成分などの解説も含めて、具体的な回答がほしいです。
ちなみに使ったのは、シルコットのノンアルコールタイプです
厳密に清潔か(細菌/ウイルスなどが一切無い)、と言われれば、恐らく清潔なウエットティッシュは無いです。
除菌性、と言う意味であれば、シルコットのノンアルコールタイプは植物由来の除菌成分が含まれているため、ある程度の清潔性は担保されていると思いますが、それと画面を拭いた際に残る汚れのようなものは別物です。
お使いのウエットティッシュは汎用タイプなので、成分は恐らく除菌成分(グレープフルーツ由来)と水と、界面活性剤または逆性石けんなどの洗浄成分だと思います。
これらの成分だと、特にグレアタイプの液晶(表面につやがあるタイプ)では、薬剤の乾燥時に成分(ミネラル、カルシウム、界面活性剤、除菌成分など)などが画面に残ってしまい、拭き跡がどうしても出来てしまいます。
このため、汎用タイプのウエットティッシュで画面を拭く場合は、乾拭きをして成分を拭き取るのが良いかと思いますが、無駄に労力を使ってしまうのでベストではないですね。
もしアルコールに対してアレルギーなどが無ければ、画面専用のウエットティッシュを使用するのが良いかと思います。
私はこの中のCD-WT4P30と言うのを使っていますが、ほとんど拭き跡が残らず、綺麗に拭けますよ。
社団法人日本衛生材料興業連合会(JHPIA)は、「「ウエットティシュ」には殺菌効果があるのですか」という質問に対し以下のように回答しています。
殺菌効果はありません。
製品内部にかびや細菌などの微生物の繁殖を防ぐために防腐剤を入れていますが、皮膚の雑菌を積極的に殺すほどの濃度ではありません。
また、同連合会が行っている品質試験に合格したものは、下図のような「WWマーク」が付されるとのこと。
レディ薬局の商品説明によると、「シルコット ウェットティッシュ」は、
除菌成分天然グレープフルーツ種子エキスと保湿成分アロエエキスを配合しています
とあります。
エキスというのがどういう成分か分かりませんが、グレープフルーツ種子やアロエには油分が含まれていますから、PCの画面に油膜ができて、光を乱反射することで色が付いているように見えるのではないでしょうか。
いずれにしても、濡れたものでPCの画面を拭くのはよくありません。
私は下記のクロスを使っています。油汚れもよく落とし、重宝しています。
清潔かどうかということは別の問題で、用途外の使用方法ですので期待する効果が得られません。
パソコンの画面などを拭くにはそういった用途(電子機器用とか)のものを使うべきです。
用途によって生地や溶剤成分が異なります。
シルコットのような衛星用品は肌に使うのが主用途ですので、柔らかい繊維を使って肌触りをよくしている半面、電子機器などに使うと繊維くずなどが付きやすいです。また保湿効果が優先されますので液体成分の揮発に時間がかかり、電子機器に使った場合はむしろ空気中のほこりを吸着することもあります。
電子機器用のものは丈夫で繊維くずが出にくいものが使われています。また揮発性の高い溶剤を使って拭き跡が残らない(ほこりが付着しない)とか、帯電防止の効果が付与されています。
サンプル
サンワサプライ:CD-WT4NS【OAウェットティッシュ(液晶用・50枚入り)】液晶画面やディスプレイのクリーニングに最適なウェットティッシュ。50枚入り。
ウェットティッシュには水またはアルコールを基材として
殺菌、除菌成分や保湿剤、洗浄剤、防腐剤などが含まれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%8...
拭いたときに画面に残るものとしてはプロピレングリコール(保湿剤)、
除菌成分(おそらく植物精油から精製したもの)が考えられます。
特にプロピレングリコールは油状液体のため、拭き後の表面に薄い膜を作り、
画面にギラギラとした感じを残します。
ちなみに、ディスプレイクリーナの成分は精製水を基材に
界面活性剤とアルコール、防腐剤で構成されており、
汚れを落とす仕組みは
1.界面活性剤で水溶液の界面張力を低下させる
2.汚れ(有機物)をはがして水溶液中に分散
3.不織布に吸い込ませる
4.最後にアルコールで表面に残った水溶液を揮発させる。
の手順となります。
何をもって清潔と言うかですが、クリーナ用と人用では
求められる機能が違うため、含まれる成分も自ずと変わってきます。
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