なぜ株価があがったり下がったりするのか、株を買うときに払ったお金はどんな風に使われるのか、小学生でも分かるように説明してください。

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  • 終了:2008/12/05 00:15:03
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回答5件)

id:daiyokozuna No.1

回答回数3388ベストアンサー獲得回数75

ポイント20pt

株は売りたい人からしか買えません。店で物を買うのとは違います。

売りたい人が多ければ安く買えますが、少なければより高い値段でないと買えません。

払ったお金は売った人に払われます。

id:adhd-idea

それはわかります。なぜ、そうなるかを聞いています。

2008/11/28 20:58:27
id:aki1960 No.2

回答回数256ベストアンサー獲得回数8

ポイント20pt

◆基本ルール


株式の購入というのは、その株式を発行している会社に対して投資することです。

例えば、ある会社が新しく工場を造る時に、そのお金が足りないと、株式を発行して投資家からお金を集め、そのお金で工場を造ります。

会社は、その工場で作った製品が売れて儲かったら、その儲かった利益を投資家に配分する(配当金といいます)のが約束事です。

その会社が儲からなかったら、配当金も無しになってしまいます。


◆株式売買ルール


株式には、額面価格というのが決まっています。

例えば、上記の工場を造りたい会社の株式が1株500円、というように。

ところが、その会社がとても優秀だった場合、他の会社よりも配当金が多かったり、将来的にもそれが継続すると思う人が多かったりすると、

額面価格以上の金額でも欲しい!と思う人が多く、高い値段で売買されます。

つまり、本来は500円なんだけど、良い会社の株式だから1000円でも買いたいという人が多ければ、1000円で売れます。

逆に、その会社がお金儲けがヘタで、もうちょっとしたらつぶれるかもしれない、なんて思う人が多ければ、500円でも売れずに、もっと安い値段でしか売れません。


◆株価変動


株式を売買する人の多くは、「配当金」が目当てではなく、その株式の価格が時々刻々と変ることで儲けようという人たちです。

これらの人たちは、安く買って高く売れば儲かります。逆なら損をします。

ある会社が、経営に失敗したというニュースが伝われば、その会社の株式はとても安い値段になります。

その後、失敗したけれど、上手くやりくりして、なんとかなりそうだ。その会社はつぶれずに、これからは儲かりそうだ。という

ニュースが伝われば、高い値段で取引されます。

安くなったときに買い、高くなったら売れば、儲けになりますが、安くなったままつぶれてしまう会社もありますから、

安くなったからといって、買う人がたくさんいるわけではありません。

逆に、安くなりかけたときに、それ以上損をしないように売ろうと思う人が多いので、株価が安くなるようなニュースが多いと、

どんどん値段が下がります。


例えば、100円で買ってくれる人がいないと、90円に値段を下げますね。

それでも買ってくれる人がいないと、80円ではどうか?70円ではどうか?と値段が下がってしまいます。

逆に、買いたい人が多いと、1000円で売ってくれないか?ダメなら1100円ではどうか?と値段が上がります。


こういう理由で、株式の価格が上がったり下がったりします。

そして、株式会社というのは、株式を買ってくれた人(つまり投資家)に、儲かった分を還元することで成り立っています。

id:adhd-idea

「例えば、100円で買ってくれる人がいないと、90円に値段を下げますね。

それでも買ってくれる人がいないと、80円ではどうか?70円ではどうか?と値段が下がってしまいます。

逆に、買いたい人が多いと、1000円で売ってくれないか?ダメなら1100円ではどうか?と値段が上がります。」

これは誰が言っているんですか。おそらく比喩だとは思うのですが、どういう基準であがったり下がったりしているのか、具体的な計算式などがあると嬉しいです。

2008/11/28 20:57:54
id:ele_dir No.3

回答回数263ベストアンサー獲得回数20

ポイント20pt

会社を始める時、たくさんのお金が要りますよね?

例えば、パソコンを買ったり従業員を雇ったり。

でも、このお金を自分一人で用意するのは大変!

