リポDとかユンケルなどの栄養ドリンクや、まむしドリンクのような精力増強を謳っているドリンクって飲んで効いてるって実感ありますか?

実際、効果のほどはどうなんでしょう?

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ファイトも出ないスタミナ・ドリンク剤 リポビタンD ラージアイ・イレブン2008/07/07 14:00:34ポイント1pt

ドリンク剤。元気になるのは気のせいです。心拍や神経を興奮させる成分を摂取することによって、元気になった、効果があったと脳が勘違いするのです。元気になったという気分になっているだけで、実際の肉体の疲労が消えているわけではありません。だから、仕事をしたらすぐに疲れます。むしろ、興奮することによって肉体的には疲労が蓄積していきます。人によっては危険な状態に陥ることもあります。アルコール成分によって判断力が衰えることもあります。

 

『買ってはいけない』 大正製薬 ファイトも出ないスタミナ・ドリンク剤 リポビタンD

 

「ご主人が疲れていたら、どうします?」。主婦たちへの、あるアンケート調査。答えの第一位は「ドリンク剤を飲ませる」であった。「ゆっくり、休ませる」でもなく「ドリンク剤を飲ませる」。これはスゴイことだ。

「これでも飲んで、トットと働きにいきナッ」。光景まで見えてきそうな気がする。このドリンク剤市場は「『医薬品』だけで1800億円。『清涼飲料』も、それくらい」(大正製薬)と言う。あわせておよそ3600億円!

 ドリンク剤といえば「ファイトーッ、いっぱぁーつ!!」リポビタンDのテレビCM。山の頂上を駆け巡ったり、崖っぷちにぶら下がったり、逆巻く渓流をこぐ下ったり…とにかくうるさい2人連れである。だから、だれでもリポビタンDを飲めば、ファイトが一発出て、荒野渓流を跋渉し、ひき締まった筋肉隆々のからだになれる…と、無意識のうちに思い込んでしまう。

 ところが、そもそも厚生省ですら「ファイトを飲もう!」などの広告を「好ましくない字句」ととっくに実質禁止。各都道府県に取締りを要請しているのだ。(「食品衛生課長通知」'68年9月21日)。さらに「疲労回復」という“効能”も禁止。「でも、疲れがとれるけどナ…」と首をひねるあなた。それは添加物カフェインの覚醒作用。さらにひそかにアルコールが添付されいた。なかには12%も配合の銘柄も。フーッ疲れがとれた…は、たんに酔っ払っただけ。“1%以上含むものは酒類”(酒税法)、つまり酒屋で売られるべきものなのだ。

 悲劇も起こっている。ほんらい下戸の深夜トラック運転手が、眠気ざましにドリンク剤を3本飲んで名神高速を疾走するうちに激突…。前後5台ほど炎上する惨劇に。即死した彼のからだからアルコール検出、警察は酒気帯び運転と断定した。同僚らが抗議してドリンク剤のアルコールが原因であることが判明した。

 さらに厚生省の禁止表現に「二日酔いに」がある。「ソルマック」(大鵬薬品工業)などのテレビCMはもろ違反広告。摘発ものだ。「強精強壮」「スタミナ活力」「精がつく」などもダメなので「赤まむしドリンク」愛用派はガックリだろう。さらに「タウリン、ジオウ…」などは「添加、表示ともに好ましくない」。「リポビタンD」の「滋養強壮」「タウリン配合」なども違反となる。「皇漢成分」「元気が出る」などもダメ。タモリの「ユンケル黄帝液」(佐藤製薬)や「元気はつらつ『オロナミンC』」(大塚製薬)もひっかかりそう。

 “スタミナ効果”も日本大学・田村豊幸博士がラット実験で否定している。市販ドリンク剤を飲ませ、水槽のなかでどれだけ泳げるか測定。比較対照の水道水は18分(5匹平均、以下同)も泳いでいるのに、「リポビタンD」は14.5分でゴボゴボ溺れている。「ローヤルゼロントB」(ゼリア新薬工業)なる商品は9.8分と水の約半分でギブアップ。アンプル(内服)タイプは、すべて水道水以下でギブアップ。水より劣るのだからあきれる。(『薬は毒だ』農文協より)

 ある製薬会社の社員は「じつはドリンク剤の原価は約3円」と耳元でささやいた。なのに3000円(!)もするドリンク剤も売られている。「リポビタンD」も高いものは500円。これほど消費者をなめた商品もない。これらはビタミンやミネラルなど「栄養を補給する」と言う。「なら錠剤で飲めばいい」と田村博士。外国人は「日本人はなぜビタミンを水に溶かして飲むのか」と笑っている。錠剤にすれば市販ドリンク剤の数十分の一の価格で“栄養補給”できる。これほど高い“栄養剤”をサギCMで売りつけられて…コッケイな日本人の姿がここにもある。

 

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