絵本のネタ探しをしています。以下の話で、ウサギが幸せになれる方法を教えてください。

【続:ウサギと亀】
亀との競争に負けてしまったウサギは、自分が嫌いになりました。亀に負けたことで、自分は亀以下だと思い知りましたが、今でも亀を見下す気持ちが変わらなかったからです。ウサギは、それから毎日のように競争を思い出しては亀を見下し、その下にいる自分を見下し続けています。
努力して勝てばいい事は分かっていましたが、それでもウサギは、ほんの少しの努力が、どうしてもできません。もう、草原に寝転んで昼寝をしても、おいしい若葉をかじっても、ちっとも楽しくありませんでした。

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  • 終了:2008/12/24 00:25:03
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回答44件)

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互いに協力し・・・ nirajimagt2008/12/17 12:41:31ポイント2pt

兎氏、亀氏共に親交のある動物(今回は野鼠にでもしますか)が川で溺れている、

兎氏、亀氏共に野鼠氏の異変に気づく、しかし・・・

兎氏:あまり泳ぎは得意ではない

亀氏:泳ぎは得意であるが川までは距離があり時間がかかってしまう

両氏は今までの事などは忘れ協力し、何とか野鼠氏を救出する・・・

(兎氏の心の中で何かが解けはじめた)

書いてみました yoshimune602008/12/17 21:24:01

ちょっと変更してしまいましたが、書いてみました

【続き】

ある日のことです。ウサギは川のまんじゅう岩の上で寝転んでいました。

まんじゅう岩は、その名の通りまんじゅうのような形をしていて、その上で日向ぼっこをすると、ぽかぽかと気持ちがいいのです。

いつもならたくさんの友達が昼寝をしていますが、今日はウサギしかおらず、まんじゅう岩をひとり占めできていました。

ウサギはまだ考え続けています。亀にまけたことが、どうしても許せないのです。

とつぜん、声が聞こえました。

川をみると、亀がネズミを乗せて岸へむかって必死で泳いでいます。

ネズミは亀のうえでぐったりと倒れていました。おぼれてしまったのです。

亀はウサギに向かって叫びました。

「ウサギくんウサギくん!急いでふくろう先生を呼んでおくれよ!僕は岸まで泳ぐので精一杯だ!」

ウサギは飛び起き、すぐに走りだしました。

ふくろう先生は夜更かしで、昼は森の奥で眠っています。森の奥へは、どんなに急いでも、ひとつの雲がすっかり見えなくなるぐらいの時間がかかるのです。それに、ねぼすけのふくろう先生を起こすことも、ひと仕事でした。

中略

ネズミが目を覚ますと、ウサギと亀が手をとりあって飛び上がりました。

「よかったよかった!もうだめかと思って、献花を準備してしまったよ」

「ウサギくんのおかげだよ。ウサギくんがいなかったら、きっと間に合わなかった。君はなんて早いウサギなんだろう」

ふくろう先生も羽をバサバサ動かして喜びました。なにも覚えていなかったネズミは、まんじゅう岩の上で首をかしげています。

大きなお日様が、ぽかぽかと暖かいひざしをそそいでいました。


それからしばらく。

ウサギはもう悩んだりしていません。雨の日だって、わくわくして出かけています。

なぜなら雨の日には、水が必要な亀と遠くまで遊びにいけるからです。

今日雨が降ったら、一本松の丘までまつぼっくりを取りにいく約束をしていました。

「いってきまーす」

そういってウサギは走り出しました

【感想】

きれいに落ちつきました。

競争というゲームの中では、勝ち負けのみが優先順位となってしまうため、なんらか別の価値感をもたせることが、ウサギを幸せにする為のポイントかもしれませんね。参考になりました。ありがとうございます。

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