない。

せいぜい、こういう考え方で世界を構築することもできるのだな と言うSF小説の世界設定でしかない。読者に読ませるにはその中にも現代の感覚で理解できることに「翻訳」していかないといけない。

で、翻訳しちゃうとなんとなく面白くなくなっちゃうんだよね。

 

最近読んで面白かったのは

rakuten:book:11836716:detail

「AIは人間とは違うものです。」

AI側からみると人間と言うのはこういう風に見えるのかと言うとこが面白いよ。

 

あと古いけど。

ドリームマスター

著 者 ロジャー・ゼラズニイ 浅倉久志

ハヤカワ文庫 SF433

 

まあ、いずれにせよそんなに破壊力は無いけどね。

id:skinheadbutt

例えば最先端の量子力学の理論とかを読んでも、物理や数学が一般人レベルの僕には

共感とか理解とかは難しい。だけど、読めば読むだけ、量子とか宇宙とかの概念、世界観を

驚きをもって感じることができます。意味わかってなくても面白いんですよ。

とにかくスゴサだけは伝わってくるというか。

2008/06/23 09:22:59
id:fate-schicksal No.11

回答回数17ベストアンサー獲得回数0

ポイント6pt

「ドラえもん」はダメですか?

http://dora-world.com/index.html

id:skinheadbutt

ドラえもんは既に僕の心の奥底にまで染み入っているんで

ダメです。

2008/06/25 09:31:49
id:Neko-Manma No.12

回答回数24ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

北方謙三の ブラッディドールシリーズ

      挑戦シリーズ

      約束の街シリーズ

      老いぼれ犬シリーズ

なんかと いかがなものか?

自゛分としては 心震える。が、

絶対 こんな男たちなんて いやしねーよ。という非現実的な・・・

http://homepage3.nifty.com/biyaku/BD/guide/introdition.htm

id:skinheadbutt

あは、北方謙三ですか。

ちょっと求めているものと向きがちがいますねぇ。

2008/06/27 08:58:01
id:YOSIZO No.13

回答回数64ベストアンサー獲得回数1

ポイント13pt

「あなたの人生の物語」なんかどうでしょう。

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: テッド チャン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

id:skinheadbutt

あー、おもしろそうですね。

けど、僕が読んで衝撃をうけるというより、作中の人物がそうであるような感じですかね。

2008/06/27 09:00:44
id:guffignited No.14

回答回数361ベストアンサー獲得回数14

ポイント13pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A...

『諸世紀』っていうのはどうでしょうか。

ちょっと意味合いが違うかもしれませんけれど

この本の解釈としては「例えば私たちが500年後の未来を見たら、江戸時代の人が車や携帯電話を見るようにそれは一体何なのか理解に苦しむだろう。そして、それを表現する際それは一見意味不明な、意味を計りかねる言葉の羅列になるのではないだろうか」

という解釈もありますから

もしかしたら、その「呆然とするほど理解を超えた作品」に当てはまるのではないかと

id:skinheadbutt

なるほど。

これはちゃんと読んだことないです。

これのちゃんとした日本語翻訳本ってあるんですか?

余計な考察とか、誤訳のないやつ。

2008/06/27 09:04:21
id:ilovebook No.15

回答回数4ベストアンサー獲得回数1

ポイント13pt

椎名誠の「水域」を挙げます。

読んだのは随分昔なのですが、世界観の完成度の高さは秀逸です。

平安人が攻殻を観るほどには理解し難い世界観ではありませんが(というか普通に読みやすい作品です)、

最後まで読んでも、結局この世界は何だったのかについての確信の持てなさが残る作品です。

主人公が人間なのかどうかさえ、よく解らなかったような。


ただ、その解らなさは、世界観そのものの奇抜さだけでなく、

世界観についてことさらに語られることなく巧みに物語が進んでいくが故でもありますので、

質問の意図には沿っていないかも。

ただ、まあ作品の面白さは保障しますし、私個人としては攻殻を観たときの衝撃より水域を読んだときの衝撃の方が上でした。

http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B4%E5%9F%9F-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7...

