109億円が安い安いと言われていますが、本当に安いのでしょうか?
従業員3200人の雇用維持を契約に織り込んで、物件自体は年間50億円の赤字。
1万円の物件が6000万円で売れたというのもニュースになっていましたが、あれは従業員を含めず転売したからであって、従業員のお給料だけで少なくとも年間2000万円ほどかかっているはずです。
普通の企業ならとても買えませんよね。
というか、普通の企業に売ったら確実に従業員捨てられますよね。
契約って言っても雇用に強制力は無いわけですから。
しかし売らなければ年間50億円の赤字が出続けるわけです。
では実際、どうするのが正解だと騒いでいるのでしょう?
そもそもそれが安いか高いというかというよりも
それ以上の値を付けていた業者を排除していること自体に問題が有るんじゃないでしょうか
「物件には必ず価値があるもの」という庶民の先入観を意図的に狙われた感じがしますね。
経営単位の話であれば査定がマイナスになる場合も決して少なくはないし、仮に個別売却でそれが売れるということはその企業は「従業員を捨てるつもり」で買ったのでしょうから、「売れ残る」よりも酷い結果が待っています。
責められるべきなのは「大赤字物件を造り出したこと」であって、「1万円が6000万円で売れて、企業を大儲けさせた」みたいな書き方はおかしいですよね。
1万円で売却とか1千円で売却なのが安すぎるのは当然です。
だから、マスコミもそこを叩きます。
しかし、全てが「おいしい物件」なわけではないのです。「大赤字物件」もたくさんあるのです。
なんでわざわざ1個1個売らないのか?といったら、1個1個売っていたら、当然ですが赤字しか生み出さない物件なんて誰も買いませんよね?
するとかんぽ側は、多少なりとも利益の出る物件を売ってしまい、赤字製造マシーンばかりを抱える事になります。
まぁ、もともとそんな赤字製造マシーンを作ってしまった簡保が悪い、といえばそれませですが、、、。
それを回避するためには、
大赤字物件と「おいしい物件」を抱き合わせて売るしかないのです。
なぜマスコミは「大赤字物件」に触れないのでしょう?
特に、日本リライアントのような完全に怪しい企業なら「あそこは2004年設立で資本金○円なので従業員の維持は難しいと判断した」とかちゃんと言えば国民もなるほどって思えるはず。
しかしもしかしたら、物件売却はエージェントの仲介が入ってるらしいので西川社長はいわゆる飾り社長で現場のことを何も知らないのかもしれません。もちろんそれはそれで問題ですが。
鳩山氏の場合は国民と一緒に騒いでるだけなので論外ですね。
政治屋として、物件売却についてもプロフェッショナルの目線を持ってなければいけない人なのに、ただ一般人と同じこと言うだけなら誰がなっても一緒です。
でも本当に後ろ暗いところかなければ、どうどうと入札から排除すると判断した理由なども提示して反論すればいいと思いますがね。
証人喚問された西川社長の態度はなんてなく信用ができない気がしますね。
真相は永遠に闇の中でしょうが。
関係ないですが最近の鳩山さんはテンションたかすぎですね。
自分の言い出したことが思うような展開になってはしゃいでいる感じです。
機嫌がよさそうな鳩山さんを見ているとなんとなく苦笑してしまいます。
政治屋さんとして、というか人間としても底が浅そうです。
しかし例の400億の入札をした日本リライアンスという企業。
http://www.kokusaig.co.jp/0701/gg_relian/
2004年設立。元営業マンが個人で作った企業で、400億なんてとても調達出来る企業じゃありません。
これはもう完全に従業員切り捨てを前提とした入札。
しかしこういう企業を排除するのにも、「信用が無いから」とか公表すると風評被害の問題もあるからなかなか出せないという面もあるのかもしれません。
こんな排除して当たり前の企業を排除して文句言われてるのが現実なんでしょうね。
悪くないかなと思っていました。
現在赤字の施設も含めて、雇用を維持するという特約がついての100億円なら妥当なのではないかと。
ただ、最近、入札への経緯などほ報道で見ていると、若干怪しい感じもしています。
入札で高値を付けた企業を排除したのも、雇用の維持などの条件を守ってくれるかが疑問だったという理由で退けたところまではまだ理解できますが、だったら、最初からその経緯をきちんと公開すればよかったと思います。
後出しでいろいろ情報が出てくると、ホントは後ろ暗いところがあるんじゃないかと思えてしまいますね。
引き取ってもらえて、とても羨ましいです。過去、私が勤めてた会社は数十年間かけて貯めた内部留保をバブル崩壊後、数年で全部吐き出してしまい、その後資本を食い潰している状態でした。それをみかねた親会社が取締役会、株主総会で会社清算を決定してしまいました。従業員全員解雇、ちりぢりばらばらになりました。そもそも私は会社を「ゴミ箱会社」と呼んでおりました。なぜなら親会社でお役御免となった課長さんを常務取締役として、係長さんを〇〇部次長として高給で送り込んでいたのです。送り込まれた人達はやがて専務、社長、相談役と順番にこなして会社を去っていくのですが、従業員は、たまったもんじゃありません。親会社で役に立たない人を上層部の人間として在籍する訳ですから会社経営が順調にいくはずないのです。
ある日突然、社長が全従業員を会議室に呼んで会社清算につき四ヵ月後に全員解雇すると発表しました。解雇後、半年して登記上、会社は消滅しました。
雇用維持のことも、セット販売のことも、マスコミが細かく報道してるのをほとんど見たことがありません。
そしてその断片的な情報を見て「なんとなく」で安いと思いこんでしまった多くの国民と、その国民の顔色を伺いだした政治家というパターンでしょうね。
鳩山氏なんか「一括売却する必要があるのか」とか言い出しちゃってますし。
一括売却以外で雇用をどうやって維持する気なんでしょうね。
明らかに談合だろって感じの取得費とか、年間50億円の赤字を甘んじてた経営関係者に責任を取らせるべきだと思います。
ただ、従業員は天下りOBとかならいいですけど、何の罪も無い人もいますから従業員を全員解雇ってわけにはいかないと思います。
高い金で事業を始めて、赤字経営になったことを責められるべきであって、結果的に高く売れなくなってしまったことをゴネても仕方ないですよね。
「1万円」というのは、巨大なセット販売商品の中の、「内訳についての見積額」であって、
実際には、「セット以外では販売しない条件」での販売である。
見積額の内訳なんて、契約全体にとっては、ほとんど意味がない。
それについての説明を、意図的に、極端に消極的にしている、
鳩山邦夫と自民党と民主党と日本の大半のマスコミに、一番大きな問題がある。
退職金の返還も視野にいれ、厳罰に処すべきですね。その上で、従業員はすべて解雇し、純粋に箱ものだけを市場相場で売却し、その後の運営は民間に委ねるべきです。根本は無策の郵政族です。罰して下さい。
ノーリスクだからトンデモ計画を実行しちゃうんだと思います。
今回は、もう仕方がないから、せめて同じ轍を踏まないようにしてもらわないと。
他のコメントでも書きましたが、400億の入札をしたのは日本リライアンスという企業。
http://www.kokusaig.co.jp/0701/gg_relian/
2004年設立。元営業マンが個人で作った企業で、400億なんてとても調達出来る企業じゃありません。
従業員を捨てて転売するつもりでこの金額を入札したと判断するのが普通でしょう。
もし仮に切り捨てをしなかったとしても、赤字経営を続けて倒産すれば雇用維持は結果的に守られません。
以上のようなことから、「高値をつけた企業を排除してはいけない」という発想がおかしいと思います。