THEME:「秋彼岸・秋分に」「我が家の秋」「動物愛護週間に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※質問は9月24日(水)正午で終了させて頂きます。
このあいだ某国営放送の世界遺産の番組で、マチュピチュの遺跡のことを放映していました。インカ帝国はおもに農業で成り立っていた国でした。
そこで、神様としてあがめていたのは太陽でした。
そして食べるときも常に神様に感謝の祈りをささげることを忘れないんだそうで、とうもろこしのお酒を飲むときも、少量を土に、そして空中に飛ばしてから飲みます。
マチュピチュの中にあるインティワタナは、春分や秋分などの年間の重要な区切りとなる日を知るための設備というのが有力です。日時計かとも思える石ですが、できる影がなんとも神秘的でした。。
証拠がでているわけではないので一つの説ですが、農業に関係するなにかの設備だったと私は思います。
農業に大きな恵みを残してくれる太陽の動き。是非私も動きを調べて、遠いインカの昔のことを考えてみたいと思います。
皆さんは秋分の日の日の出を見たことがありますか?日の出の方向は夏至の時が最も北寄り。それがだんだん南に移って、ちょうど真東になった時が秋分と言われていますが、本当にそれを自分の目で確かめた人は意外に少ないのではないでしょうか。
日の出を見るには、日の出の時刻を知らないといけませんが、それはこのページで調べることが出来ます。
国立天文台天文情報センター暦計算室:http://www.nao.ac.jp/koyomi/index.html
左フレームの「今日のこよみ」の所の「+1日」「-1日」ボタンを押していくと、任意の日の日の出や日の入りの時刻がわかります。
あとは方位磁石があれば、本当に真東から太陽が顔を出してくるかが確かめられますね。早起きに失敗したら、日の入りを見てみましょう。本当に真西に太陽が沈んでいくことを確かめると、とても感動します。
正午には、南中高度も見てみましょう。秋分の日の正午の太陽の高さ(角度)は、「90度-観測地点の北緯」になります。南中高度の計り方は次のようにします。
・日当たりの良い場所に垂直に棒を立てる。
・正午になったら棒の影の先端に印を付ける。
・棒の先端と、棒の影の先端を結び、その直線と地面との角度を計る。
自分の家の緯度経度を知るには、こちらのページが便利です。
http://www5.ocn.ne.jp/~botan/map_g.html
「座標取得」をクリックして地図の上にマウスカーソルを乗せると、その場所の緯度経度が右上に出てきます。本当に正午の太陽の高さが「90度-観測地点の北緯」の角度になっているのかどうか、ぜひ確かめてみてください。
太陽の動きの詳しいことは、こちらのページがわかりやすいと思います。佐賀県教育センターのサイトの中のページです。
http://www.saga-ed.jp/workshop/edq01460/
特に「考えよう地球上で」「考えよう地球の外から」のページが、とても役に立つと思います。理科なんて苦手だ、よくわからないという人も、とりあえず見てください。図を見るだけでも、太陽系の中の太陽と地球の関係が直感できると思います。
太陽と地球は、ごくわずかな変動はあるにせよ、人類が誕生するはるか以前から、ずっと同じ関係を続けてきました。それによって気候が生まれ、自然が育まれ、今日に至っています。
秋分の太陽の動きを観察してみることで、太陽系全体が育んできた地球という星の自然の尊さの一端に、ぜひ触れて見てください。そこから得られる気付きが、本当の到彼岸(悟りの境地に至ること)への一歩にもなり、そこから生まれる自然を尊ぶ心が、ちょっと大げさかもしれませんが、ご先祖様への何よりの供養にもなっていくと思います。