id:skinheadbutt

椎名誠はエッセイくらいしか読んだことがないんですが、

面白そうです。

2008/06/27 09:11:59
  • id:nise428
    質問とは関係ないのですが、「世界観」の使い方が違うような気がします。
  • id:skinheadbutt
    えーっと、こちらを。
    「日本のポストモダンの文芸評論においては、ライトノベルなどにおける仮想現実的な世界設定を意味する」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3
  • id:skinheadbutt
    ほとんど無理なのを承知で質問してますので、「そんなのない」っていう回答は無しですよぉ…
  • id:boojum
    http://www.amazon.co.jp/dp/4877287817

     理解し難い、と云う意味では沼正三『家畜人ヤプー』なんて近いものがあるかもしれませんね。遙かな未来、類白色人種に支配される世界で旧日本人は「知性猿猴 Simius Sapiens」なる亜人類と定義され、家畜として飼養・繁殖・屠殺その他諸々の無惨極まる扱いを受けている。
     そしてその構造を、SMとスカトロジーの美学に基づいて…平たく言えば使役される奴隷の方へマゾ願望を植え付ける事によって合理化し、主と従の相克を昇華したり止揚したりしつつ未来社会をある窮極の理想郷へと…まあぐちゃぐちゃするお話です。
     この種のものの常として、作品世界を解説する事ばかりに筆が費やされがちなきらいもあるのですが、そこはそれ、この歪んだ未来へ現代から拉致された「白人女性と日本男児のカップル」が主人公に据えてあるのでその視点を借りた異世界旅行記の体裁もあり、本来対等であった筈の恋人同士が次第々々に未来社会へ感化されてゆくドラマもあり…とまずまず読ませる筋書きがついています。

     ただ、一つの虚構として衝撃的には違いないのですけれど、無暗に煩瑣で冗長で悪趣味なので、娯楽小説としてはそんなにお薦めできないかもしれません。悪い本じゃないンですけど。
  • id:skinheadbutt
    >boojumさん
    詳しいコメントありがとうございます。
    マンガもあるみたいですけど、残念なことになっちゃってるみたいですね…
  • id:kanan5100
    根本的な疑問ですが、平安時代の人間が攻殻機動隊を観たら衝撃を受けるでしょうか。
    むしろ、まったくこれっぽっちも理解すらできずに途方にくれるんじゃないかと。
    そういった意味ではこれが近いんじゃないかと思います。
    http://beinecke.library.yale.edu/dl_crosscollex/SetsSearchExecXC.asp?srchtype=ITEM
    ヴォイニッチ手稿。未知の文字と不可解な挿絵の描かれた謎の古文書です。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%81%E6%89%8B%E7%A8%BF
  • id:Gay_Yahng
    喩えに突っ込むのもなんだが、
     
    >例えば最先端の量子力学の理論とかを読んでも、物理や数学が一般人レベルの僕には
    >共感とか理解とかは難しい。だけど、読めば読むだけ、量子とか宇宙とかの概念、世界観を
    >驚きをもって感じることができます。意味わかってなくても面白いんですよ。
     
    量子力学は意味を正しい理解でなくても使われている単語から分からないと言うほどのものじゃない。あなたの欲しい衝撃はそんなもんじゃないんでしょ?
     
    kanan5100 さんの言うような事もありそう。
    平安時代の攻殻機動隊は概念からまったく異質。理解できないと感情移入しにくい。攻殻機動隊の世界もそうだけど、平安時代の常識からすると半裸の未婚の娘が男どもをなぎ倒すなんて理解できなくて、面白いと思わないかもしれない。
    そもそも攻殻機動隊ってSF読まないそこら辺のおっちゃんとか、OLからはどういう風に理解されるんだろう?
     