そこで、たくさんの人にお金を出してもらいます。

このお金を出してもらった人へ、会社は、お金と引き換えに、「株」を渡します。

「株」というのは、会社がたくさん儲かれば、その一部が貰える(配当)という約束が書いてある紙(権利書)です。

会社が儲からなければ、配当は多くなり、会社が倒産すれば、利益は1円も上がりませんから、永久に配当は貰えません。

そして、この株券は自由に売買しても良いものです。

友達同士で売買しても良いですが、買いたい人、売りたい人を見つけるのが大変ですから、現代では、東京証券取引所などで売買されることが多いです。

イメージとしては、友達に売買するより、バザーやフリーマーケット、オークション会場に持ち込んだ方が売買しやすいようなものです。

株の価格が上下するのは、その会社が儲かりそうだと思う人が多くなれば、配当が増えるので欲しい人が増えますよね。

そうすると、オークション形式ですので、価格はつりあがります。

逆に、売り上げが下がったり、会社が倒産しそうだと皆が判断すると株価は下がります。

バザーでも、人気商品は高くても売れますが、人気が無い商品は、価格を下げないと売れません。同じ原理です。

なお、初めに株を買った人(出資した人)のお金は、直接設備投資などに使われますが、途中で売買されるお金は、この株を買った人に渡るだけでお金の使われ方に意味は無いです。

ご自身が所有されている株を誰かに売っても、そのお金がどの様に使われるか関係無いと同じです。

id:adhd-idea

「なお、初めに株を買った人(出資した人)のお金は、直接設備投資などに使われますが、途中で売買されるお金は、この株を買った人に渡るだけでお金の使われ方に意味は無いです。

ご自身が所有されている株を誰かに売っても、そのお金がどの様に使われるか関係無いと同じです。

の部分についてですが、だとしたら、会社にとって株を売る理由ってあるんでしょうか。なんの得があって、自分とは関係ないのに、株を売ったり買ったりしなくちゃいけないんでしょうか。

2008/11/28 20:56:50
id:peach-i No.4

回答回数4652ベストアンサー獲得回数93

ポイント20pt

http://karakuri.boy.jp/fundamental/newpage13.html

株が上がる、下がるの本質

id:adhd-idea

うーん、いまいち、わからんのです。

株を買ったり売ったり、これは誰かの役にたつ行為なのでしょうか。

2008/11/28 22:36:25
id:nobu_macsuzuki No.5

回答回数15ベストアンサー獲得回数1

ポイント20pt

あなたの友達のA君は、ちょっとしたアルバイトを思いつきました。

このあたりでは子供たちが携帯電話を持つのは大人が良く思わないので、どの子も携帯電話を持っていません。

でもそれだと、皆でショッピングセンターに遊びに行ったりするときに不便です。

そこで、A君はプリペイドの携帯を何台か買って、友達に時間貸しをすることを思いついたのです。


最初に数台プリペイド携帯を買うのにお金が足りなかったA君は、あなたに一緒にこのアルバイトをしないか、と持ちかけてきました。

具体的には「プリペイド携帯を買うのに1万円出してもらえたら、A君がバイトの儲けの1%をくれる」というのです。

ただし、このバイトがうまくいかないと、この2万円は自分には返ってこないかも、とのこと。

A君ととても仲がよく、お年玉の余りがあったあなたは、この話に乗って、2万円をA君に託しました。

律儀なA君はこの約束を紙に書いて、2万円の代わりにA君に渡しました。


さて、このバイトはなかなか好調です。

あなたはA君から、月に雑誌を数冊ずつ買えるくらいのお金をもらっています。

この話を聞いたB君が、あなたに、月々A君からお金を貰える権利を、2万5千円で売ってほしいと持ちかけてきました。

新発売のDSiがほしかったあなたは、A君に相談もせずに、B君に売り渡しました。

しかし、A君もしたたかです。

もう少しプリペイドの携帯電話が必要になったA君は、他の友達に「1万5千円につき、儲けの1%を支払うけど、どうかな?」と声をかけています。

---

どうでしょうか?

お金のやり取りの額が、子供の扱う額としてはちょっと現実味のない数字ですが、この律儀なA君がお金を託して貰うときに書く紙が、株式になります。

A君からしてみれば、自分の手持ち資金がなくても、プリペイド携帯を買い足して、儲けを増やすことができます(会社が株式を発行して増資をする仕組み)。

債券ではないので、お金を返すという話にはなりません。

株式は債券ではないので、発行する会社にもっていっても現金化はしてくれません。

しかし、その会社が儲かっていれば、その儲けが配分されるので、それが魅力に見える人が、自分が買った額以上で買い取ってくれるので、現金化には困らないでしょう(株価が上がる仕組み)。

