のつづきです。
どうやらプリンタにデータを送るさいに、csrss.exeというものがCPU使用率を99%使ってしまっているようです。
プリンタは、HPのpsc2450を使用しております。
調べてみると、このcsrss.exeは、ネットワークに関するものとわかりました。
しかし、プリンタの接続は普通にUSBを使って接続しております。
これはどういうことなのでしょうか。
http://www.casupport.jp/virusinfo/2003/win32_ciadoor12_a.htm
http://www.google.co.jp/search?q=c:csrss.exe&lr=lang_ja
ウィルス(トロイの木馬)に感染している可能性があるのでは?
csrss.exeは、ネットワークに関するものとわかりました
ちょっと違います。
csrss は Client/Server Runtime Subsystem の略で、Windowsサブシステム(ユーザー・モード)全般を司ります。
具体的には、グラフィックや16ビット仮想DOSのサポートや、プロセスとスレッドの生成/消滅、テンポラリファイルなどの関数提供など、じつに多彩な機能を提供しています。このため、一概に crss.exe のCPU占有率が高いといっても、どのスレッドで消費しているのかは分かりません。
プリントアウトの際にCPU負荷が起きるということなので、まず思い浮かんだのが、プリントデータをアプリケーションからデバイス・ドライバ(カーネル・モード)へ送る部分で crss.exe の処理に時間がかかっていることです。
しかし、前の質問によると、他のアプリケーションでは正常に出力されているということなので、この可能性は低いと思われます。
次に考えられるのが、アプリケーションによるヒープ領域あふれです。
プリントアウト自体またはプリントデータを作成するスレッドが並行して走り、各々のスレッドがヒープ領域を開放するのが間に合わない場合、この現象が起きます。
この場合の原因はアプリケーションの作りにあるのですが、対症療法として「デスクトップ・アプリケーション・ヒープ不足エラーに対処する方法」があります。ただし、これは、レジストリを操作する作業の中でも最も危険な部類に入るので、お試しになる場合には自己責任でお願いします。
また、可能性は小さいのですが、csrss.exe と同名のウイルスがあるようです。念のため、フルスキャンをかけてください。
その他、下記のような対処が考えられます。
もし、前者のほうであったら、解決方法はありますか?