ピンクイルカについて主に以下3点のようなことを教えて下さい。
▼なぜピンク色なのか
(なぜと言われても・・って感じですが、肌の特徴とか、ピンクであることで何かメリットがあるのか、とか)
▼普通のイルカと明らかに違う生態など
(そもそも海水と淡水のイルカの違いはなんなのか、食性、頭の良さなどで違いはあるのか)
▼その他何か特筆すべき情報があれば
宜しくお願いします!
普通のイルカと違って海ではなく河川などの淡水域に生息しています。子供のころの体は暗い灰色ですが、成長すると背中は灰色、腹側はピンクになります。中には全身が鮮やかなピンク色になるものもおり、こうした身体の色からアマゾンカワイルカは「ピンクドルフィン」とも呼ばれます。
頭部にはメロンと呼ばれる脂肪が詰まったコブがあり、自由に膨らませたりすることができます。普通のイルカと違って背中には背びれがなく、こぶと隆起があることも身体的な特徴です。一般にカワイルカは視覚がとても弱く、超音波をレーダーのように使って障害物の位置などを判別する「エコロケーション」によって行動します。長く太いくちばしを持ち、上下左右それぞれに頑丈な歯が生えています。主食は魚やカニ類で、川の底の泥などを餌と一緒に口に含んで、泥だけを落として魚だけを食べます。
http://www.yamaha-motor.co.jp/entertainment/papercraft/animal-gl...
http://www.brazilxbrasil.com/travel/amazon/amazon15.htm
>淡水のアマゾン河には、ピンク色したイルカが生息している。
このイルカは、学術的には、形質の古い古代のイルカとされており、
アマゾン河創設時に陸封されたイルカだと考えられているそうだ。
・・・・
このピンクイルカの特徴は、頭を180度以上回転させる事が出来ることである。
(近代のイルカはできない)
なんだ、タイやラオスのピンクイルカじゃない!と言われそうですが、
アマゾン河のイルカも起源は太平洋だそうです。 ↓
http://colunas.pokebras.jp/e30368.html
>アマゾン河を代表する奇妙な水性哺乳類であるアマゾンカワイルカ(別名ピンクイルカ)は、
太平洋にいたイルカが起源であろうと考えられています。
東南アジアでみられるピンクイルカは、アマゾンカワイルカとはまったく別の種です。
タイやラオスなどで「ピンクイルカ」と呼ばれているイルカは、正式名称を「シナウスイロイルカ」という海棲のイルカです。産まれた直後は灰色の体色ですが、成長するとピンク、あるいはピンクと灰色のまだらに変化するようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B...
こちらに写真があります。
http://pub.ne.jp/sugger/?entry_id=453417
海に棲んでるし、視力も普通で、まあ普通のイルカと特に違いはありません。
ちなみに、メコン川など東南アジアの川にもイルカがいますが、こちらは正式な名前を「カワゴンドウ」といいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B4%E3%83%B...
カワゴンドウという名前ではありますが、カワイルカのように淡水の河川に棲息するわけではなく、河口や海岸付近に棲息する海棲です。
えええ・・・、なんかどんどん混乱してきました。。
タイとかラオスでいうピンクイルカは「シナウスイロイルカ」の方で、これとメコン川の「カワゴンドウ」はまた別なんですか・・?
私はメコン川のカワゴンドウのことを言ってたのですが、ちなみにこれって「イラワジイルカ」ですよね?
これとシナウスイロイルカが別なのは確かに考えればそうでした。。
えっと・・・てことは、元々海棲のイルカが淡水のところに閉じ込められて「淡水のイルカ」になった的なお話は間違いなんですかね。
元々種類が違う、というわけなんでしょうか・・・。
とりあえず淡水に生きるイルカと海水に生きるイルカの違いは、
目の退化・・・でいいのかな。。
ちょっとこれ本当に分からない。。
ありがとうございます。
ピンクイルカ
インドシナ薄色(うすいろ)イルカ
中国白イルカ、別名チャイニーズ・ホワイト・ドルフィン
桜貝のように美しいピンク色をしている。白色のものもいる。
なぜ色が異なるのかについてはまだ分かっていない。
香港西部のランタオ島沖だけに生息するという貴重な野生のイルカ。現在生息数は約150頭とも言われ、絶滅の危機に瀕している。
アマゾンカワイルカ
南米のアマゾン川に生息するカワイルカ。体色がピンク色をしており、別名「ピンクイルカ」
河の水が濁り視界が悪いため、目はほとんど退化している。
超音波を出して、獲物の位置や距離を知ることもできる。
あぁ、なんか分かってきました。
ピンクイルカっていうくくりがあって、その中にいろいろ種類がいるわけですね!?