    平安時代の人たちには
    仙界に出入りできる、からくりの女武者が悪鬼を倒し仙界の主と出会う話。
    とでも翻訳するとわかってもらえるだろうか?でも攻殻機動隊の面白さは伝わっていないような気がする。



  • id:skinheadbutt
    平安時代の人が攻殻機動隊をみても面白いとは思わないと思いますよ、間違いなく。
    「衝撃をうける」と「途方に暮れる」はこの質問の場合ほぼイコールです。

    コメントにも書いてますが、面白いかどうかは関係ないんです。
    呆然とするほど理解を超えた作品がみてみたいという質問なので。
    面白い面白くないをいっちゃうと、どうしても理解できる範囲のものしか面白いとは
    思えないってことになってしまうので、面白さを評価対象に含むような質問文にはしてません。

    ただ、あまりにそれにこだわってしまうと、必然的に「そんなの無い」ってことになってしまうので
    泣く泣く(?)面白いと思える(理解しようと思えばできる)レベルのものでも良しとしてるって感じです。

    量子力学の話もそういうことです。
    でも、本当に最先端の論文なんかは欠片も理解できずに呆然とするものですよ、ほんとに。




  • id:tmoriya
    ラストサムライはどうでしょう?明治維新の時代において新旧それぞれの価値観がぶつかり合うさまを描いています.
  • id:niwatoriblog
    アイザックアシモフの「神々自身」はどうでしょう?
    昔の作品ですが…。ヒューゴ賞、ネビュラ賞受賞作です。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%80%85%E8%87%AA%E8%BA%AB
  • id:hanada_noriko
    新世界 長野まゆみ などはいかが?
  • id:jo_30
    ヘンリーダーガー「非現実の王国として知られている国の、ヴィヴィアンの少女たちの物語。あるいは子供奴隷の反乱が引き起こした、グランデコ=アンジェリニアン戦争の嵐の物語」
    http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/art_review/40/index.html

    1973年、シカゴでひっそりと息をひきとった身寄りのない老人が約60年かけて人知れず書きつづけていたという15000ページにも及ぶ、ヴィヴィアンガールズと呼ばれる両性具有の少女たちをめぐる架空の国の戦争の物語。

    …とはいえ、その全貌を読むのは難しく、現在出版されているのはその抄出版です。が、おそらくそれでも質問者さんの興味はそこそこ満たされるのではないでしょうか。amazonで「ダーガー」で検索すればすぐ見つかります。

    「ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で 」作品社
    ジョン・M. マグレガー (著), John M. MacGregor (原著), 小出 由紀子 (翻訳)
  • id:skinheadbutt
    コメントもいろいろありがとうございました。

    特にヘンリーダーガーの作品には惹かれます。

    ラストサムライはちょっと… ( ̄Д ̄;
  • id:guffignited
    http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E5%A4%A7%E4%BA%88%E8%A8%80%E5%8E%9F%E5%85%B8%E2%80%95%E8%AB%B8%E4%B8%96%E7%B4%80-%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9/dp/4884810066

    ノストラダムス大予言原典―諸世紀 (単行本)
    こんなのがありましたが、予言を翻訳する時点で相当にバイアスがかかっていると思われるので、
    (まあ訳本でも別にかまわないとは思いますが)
    突き詰めたいのなら原典でしょう
  • id:ynakajima
    フィネガンズ・ウェイクとかどうだろう?
    http://ja.wikipedia.org/wiki/フィネガンズ・ウェイク
    http://www.amazon.co.jp/dp/4309462340

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  • Log of ROYGB - 平安時代 2008-06-25 12:36:25
    平安時代 人力検索はてなの質問でhttp://q.hatena.ne.jp/1213951878の「現実の世界からは全く想像できない程かけ離れているため理解するのも困難な世界の話だけど、 その世界観自体はとてもしっ
  • 「39サーチ」では、あなたが入力したキーワード「時代感覚」に関する最新の感謝情報をインターネットから徹底検索しています。 「時代感覚」:最新情報 「時代感覚」関連商品を探
  • 2009年08月18日(火)のニュース Ben’s HPpark8.wakwak.com:benzo 現実の世界からは全く想像できない程かけ離れているため理解するのも困難な世界の話だけど、 その世界観自体はとてもしっかりして
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