逆にお金に困ったときに、誰も買ってくれないと、値段を下げてでも、売れる相手を見つけざるを得なくなります(株価が下がる仕組み)。

この話の"自分"は、この株価が上がる仕組みを利用して、配当金以外に5千円を儲けることができました(株式が売買される理由)。

B君も、あとでこの"株式"をより高い額で、他の誰かに売るかもしれません。


実際にこんな話がおこったら、A君はすぐに破産して、"株式"を持っている皆に問い詰められるでしょうが、それは株式の仕組みとはまた別の話です。

  • id:aki1960
    >これは誰が言っているんですか。おそらく比喩だとは思うのですが、どういう基準であがったり下がったりしているのか、具体的な計算式などがあると嬉しいです。

    売る人、買う人です。比喩じゃありません。
    (現在はネット上で売買されるので、実際に声は出しませんが。)
    実際に売る側はいくらで売りたい、買う側はいくらで買いたいと値段を提示します。
    とうぜんそこに開きがありますが(売る人は高く売りたい、買う人は安く買いたい)、売りたい人が多く株式がだぶついてくれば、売る側としては買い手の提示する安い価格に合わせるしかありません。
    買いたい人が多く、売る人がすくなければ、買いたい人は他人より高い価格を提示しなければ、売ってもらえません。
    これは株式に限らず、市場原理であって、計算式はありません。

    (買いたい人 > 売りたい人) -> 値段が上がる。
    (買いたい人 < 売りたい人) -> 値段が下がる。

    です。
  • id:ele_dir
    ちょっと、質問が曖昧で、質問が2つあるように思います。

    1つは、なぜ、個人が株を売買するのか?
    1つは、なぜ、会社は株を発行するのか?

    1つめ、まず、東証などで株を売買するのは、発行している会社は無関係です。あくまで、個人同士で売買する場です。
    発行している会社は売買に関与しません。あくまで、場の提供ですので、株を売買するのに、東証以外のヤフーオークションや友達との話し合いで決めても構いませんし実際そこで売買する人もいます。

    例えば、あなたが、オークション(近所のバザー)で株券を買うとします。売り手さえいれば、中古本みたいな感覚で、実際に、買うことが可能です。
    そして、買ったあなたが、いらなくなったり、もっと、高値で買うという人が現われれば売るかもしれません。
    このやり取りを見ていただければ分かると思いますが、発行した会社は一切関係ありません。
    売買するのは、会社の意思ではなく、実際に所有している人の意思で行われます。


    >2つめ、説明の一番初めに、

    会社を始める時、たくさんのお金が要りますよね?
    例えば、パソコンを買ったり従業員を雇ったり。
    でも、このお金を自分一人で用意するのは大変!
    そこで、たくさんの人にお金を出してもらいます。

    と書いています。
    追記すれば、

    お金を集める方法には、友達や銀行からお金を借りる人、アルバイトで作る人などいろいろあります。
    そこで質問、それ以外にお金を集める良い方法はありますか?
    と聞かれたとき、
    株を発行する!
    という方法もあります。お金は無いが、これからやる予定の、お金儲けの方法を書いた計画書(企画書)を見せ相手に説明します。
    儲かったたら、その一部を配当するのでお金を出資してくれってね。
    これで、相手が、了解すれば晴れて株の発行ができます。

    会社としては、計画書1枚で、お金を借りられてラッキーですよね。
    銀行だと、家など価値のある商品が無い限りお金は貸してくれません。
    こんな時、計画書1枚でお金を出資してくれたら便利だと思いませんか?
    これが、会社にとって最大のメリットでしょう。


    #2の回答の返信について
    「例えば、100円で買ってくれる人がいないと、90円に値段を下げますね。
    それでも買ってくれる人がいないと、80円ではどうか?70円ではどうか?と値段が下がってしまいます。
    逆に、買いたい人が多いと、1000円で売ってくれないか?ダメなら1100円ではどうか?と値段が上がります。」
    これは誰が言っているんですか。おそらく比喩だとは思うのですが、どういう基準であがったり下がったりしているのか、具体的な計算式などがあると嬉しいです。

    これは、比喩ではありません。そのままです。
    実際、株券は紙幣みたいな紙でできた書類です。
    その書類をめぐって、みんな熱くなっているのです。

    特に、計算式などはありません。あるという人もいますが、誰でも自由に売買できますので、多くの人は何と無くで売買しています。
    今回の金融危機も、アメリカ政府が考えた計算式によれば、計算上は問題なかったはずですが、大外れですよね。
    なんとなくで売買する人と計算式で売買する人、どちらも当たったり、外れたりしていますので、この計算式が、有効に機能しているとは思えませんので割愛します。興味があれば、PER,PBRなど調べると分かります。

