いびきというのは、上気道などの空気の通り道が狭くなって、空気が流れることによって気道の壁などの組織部が振動しておきる音のことです。肥満体型になると上気道などに脂肪が沈着してしまって、上気道が圧迫されて細くなるので、やせている人に比べていびきをかきやすくなります。肥満体型の人以外でも、姿勢や無理な体勢などによって、上気道が変に曲がったりして、一部の上気道が一時的に狭くなることもありますし、もともと上気道が狭くなりやすい人もいます。さまざまな理由で空気の通り道が細くなると、いびきが発生しやすくなります。最近は大人だけでなく、乳幼児の赤ちゃんや子供もいびき対策が必要となる場合があります。
いびき対策を考える前に、まずはいびきの原因を知ることによって、自分に合った対策を考える必要があります。いびきをおこす原因は一般的に6つあるといわれています。1つ目が心身の疲れやストレスなどを回復するために、口呼吸をして身体にたくさんの酸素を取り込もうとして起きます。2つ目は、肥満によって軟口蓋や咽頭壁などに脂肪がつくことによって咽頭の奥が肥大して上気道が塞がれることでおきます。呼吸する筋肉の老化によって上気道が狭まってきてしまうことが、いびきの原因の3つ目です。4つ目はアルコールや薬を飲んだ場合に筋肉の緊張が緩んで、気道が狭くなってしまうことでおきます。5つ目は鼻腔、喉、口腔に異常があって上気道を狭めてしまっていることで、6つ目がその他の原因になります。
いびき対策グッズを使う場合には、違和感が大きいと長続きせずに終わってしまうこともあります。自分のいびきの原因をよく考えて、原因に合ったいびき対策グッズを選んでください。いびき対策グッズのひとつにいびき対策用のマウステープがあります。マウステープは、下端に粘着剤がついていないので、簡単にはがすことができて、1回毎の使い捨てになっています。下あごから鎖骨にかけて装着することで、下あごが下がらないよう支えるいびき予防グッズもあります。ただしいびきの原因が鼻腔にある場合には効果がないそうです。いびきの原因が鼻腔にある場合には、鼻腔拡張グッズが良いと思います。睡眠中でも鼻からたくさんの酸素を吸入することができます。
いびきの原因の一つに、口呼吸をすることがあげられます。口呼吸を治して鼻呼吸にするといびきが治ることがありますので、気になる人は一度試してみるとよいでしょう。
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