やっぱり旅行客とか?
ちょっと前に韓国から輸入するヒラメが安いとかあったみたいですが、やっぱり韓国からの輸入品が安くてウハウハしている人たちっているんでしょうか?
日本からの旅行者や、日本で資金を貯めて行く留学生などはもちろん、
日本企業の社員で海外駐在で、日本円で給与の支払いを受けている人には
影響は非常に大きいと思います。
例えば英ポンドは、90年代からずっと通常は「£1=200円」でどんぶり勘定するもので、
2007年にはポンド高のため「£1=250円」でもおっつかないくらいになっていたのですが、
今は「£1=150円」を軽く下回っています(銀行間手数料を勘案しても)。
日本円の10万円が、それぞれ、£500、£400、£667くらいの計算です。
ロンドンで£100あれば、ワンルームみたいなところでよければ、
そこそこ交通の便のいいところで部屋が1週間借りられます。
東京だと、ワンルームの家賃7万円/月として、1週間で17,500円。
英国は近年、物価上昇率がすごいので(これまで2%台だったのが4.5%かそこらへんになった)、
使いでとしてはもう少し小さいかもしれませんが、
£100ごとにそのくらいの金額が為替レートの変動だけで増えたり減ったりしているのですから
現地で生活している人にとってはすごく大きいだろうなと思います。
(急激な円安の場合はひどく大変ですけど……。)
日本への輸入という点では、私は輸入業者でも何でもなく単なる消費者ですが、
洋書の価格が軒並み安くなっているのはちょっと嬉しいです。
研究機関など限られた予算の中で洋書を大量に購入するところでは
かなり余裕ができて、より多くの書籍を買うことができていたりするかもしれません。
日本で暮らす私の実生活で実感できそうなこと教えてください。
韓国のウォン安とのからみがあるとなお嬉しいです。