ご友人の方がご主人を亡くされてから長期間ずっとその状態であるなら、専門家に相談されるのが上策だろうと思いますが、ご主人との死別がわりと最近のことならば、「何かをすることで立ち直る(立ち直らせる)」という段階ではないかもしれません。最愛のご主人であればこそ、徹底的に嘆き悲しむための時間が必要ではないかと思います。
近しい人と死別したあとの「悲嘆(グリーフ, grief)」のプロセス(グリーフワーク)について、とても読みやすくまとまっているページがあります。よろしければご参照ください。
http://www.e-sogi.com/arekore/griefcare.html
http://www.sogi.co.jp/sub/zuiso/sk45.htm
2番目のURLから少し抜粋します。
キューブラー・ロス、野田正彰、デーケン氏らの描いたことによると、その悲嘆は 1衝撃、 2否認、 3パニックや怒り、 4抑鬱と精神的混乱、 5死別の受容──というプロセス(このとおりとは限らないという前提で)をもつ。
死は死ぬ者だけにくるのではない。死は愛する者にもくるのだ。そして自らの死は死ぬまで生きているのだから体験不可能なことなのだが、死に至るまでの精神的な辛い体験は遺される者にも襲いかかる。それが死後も続く。遺される者は死後を体験する。悲しみ、苦しみが遺される者を襲い、しかもしばらくそれは続くのである。
心配なのは栄養面(食事を取っているのかどうか)とお酒でしょうが、その点は行きつけのスナックのママさんとも話をしておかれるのが上策だろうと思います。質問者さんご自身も、お身体にお気をつけてお過ごしください。
時間がある程度解決してくれます。
悲しみを忘れようとしたり、紛らわせる必要はないのですが、酒や飲み屋で紛らわせようとしていらっしゃるのですね。
無理に紛らわせようとせずに、亡くなった方と向き合う時間が必要なのではないでしょうか。
時間が経っても悲しみがなくなるわけではありませんが、そうすることで受け入れることはできるようになると思います。