将来的に税理士試験または公認会計士試験の受験を検討していますが、これからの人生設計もあってどのぐらいの時間がかかるのかをおおよそ把握できたらと思っています。
そこで、4大卒業かつ会計士か税理士の試験に受かった方に質問します。最終学歴(学校名もしくはわかりやすいレベル)と資格取得までのおおまかな期間を教えてください。もしくはそういった統計があるページ(大卒・高卒のような簡単な区分でなくできるだけ詳しいもの)があったらあげて頂けますでしょうか。勝手ながら大卒以上でお願いします。
あくまで自分が真面目に勉強して資格をとるまでの期間の目安にしたいだけですので、学歴云々で他にもご覧になる方を不愉快にさせない客観的なあっさり回答でお願いします。
会計士試験しか知りませんが回答します。
回答者の場合:
国立大学理系学部大学院修了
卒後勉強開始(2002年3月)
国家試験合格・会計士協会準会員登録・大手監査法人就職(2004年11月)
修了試験合格・会計士協会正会員登録へ(2008年3月)
会計士協会準会員になって就職できるまで2年半、
正式に公認会計士登録の資格を得て独立可能になるまでには6年かかりました。
よくあるパターン:
学歴としては、上位私大(東京地区なら早慶MARCH)の経済・経営・商学部の卒業生が多いようです。
在学中から勉強をしていた人もいますが、卒後いったん就職してから退職して受験生活を始めた人も多いようです。
勉強を始めてから国家試験に合格するまでの期間が2年を切る人は少数派と思われます。
逆に、受験生活が10年前後またはそれ以上に及ぶ人もあまりいないようです。
上記に加え、通常は国家試験に合格してから3年を経ないと修了試験を受験できません。
税理士試験ですが
回答者の場合
旧帝国大学の文学部史学科を1998年に卒業
1998年 東証一部上場会社入社
経理部に配属
2000年に税理士試験の勉強開始
同じく2000年に東証一部上場会社へ転職
与信管理部門に配属
2003年に個人会計事務所に転職
税理士補助業務に従事
2004年に東証一部上場会社へ転職
税務業務全般に従事
2006年に税理士試験に6年で合格
(簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法)
2007年に税理士登録
といった感じで、試験勉強にはサラリーマンとの二足のわらじで正味6年かかりました。
税理士試験は科目合格制なので、働きながら勉強できるのがメリットですが、同時にかなりの長丁場になってしまいます。
勉強に専念できる環境にあるならば、集中して新制度になった公認会計士試験にチャレンジした方がいいのかなとも思えます。
(回答者が今から勉強を始めるのであれば、おそらくそうするような気がします)
素晴らしい経歴ありがとうございます!
働きながら実務経験を積んで試験合格後すぐに登録されたのですね。
ちなみに自分は四捨五入で30歳、偏差値で言うと当時60ちょいぐらいで国立大学卒(理系)でした。誰でも知っている製品を売っている会社に勤めるサラリーマンですが広報・宣伝系の部門にいるので実務経験はこれまで全くありません。
もし受験するなら勉強に専念できる環境を作ろうと思っています。税理士なら1年に1~2科目とって3~4年で合格できたらいいなと思っていますが、幅広い人が受験するようなので予備校のサイトなどに掲載されている受験に必要な勉強時間などがあまり参考に思えず、自分のレベルにとってそれが現実的な目標かどうかを考えて生活のどのぐらいを勉強にあてるかを検討しています。
公認会計士です。
私の経歴です。
2000年(23歳) 早慶の経済学部卒業
2003年(26歳) 会計士2次試験合格
2007年(30歳) 修了試験合格・公認会計士登録
私の場合は、大学卒業後から勉強を始めたので、3年半ほどかかったことになります(短答1回・論文2回不合格でした)。
まわりの同期も25歳か26歳で2次試験に合格した者が一番多いようなので、これくらいが一般的かと思われます。
現在は、合格者数が非常に増加(合格率も上昇)しており、今後もこの傾向が続くと思われます。
この合格率の上昇は、おもに短答式合格者の論文式合格率の増加によるものなので、短答式(マークシート)の得意な方でしたら1~2年での合格も十分可能ではないかと思います。
ありがとうございます。大変参考になりました。
資格取得後に実際に働くことを考えてもある程度の年数で合格するということは適正を鑑みる上でも結構大事かと思いましたがやはりそう思ってよさそうですね。
具体的な情報ありがとうございます。2年半ぐらいですね。
MARCHという言い方を始めて知りました。
国立大学だと旧帝大、中堅(千葉・広島・横浜国立・筑波・東工大等)、地方などにわかれると思いますが
次から国立の方はそのあたりもぼんやりと教えてください。