日本語について質問です。

以下のAとBでは、同じ意味として理解できますが、
「て」と「ても」で何か違いがあるのでしょうか?(例えば、Bの方がソフトな言い回しとか)

A 窓を開けていいですか?

B 窓を開けてもいいですか?

よろしくお願いします。

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  • 終了:2008/11/26 08:45:02
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回答6件)

id:idetky No.1

回答回数426ベストアンサー獲得回数20

ポイント23pt

「て」と「ても」の間には殆ど差は感じられません。

かろうじて、「ても」では「相手に対して許可を求めている」ニュアンスがあるかどうか。。。

を感じる程度です。

id:nemutaiyo

idetkyさんの言うように、確かに差を感じないですよね。

>「相手に対して許可を求めている」

kappagoldさんも書かれていますが、Bの方がソフトさ、遠慮さを含んでいるみたいですね。

助かりました。ボランティアで日本語を教えているのですが、難しいですね。

2008/11/19 10:10:03
id:kappagold No.2

回答回数2710ベストアンサー獲得回数249

ポイント23pt

A 窓を開けていいですか?

B 窓を開けてもいいですか?


ほとんど変わりませんが、

Aの方は、許可を求める意味合いが強く、Bの方が、仮定が強いので、Bの方がソフトになります。


言い換えた場合、

Aは、窓を開けたいのですが、許可してくれますか?

Bは、窓を開けたとしても、気にしませんか?


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A6&dtype=0&sty...

[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。

1 ある動作・作用から、次の動作・作用へと推移・連続する意を表す。「学校に行っ―勉強する」「着替えをすませ―寝る」

・ 「春過ぎ―夏来たるらし白妙の衣干したり天の香具山」〈万・二八〉

2 原因・理由を表す。…ので。…ために。「頭が痛く―寝ていた」

・ 「老いかがまり―室(むろ)の外(と)にもまかでず」〈源・若紫〉

3 手段・方法を表す。「歩い―通学する」「泣い―抗議する」

4 時間の経過を表す。「卒業し―一〇年になる」

5 並立・添加を表す。「雨が降っ―風が吹く」「大きく―甘い柿」

・ 「昔、男臥し―思ひ、起き―思ひ」〈伊勢・五六〉

6 逆接を表す。「わかってい―答えない」「見―見ぬふり」

・ 「昔、男身はいやしく―、いとになき人を思ひかけたりけり」〈伊勢・九三〉

7 (「…て…て」の形で)強調の意を表す。「売っ―売っ―売りまくる」

8 (「…について」「…に関して」「…に関して」「…にとって」などの形で)次の動作・作用の行われる事態・状況・関係事物などを提示する意を表す。「この問題に関し―触れるならば」「我々にとっ―大事なことは」

9 補助動詞に続けて、動作・作用の内容を具体的に示す意を表す。「思い出し―みる」「嫌になっ―しまう」

・ 「五条なる家たづね―おはしたり」〈源・夕顔〉

10 連用修飾語を作り、状態・様子を表す。

・ 「いといたく面痩(おもや)せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしく―、ながめがちに音(ね)をのみ泣き給ふ」〈源・夕顔〉



http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A6%E3%82%82&dt...

ても

[接助]《接続助詞「て」+係助詞「も」から》動詞・形容詞と一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「でも」となる。

1 未成立の事柄を仮定条件として述べ、その条件から考えられる順当な結果と対立する内容の文へ結びつける意を表す。たとえ…したとしても。「失敗し―あきらめはしない」「煮―焼い―食えない」

2 既定的な事柄を述べ、その条件から考えられる順当な結果と対立する内容の文へ結びつける意を表す。…たにもかかわらず。「知ってい―知らぬ顔をする」

3 (多く「にしても」「としても」の形で)ある事柄を仮定条件として認めて、下の文の叙述を起こす意を表す。「自信があるにし―、試験を受けるのはいやな気分だ」

◆接続助詞としての「ても」は中世以降用いられ、近世になると、逆接の確定条件を表す助詞「ては」に対応して、仮定条件を表現する「ても」が話し言葉の領域で多く用いられるようになり、それが現代語へと引き継がれた。「ても」はこのほか、「なんとしても」「どうしても」「とても」など、多くの慣用語をつくった。

id:nemutaiyo

kappagoldさん、詳細なご回答ありがとうございます。

「て」も「ても」もたくさんの意味があるのですね、知りませんでした。

私の認識では、

Aの「て」は、

8 (「…について」「…に関して」「…に関して」「…にとって」などの形で)次の動作・作用の行われる事態・状況・関係事物などを提示する意を表す。「この問題に関し―触れるならば」「我々にとっ―大事なことは」

