設備・方法等もろもろはだいたいクリアされているので問題ないのですが、
たとえば、「近所の住人や通りがかりの方が写ってしまった…」といったような場合、
法律的に何か問題がありそうな気がしています。
また他にも、運用面で注意しなくてはいけないことが沢山あるような気がしています。
トラブルを避けるために、注意しておいた方がよい点、
あるいは目を通しておいた方がよい資料などがありましたら、ご紹介ください。
芸能人ではなく一般市民がカメラのフレームに入ってしまうことを想定すると、プライバシー権の一種である「肖像権」に抵触する恐れがあります。
防犯カメラなどは、公共の利益が肖像権に優先するために問題はないのですが、ご質問のケースは私企業の営利活動の一環と考えられます。
そこで、ライブカメラの撮影目的をお客さんに周知し、事前に、撮影に対する同意を得ることが必要になります。
具体的には、位置と撮影範囲、撮影目的を、すべてのお客さんが見える場所に掲示します。
ライブカメラを設置して1週間程度は、説明ビラを配ったり買い物袋に一緒に入れておくことで、周知効果を高めます。
さらに配信するライブ映像をディスプレイに表示しておくと良いです。
こうした手順を踏むことで、周知を行い、合意を得ているという“確証”を立てておきます。
なお、店舗の敷地の外側がフレームに入るのは極力避けるべきです。
どうしても入ってしまう場合は、地元警察及び近隣住民に説明を行う必要があります。
とても早いご回答ありがとうございます。
内容もとても参考になりました。