色がピンクなだけで、要はイルカっていうか・・・そういうことなんですかね。。
(あれ、イマイチ分かってない)
ありがとうございます。
まず、ウスイロイルカについて。学名は次のとおり。
シナウスイロイルカ 学名:Sousa chinensis
ウスイロイルカ 学名:Sousa plumbea
この件に関してはウィキペディアくらいしかまともなソースがないのですが、わたしは疑っていません。学名と分類は誰かが図鑑から書き写したのでしょうから。必要なら明日にでも図書館でイルカとクジラの図鑑でもあたってみます。
ウィキペディアにも書いてありますが、ウスイロイルカを独立した種と扱わず、シナウスイロイルカの亜種として扱うことも多いそうです。その場合の学名は、Sousa chinensis plumbea(S. c. plumbea)
学名をいちいち書くのは大変なので、その場合、文脈で書かなくても分かる一語目を略します。ウスイロイルカだったら S. plumbea(またはS. c. plumbea)、シナウスイロイルカだったら、S. chinensis です。
亜種とするか、別種とするかは、非常に難しい話です。動物の場合、正常な合いの子ができるかどうかで同種かどうかを判断しますが、住んでいる地域が違っているせいで物理的に交雑しない場合も別種とします。
ウスイロイルカとシナウスイロイルカを別種として扱うのは、住んでいる地域が違い、体の特徴が少し違っているので、物理的に交雑しないものとして別種と扱っているのだと思います。同種(亜種レベルの違い)だと言っているのは、かけあわせたら混ざっちゃうんじゃん的な解釈だと思います。ここらへんの説明は正確じゃないかもしれないけど、S.chinensis と S. plumbea は、そのくらい近い仲間だって解釈してください。
なので、今後はどちらも「ウスイロイルカ」で総称します。
では、ウスイロイルカとはどういうものかっていうと、学名で検索しましょう。Sousa chinensisで画像検索すると、こういう写真がヒットします。
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Sousa+...
ネット情報なので専門家が作ったページとは限りませんが、どれもよく似たイルカの写真です。おおまかにいって間違いはないと思われます。写真を眺めて特徴を覚えてください。色がピンクとかはひとまず棚にあげて、注目しなきゃいけないのはクチバシの長さ。ウスイロイルカには細長いクチバシがあります。これがウスイロイルカ属(Sousa属)の特徴です。
次に、カワゴンドウイルカですが、学名は、 Orcaella brevirostris(以下 O. brevirostris)です。ソースは例によってウィキペディアしかないけど、ryota11さんがコメント欄で紹介しているサイトに「オラカエラ・ブレビロストリス」とあるのは、この学名のカタカナ表記ですから、ここではひとまず信用しておくこと。
学名で画像検索すると、こんな写真がヒットします。
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Orcael...
どんな顔してますか? クチバシが短くて頭が丸いイルカです。ウスイロイルカとは少しも似ていない。
というわけで、ウスイロイルカとカワゴンドウは、まったくぜんぜん別のものです。
別だとわかったところで、タイやラオスの川(具体的にはメコン川)でウォッチされているやつが者なのかを調べてみたいと思います。
ryota11さんが調べたこのサイトの写真は……
http://www.hh.iij4u.or.jp/~asabe/cambodia/cbdolph.html
全身が写っていないので判別しにくいけれど、少なくともウスイロイルカではなさそうに思えます。頭の丸さとか、背びれの付き方などからそう感じられますが、断言はできません。
ちなみに、このページでカワゴンドウをイッカク科と言っているのは、古い時代の分類法にのっとっているものと思われます。ウィキペディアでカワゴンドウを調べるとマイルカ科とあり、混乱するポイントですが、単に部類が整理されて変わっただけです。
つぎに「Mekong dolphin」で調べます。
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Mekong...
一部クチバシの長いウスイロイルカっぽい写真もまざってますがカワゴンドウと並んで演技しているので水族館のプールでしょう。ほかの野生っぽい写真は全部カワゴンドウですね。少なくともウスイロイルカではない。それぞれのページを全部解読すると詳しいことがわかるかもしれないけれど、今は大変だからやりません。
ここで色を見てください。真っ黒ではありませんね。白っぽいとは言えるでしょうが、特別にピンクではないと思うのですが、いかがなものかと。
世の中で、ピンクイルカ(あるいは相性でピンカ)などと呼ばれているウスイロイルカは、子供の頃には灰色をしていて、大人になると皮膚がピンク色になってくるのです。もう一度ウスイロイルカの画像検索結果を見てください。
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Sousa+...