Bの「ては」は、

1 未成立の事柄を仮定条件として述べ、その条件から考えられる順当な結果と対立する内容の文へ結びつける意を表す。たとえ…したとしても。「失敗し―あきらめはしない」「煮―焼い―食えない」

の意味かと思っていますが、もしお時間があれば認識が正しいか教えてください。

2008/11/19 10:14:52
id:rsc96074 No.3

回答回数4503ベストアンサー獲得回数437

ポイント22pt

 個人的な意見ですが、Bの方は、「窓を開けて[、迷惑かけますが、それで]もいいですか」と相手の気持ちを気遣っている感じがします。

id:nemutaiyo

「気遣い」というニュアンスも含まれているということですね。私もそう思います。

2008/11/19 10:23:52
id:taku0208 No.4

回答回数250ベストアンサー獲得回数11

ポイント22pt

A 窓を開けていいですか?

の方は、どうしても窓を開けたいという意志が強く感じられる言い方です。


B 窓を開けてもいいですか?

の方は、嫌だったら開けなくてもいいのですが、できれば開けたいですというニュアンスが感じられる言い方です。

少し言い方を変えると、いくつかの選択肢がある中で、そのうちの1つを選択したいときに「ても」と言うように思います。


しかし、日常の会話の中でそれほど意識して使い分けるほどの差ではないようにも思います。

id:w90 No.5

回答回数43ベストアンサー獲得回数1

ポイント10pt

A 窓を開けていいですか?


期待される答えがほぼ100%肯定の場合の聞き方です。

当然みんな同じ意見のはずなのでそうしますよ、という最後の確認の意味での質問ですね。


B 窓を開けてもいいですか?


期待される答えが否定の可能性がある場合の聞き方です。

他にエアコンを使うとかの選択肢があったり人によって意見が異なって否定される場合がある時ですね。

質問者が未読の回答一覧

 回答者回答受取ベストアンサー回答時間
1 miharaseihyou 5222 2646 717 2008-11-20 01:00:56
  • id:idetky
    > 「ても」では「相手に対して許可を求めている」ニュアンスがあるかどうか。。。

    と書きましたが、次の方はAの方が許可を求めていると書いていらっしゃいます。
    ここは、次の方のほうが正確な表現でした。


    自分は「Aは単なる許可だけど、Bの方は相手の立場・考えを考慮に入れた許可を求めている」と書くべきでした。
  • id:nemutaiyo
    >「Aは単なる許可だけど、Bの方は相手の立場・考えを考慮に入れた許可を求めている」
    すごい簡潔でわかりやすい説明だと感じました。使わせて頂きます。
    もちろん、「「て」と「ても」の間には殆ど差は感じられません。」ということも、伝えておきます。
  • id:kappagold
    Aの「て」は、
    8 (「…について」・・・・・・・・

    Bの「ては」は、
    1 未成立の事柄を仮定条件として・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    私も同じ認識です。
    文章を理解する時は、煮たような他の例を考えてみると、判り易くなる事があるので、試してみてください。

    私の場合は、以下のような文例を考えて見ました。

    A 投げていいよ。
    B 投げてもいいよ。

    この場合、情景として浮かぶのは、
    Aは投げる事がほぼ決まっていて、受け取る方は既に取る準備が済んでいる状態。
    Bは、投げても投げなくてもけれど、仮に投げたとしても大丈夫だということ。
    こんな感じで考えて見ました。
  • id:nemutaiyo
    >文章を理解する時は、似たような他の例を考えてみると、判り易くなる事があるので、試してみてください。
    すごい理解できます。迷った時には例文をいくつか作ってみます。
    認識が同じであることがわかり安心しました。ありがとうございます。
  • id:seble
    私は2さんの解釈が最もしっくりきますが、
    この場合の「も」は他の選択肢を匂わせているからソフトな言い方になるのではないかと思います。
    「も」が入るという事は「これ」があり「これも」と言うように複数を表します。
    厳密には「これも」の前に「これ」が存在し、それに対し、2番目の事柄として「も」が使われるべきですが、あえて省略しはっきり言わないながらも他の選択肢を示唆しています。
    ここでは他の選択肢とは窓を「開けない」事に他ならず、相手に対して単純に「開けていいですか?」と許可を求める言い方よりも、開けない選択肢を示唆する事で相手の自由度が増し、より相手の意志を尊重するようなニュアンスになると思います。

    2と3を足して2で割ったような、、
    でも、2さんの後半部分はちょっと違和感を感じます。
    ここでは「て」が重要なのではなく「も」がキーワードだと思いますが、、、

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