    それよりもっと分かりやすい例で説明します。
    今の1年物定期預金が0.5%だと仮定します。
    そんな時、例えば、○○○電機などへ行き、今年は、ゲーム機(PS○)が昨年の倍売れたらしいと店員から聞くとします。
    そう聞けば、S○NYは、配当を昨年の、倍出すのではないか?などと予想ができますよね?
    そう考えると、昨年の今頃、50万円(配当10000円。年利2%)だったな。
    今はまだ皆このニュースを知らないのか、皆50万円くらいで売買してるぞ。
    この予想が当たれば、年利4%になるな!
    定期預金が0.5%なんてばかばかしい。
    株を買ってしまおう。
    こんな感じです。
  • id:nanashix774
    そもそも株とは何か、が曖昧だからそのような疑問が出てくるのだと思います。
    株というのは株式会社の所有権だと思えば分かりやすいでしょう。
    所有権というのは、難しい言葉のようですが「持っている」ということです。
    土地の所有権がある。野菜の所有権がある。
    それとまったく一緒です。
    土地を持っている、という場合を考えても分かるように、別に手で持っていなくとも「所有してる」事が法律で保障されてることが「持っている」ということですよね。
    自分の持ち物は自由に売ったり買ったりできる。
    野菜を売買したり、土地を売買するのと一緒なわけです。

    値段の付き方も土地や野菜と一緒です。
    ただ、スーパーや八百屋さんで買い物をする場合と違って、売り手も買い手も複数いる、市場(マーケット)で売買されるので、価格交渉がめまぐるしく効率的に行われるため、値段が刻々と変化するのです。

    テレビや新聞などで良く目にする「株価」というのは、株に付けられている値札ではなくて、「もっとも最近、その値段で売れた」という結果でしかありません。
    マーケットにおいていくらで売れるかは、計算式など無く、神様にしか分かりません。
    売りたい人が提示する値段と、買いたい人が提示する値段が、たまたま上手く噛み合えば、その値段で売買が成立するのです。
  • id:wanwei
    >どういう基準であがったり下がったりしているのか、具体的な計算式などがあると嬉しいです。
    質問者自体が、質問内容や疑問点を整理できていない気もしますが、
    具体的にどうやって値段が決まっていくのかに絞って説明します。

    現在値が100円の株があるとします。

    この株を欲しいと思っている人のうち、
    A.80円で買っても良い、という注文が2株
    B.90円で買っても良い、という注文が1株あるとします。
    そして、その株を保有している人のうち、
    C.110円で売っても良い、という注文が1株
    D.120円で売っても良い、という注文が2株あるとします。

    市場に出ている注文が以上のままなら需給が一致せず、
    成立する取引はないので現在値は100円のままです。
    ですが、新たに
    90円で売っても良い、という売り注文が1件現れると
    その注文はBの買い注文と需給が一致するので、
    90円での取引が1件成立し、現在値は90円となります。

    逆に、いくらでもいいから2株買いたい、という注文が現れると
    まずCの売り注文が取引成立し、
    続いてDの売り注文のうち先に出されていたほうの1株が取引成立して
    現在値は120円となります。

    これら市場に出された注文の状況は「板」と呼ばれ、随時開示されています。

    株の値段の決まり方
    http://www.begin-kabu.jp/kabu-3-2.html
  • id:garyo
    株というのは昔、大航海時代に船で貿易をするのにお金がかかるので
    たくさんの人からお金を集めたのが始まり。
    貿易で儲けた利益は出してくれた金額(出資額)に応じて分配しました。
    それが現代でも残っていて、会社を作る時に株式でお金を集めて、
    会社の利益を出資額に応じて分配しています。

    たくさん利益を出す会社の株を持っているとそれだけでお金が入ってくるので
    利益を出す会社の株は欲しがる人が多く価格が高くなります。
    逆に倒産する会社の株は紙切れになる(大航海時代で言えば難破する状態)ので
    価格が安くなります。


    http://tyotiku.fc2web.com/stock1.html#600
    >アムステルダムで8つの会社の合弁でできた東インド会社は、喜望峰の東からマゼラン海峡の西までの地域の商業独占権を与えられた。東インド会社は、株主に対し平均で年25%、最良の年には75%の利益を与えた。オランダ東インド会社は、1799年まで約200年もの間続くこととなる。
  • id:garyo
    元々株は国が認めた合法的な賭博(のようなもの)です。
    ↓以下の場合など、船が無事戻ってくればたくさんの配当が貰えますが
    途中で難破すると何ももらえません。

    http://tyotiku.fc2web.com/stock1.html#600
    >オランダ東インド会社のできる前の1600年に、イギリス東インド会社ができていたが、
    >これは一回の航海ごとに資本を集め、終われば解散する一時的なもので、
    >今の株式会社のように継続的なものではなかった。
  • id:yuripop
    ブクマでも書いたけど、小学生でも十分読める「うわさのズッコケ株式会社」を読んでみるのが案外いいと思いますよ。
  • id:mare_caldo
    皆さん、いろいろな点を取り上げてますが、私も一つ。