ピンクになる、と言われて見に行くものだから、みなさんピンクになったところを写してらっしゃる。
では、正しくピンクになるウスイロイルカがメコン川にいるかどうかですけど、生息域を見ると河口付近になら現れてもおかしくはないと思いますが、そこらへんは現地で聞くか、英語のページを細かく漁らないとわからないですね。現地で聞くなら観光ガイドではだめですよ。野生動物の保護かなんかをやってる人でないと、イルカはイルカ、全部イルカって言われると思います。
つぎに、ピンクイルカ=カワイルカ説について。
カワイルカというのは、インダス川やガンジス川や、アマゾン川やラプラタ川や、揚子江なんかにいるカワイルカ科(昔はネズミイルカ科に分類されていた)の淡水イルカで、「カワゴンドウともウスイロイルカとも違う」ものです。
カワイルカも一種類ではなく、住んでいる川ごとに別種がいます。それぞれ少しずつ性質や形が違ってますが、とりあえずアマゾンカワイルカとガンジスカワイルカの写真でも見てください(図鑑に載ってる代表的なカワイルカがこの二種なので)。
アマゾンカワイルカ 学名:Inia geoffrensis
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Inia+g...
クチバシが長いのがわかるでしょう。そして頭が小さくてちょっと不格好に見える。体色は若いうちは黒っぽく、成長すると淡色になると手持ちの図鑑に書いてあります(保育社「エコロン自然シリーズ 動物II」)、淡色というのは白っぽくなることですが、写真を見ればわかるとおり「ピンク色のものもいる」ので、こいつもピンクイルカと呼ばれます。
が、アマゾン川にしかいませんからメコン川で見たいならこいつは端から除外です。ついでにラプラタカワイルカも除外です。
ガンジスカワイルカ(インドカワイルカ) 学名:Platanista gangetica
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=Platan...
こちらもクチバシが長く、頭が小さくてなんだか不格好。色はしろっぽいです。ピンクになる、という話は、わたしはあまり聞かないけれど、絶対にならないかどうかは情報が少ないのでわかりません。「目が小さくほとんど見えていない」と前述の図鑑に書いてあります。
そんでもって、今回はタイかラオスで見たいんでしょうから、ガンジスカワイルカは除外です。インドにしかいません(海にいないので泳いでもきません)。ついでにインダスカワイルカも除外です。
↑これらの「カワイルカ科のイルカ」は、見た目からしてメコン川のカワゴンドウとはまったく別のものです。カワゴンドウのクチバシは短かったですよね?
じゃあ、なぜカワゴンドウの別名がイラワジカワイルカなのか、ですが、言葉の切れ目が違うんです。
カワイルカ科
ガンジス・カワイルカ
インダス・カワイルカ
マイルカ科カワゴンドウ属
イラワジ河・イルカ←英名のイラワジリバー・ドルフィンの直訳
で、わたしから逆質問。
・何がなんでもメコン川にこだわるの?
・カワゴンドウについて調べればいいの?
・ウスイロイルカがメコン川河口にも出るか調べればいいの?
・あるいはイルカをあきらめる?
・ピンク色のイルカにこだわるの?
・メコン川をあきらめる?
・アジアにこだわる?→ウスイロイルカを調べる質問を別に開いて
・アマゾンでもいいの?→アマゾンカワイルカを調べる(以下ry
・ガンジス&インダス川のカワイルカがピンクになるか調べる?
おぉ~!分かりやすいですね!
一通り見て納得したので、どう分かったのかという詳細は省きますね。
とにかく分かりました。wikiも今の段階では疑いません(ここで疑ってると始まらないのでとりあえずwikiは熟読してます)。
逆にやっぱり微妙に分からないのが、カワゴンドウ(イラワジ川・イルカ)の体の色なのですが、
こいつが「ピンクのイルカ」といえるのかについての情報がなかなか出てこないですよね。
つまり、ピンクじゃないということなんだと思うのですが。。
でも、メコン川に棲んでいるのはカワゴンドウなのに、メコン川にピンクイルカを見よう!と意気込んで行ってる人もいるわけで。。。
それを考えるとカワゴンドウもピンクなのかなーと思うのですが。
逆質問に対してですが、
特にどれにもこだわってはいないのですが、強いて言えば「メコン川」にこだわる、になるかもしれません。
すでにメコン川の近くに行こうと思ってまして、どーせ行くならなんか他にもないかなーと探したところ、
「メコン川にピンクイルカがいる(これが本当なのかを迷ってるわけですが)」という情報を見つけ、
調べてみたらどんどん混乱したわけです・・。
ウスイロイルカやアマゾンカワイルカなんかがピンクの代表なのは分かっていたのですが、
これらに今回は触れる時ではないのでとりあえずスルーです。
これではなく、「カワゴンドウがピンク色でメコン川におり見ることが出来る可能性が高い(条件完全一致の場合)」のであれば見てみたい、という感じです。
またもやchinjuhさんに助けてもらってますね。
深みにハマっていっちゃってるとき助けてくれるのはchinjuhさんというイメージです、私の中で(笑
ありがとうございます!
