受験資格はあると思いますが、現実問題として、
厳しいのではないかと思います。
私は私大卒の地方公務員ですが、
国Iで合格して、官僚になった友人が複数いるので
その感じから言うと、入省1年目でも、研修を含め、結構、忙しそうです。
そのことから、1次で合格したとしても、官庁訪問をするには、
一定期間休暇を取らないといけないと思いますが、
なかなか取得は難しいと思われます。
また、面接の時、受け直したことに対する説明を
求められたとき、適切な回答が求められるのではないでしょうか。
また、1次試験の合格の段階で、合格者名簿が各省庁に出回りますが、
そこで、勤務中の上司に説明を求められることは可能性としては
ありそうです。
通常は、転属願いだと思います。
http://www.kokko-net.org/kokkoippan/q-a/q-a.htm
Q 入省した本省で10数年経つが、他の省庁にかわりたい…。異動申し入れをしているが、なかなか通らない。別の省庁に変わることはできますか?(本省・30代後半・男性)
A 人事院公平審査局は、「任用問題は管理運営事項で、すべての権限・事項が任命権者にある。自分で上司に訴え続けるか、人事院を通して上司に自分の意を伝えるしか方法はないが、聞き入れられるかどうかわからない」としています。
また、人事院企画課任用班は、「省をまたいでの配置換えは、多数人の規模で行われている。しかし、その職員の数は把握していない。国家公務員の採用は、統一の任用試験と面接選考なので、制度上、省の垣根はなく、省庁換えの人事異動はありうる。霞が関のある省庁で係員クラス以上のポストが空いた場合、任命権者が、その旨の募集を各省庁にかけて、省をまたいだかたちで優れた職員を採用してポストにあてることがある。それは、日常的に行われていると理解している」と言っています。
国公一般に加入すれば、組合からも当局に申し入れします。あらゆる方策をとって、自分の意志を当局に伝えていくことが大切だと考えます。
技官で移った人はいます。内定までの拘束も少ないですから可能でしょう。
中途採用も、趣旨から考えて新規採用ほど拘束が長いとは思えません。
また、人事院が言っているのは、出向のことだと思います。
実際に本籍が移ることはあまりないと思います。
一時的に他の省に移ることはあっても、ずっとそこの省に変わるということは少ないです。
言いかえれば都市伝説ほどにしか聞いたことがないです。
地方と本省の間ではちょこちょこあります。
どうしても入りたいところがあるのであれば、そこに注力したほうがいいと思います。
第二志望に対して気持ちが入らないようであれば、受かるとも考えにくいですし、
受かってもいいかどうかはわかりません。それだけ厳しい仕事だと思いますよ。
ご検討ください。
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