    >だとしたら、会社にとって株を売る理由ってあるんでしょうか。なんの得があって、自分とは関係ないのに、株を売ったり買ったりしなくちゃいけないんでしょうか。

    株式を発行している会社は、原則として、自分の会社の株式を売ったり買ったりはしません。売ったり買ったりしているのは、投資家で、彼らがいくらで取引しようが、直接的には会社に関わりのないことです。


    会社が自分の会社の株式を売る場合が二つあります。一つは新しく株式を投資家に向けて発行する場合です。このとき、市場で成立している価格が高ければ、同じ発行株式数でもよりたくさんの資金を調達することができるので、会社にとっては自社の株式価格を高く保とうとする動機となります。上で、直接的には会社に関わりのないことと書きましたが、このように間接的には関わりがあります。

    もう一つは、かつては商法で禁止されていましたが、現在の会社法では可能となり、頻繁に行われるようになった自社株買いです。現在のように、株式市場が低迷しているときには、会社の業績等に比して価格が安すぎると考える会社は自社株買いを行います。これは、流通している株式数を減らし株式の価値を高める効果があります。市場から買い取った自社株は、消却するか、価格が上昇したときに再び市場で売るかのいずれかとなります。


    少しはお役に立てたでしょうか?
  • id:zhy_a
    いわゆる「株価」はオークション方式で値段が決まります。

    ヤフオクみたいな感じで「証券取引所」という集まり場所があって、売りたい人・買いたい人がそこに集まります。
    そこで「A社の株、100円でどう?」「90円なら買うよ」「オレは95円で買うよ」「私、95円で売ります」「取引成立!」
    という具合に、「A社の株は95円」と決まります。

    このようなやりとりを一日に何度もやりますので、株価は一定ではありません。
    高く売りたい人しかいなければ、高くなります。安くしか買う人がいなければ、安くなります。

    で、これらの取引をやっているのは「会社」ではなく、会社の株を買った人です。(投資家)

    「会社」にお金が入るのは、株を最初に発行したときに払い込まれるお金だけで、
    その後、株価が上がっても下がっても会社に新たにお金が入ってくることはないのが原則です。

    会社が株を発行する理由は、お金を調達するためです。
    「事業をやるために5000万円必要だけど、お金がない。
     会社の「権利」を小分けにして売るから、みなさんお金を出してくれませんか?」というのが株式発行です。

    会社の「権利」とは、主に意思決定権と配当金を受領する権利です。
    会社の経営方針について決める権利のことが、意思決定権です。これを決めるのが「株主総会」で、そこで投票する権利があります。
    配当金は、会社の儲けを毎年株主に対して分配します。「1株あたり○○円」というイメージです。

    ざっくりこんなところです。
    細かい部分を省いてありますが、この辺でいかがでしょうか。
  • id:nanashix774
    野菜を作るのにかかるお金と、作った野菜を売るときのお金は、値段の決まり方が違いますよね。
    会社の場合も一緒です。
    「会社を作る」というのは、まず「定款」という会社の設計図であり根本規則(国で言うところの「憲法」みたいなものです)をつくり、それに基づいて人を雇うためのお金や、本社ビルを建てるためのお金、原料を買うためのお金、つまり、商売の元手となるお金を出資することです。
    ビルを買ったり人を雇う前でも、定款を作って出資をすれば、一応会社はできあがりです。
    いったん会社を作ってしまうと、勝手に会社を壊して、会社に出資したお金を取り戻すことはできないようになっています。
    野菜作りにかけたコストを、野菜に向かって「返せ」とはいえないようなものです。
    野菜作りにかけたコストは、野菜を欲しい人に買ってもらうことで、回収しなければならない。
    株というのは会社の所有権です。
    野菜を作った野菜の所有者が、野菜を欲しい人に売るように、会社を作った株主は、株が欲しい人に売る。
    売り買いを効率よくするために、市場(マーケット)がある。
    野菜の卸売市場であり、株式市場です。

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