なんかすごい講義になっているところで、「ピンクイルカ」が通称(俗称)だとの過程で検索した結果
(検索ワードはpink dolphin mekong):
River Dolphin Closer to Extinction Despite Reports, Experts Say
Stefan Lovgren
for National Geographic News
March 21, 2007
http://news.nationalgeographic.com/news/2007/03/070321-river-dol...
記事の内容とは別に、写真がありますのでまずはそれ。chinjuhさんも言及されている写真です。(この「イルカ」の体色は、グレイがかったピンク色に見えます。)この写真はタイのOasis Sea Worldというマリンパークで2003年に撮影されたもので、一番右の鼻がとがってないのが「イラワディ・ドルフィン Irrawaddy dolphin」、左の鼻のとがったのが「ピンク・ドルフィン two pink dolphins」である、とキャプションにあります。
で、この「イラワディ・ドルフィン」は「イラワディ・リヴァー・ドルフィン Irrawaddy river dolphin」とも言うようですが、上掲の記事は、この種が非常に深刻な絶滅の危機に瀕している(危機を脱したとの見方が一時出たようですが、それについていろいろな意見が出た)という内容です。
そして、記事の主題は今は措いておくとして、この「イラワディ・(リヴァー・)ドルフィン」についての説明の部分を抜書きすると:
Two to three meters (seven to ten feet) long, the Irrawaddy river dolphin is similar in appearance to the better known beluga whale. Also known as the Mekong River dolphin, the Irrawaddy is found near coasts and in estuaries in parts of southeast Asia and Australia.
The Irrawaddy's three river populations are some of the most critically endangered dolphins known to exist.
As of April 2005 Irrawaddy dolphins numbered between 127 and 161 in the entire Mekong River, according to Beasley.
つまり、体長は2~3メートルで、見た目はベルーガに似ており、別名として「メコン・リヴァー・ドルフィン Mekong River dolphin」ともいう。東南アジアやオーストラリアの沿岸部や河口で確認されており、ここがちょっと英文からはわからないのですが(前後に出ていないので)、3つの河川に棲息している (three river polulations) 「イラワディ(・リヴァー・ドルフィン)」は、最も絶滅の危険が深刻である。2005年4月現在、「イラワディ(・リヴァー・ドルフィン)」はメコン川全体で127~161頭だと、Beasleyさんは述べている。(Beasleyさんというのは、オーストラリアのジェイムズ・クック大学の研究者さんです。記事の少し上の部分に出てくる。)
ここから判断して、National Geographicの記事の写真にある、鼻のとがっていない、ちょっとピンク色っぽいようにも見える体色をした「イルカ」がメコン川にいることは事実だが、個体数は非常に少ない、ということになります。
続いて別の記事:
2008-07-10
Battle to save Cambodian dolphin
http://swimwithdolphins.information.in.th/dolphin-news.html
【概要】
メコン川が流れるKratie市、水上でスン・マオ(<人名)は船に乗り、「メコン・イラワディ・ドルフィン the Mekong Irrawaddy dolphin」を探している。カンボジア北部のこのあたりでは、高齢の人々は、昔はイルカなんて当たり前に見たものだと話す。何十頭も群れになっていたそうだ。しかし現在では100頭もいないと専門家は話している。
スン・マオは5頭の集団を発見した。呼吸のために水面から顔を出したのだ――灰色がかった茶で、丸い頭をし、ぜいぜいという音を立てて空気を吐き出している。それを見て当方はすっかり感動してしまったが、スン・マオにとっては別に何ということもない。彼はCambodian Rural Development Team(CRDT: カンボジア地方開発チーム、という意味)の一員として、何年もイルカの絶滅を食い止める取り組みをしてきたのだ。
「これらのイルカにとって、ここが地上で最後の場所なんです (This is the last place for these dolphins in the world)」と彼は言う。「守っていかねばならないのです、次の世代のために」
CRDTは地域の人たちに何ができるかを教えてきた。政府は刺し網を禁止した。これで、漁師の網にイルカがひっかかってしまう件数は減った。そしてCRDTは地域の人々に、漁業からその他の産業への切り替えを奨励している。地域の人たちもCRDTの援助での養鶏を喜んで始めていたりもする。
しかし現実は甘い話ではない。3年前の科学的調査で、127頭が棲息していると推計されたが、最新のWWFの調査では、その数は71となっている。(以下略)
……という感じです。この後は「イルカがいてくれればそれを目当てにくる観光客も期待できるのだが」とか、「当局も地域の人々もイルカの保護に尽力しているが数は減少の一途、岸辺に打ち上げら得るイルカに子供が多く、非常に懸念される事態となっている」といったことの説明。WWFの人は、「イルカの免疫システムがストレスでやられているのではないかという仮説がある。開発で川の環境に影響が出ており、川の汚染も問題だ」と述べている、という記述もあります。
という感じで、「イラワディ・リヴァー・ドルフィンは本当に稀少な生物である」ということは言えるのではないかと思います。
記事に出てくるKratieでの映像(一般人の撮影だと思います):
http://jp.youtube.com/watch?v=77Z3S5LiOrQ
http://jp.youtube.com/watch?v=4AkHTKeJnqo
あと、メコン川は水が濁っているので、専門家による調査でも難しい点がある、という記述が、最初のNational Geographicの記事に書かれていたと思います。
WWFの保護活動のページ:
http://www.worldwildlife.org/ogc/species_SKU.cfm?gid=68
ただしここでは「メコン・ドルフィン Mekong dolphin」となっています。
※ページ下部のPeople Who Adopted a Mekong Dolphin Also Adopted...のところに、Pink River Dolphinがありますが、これはアマゾンのイルカです。
遅くなりましてすみません。
詳しく調べて下さってありがとうございます!
まず、教えて頂いた記事によるとメコン川のイルカはピンクではないですね。
灰色・・・ですよね。カワゴンドウは確かに写真で見る限りどれも灰色ですし。
おそらくメコン川にいるのはカワゴンドウで、その色は灰色で間違いないのだと思いますが、
謎なのは、メコン川にピンクイルカを見に行こう!と行っている人がいることと、ツアー会社のページにもメコン川にピンクイルカがいると
書いてあることなんですよね・・・。
私の予想では、メコン川の出口の方というか・・・海に近いところには海のピンクイルカが入り込んでくることがあるってことなのかな、、、と思ってますが。
もしくは、見ようによってはピンクっぽくも見える、と。ピンクイルカって言葉が有名なので、そいつらもピンクって言っちゃってるのかな。。
とにかくカワゴンドウが基本的にはピンクでないことは分かりました。
ありがとうございます!
1996年の本なので若干古め。
カワゴンドウ Orcaella brevirostris
体長
2.1〜2.6 m
分布
体色
個体差があり、暗青灰色、灰色、淡青色など。個体によってはかなり黒いのもいる。いずれの場合でも背中よりも腹のほうが白い。ピンクの記述なし。
見分け方
行動
ついでなので、インダスカワイルカは何色をしてるかっていうと、
色彩変位があって色々だそうです。
青灰色、淡青色、チョコレート色など。
ピンクだという記述はありませんでした。
図書館に!!ありがとうございます!!
なるほどー、やはりピンクではないみたいですね。もうピンクは忘れます。
ものすごくでかい字で書いてありますが、「イラワジカワやメコンカワでは網に魚を追い込んで漁師に協力する」これ、にやけちゃうくらいおもしろいですねw
協力するってのがどういうことなのか凄く気になります。
何か目的があってしてる行動が、結果協力になっているのか、元から協力する気なのか。。
数もかなり減ってるみたいですし、ピンクではなくても見てみたいイルカですね。
あと火の玉のやつは、一度狙ったことがあるのですが、なんかバラエティーがのこのこイジりに行けないような雰囲気ムンムンで、
結局倒れちゃったと記憶してます。。
蛇足ですが、これとどっかの火の玉を投げ合う祭りがかぶってどっちがどっちか分かんなくなります。
あと、、絵上手いですね!!!びっくりしました。
今回は丁寧に教えて下さってありがとうございました!!
とは言いますけど、実際どうなんですかね。
イルカって淡水とか海水とか関係あるのかなーって思い始めたんですが。。
別にえら呼吸とかしてるわけでもないし、海水にいるピンクのもいれば、淡水にいるピンクのもいるわけで。
根本的にわかんなくなってきた・・・。
肌にメロンがあって、視力が弱く、主食がおかしい、っていうのは分かりました。
ありがとうございます!