半田でも上手くやればきれいに仕上がるようですよ。
写真つきで掲載されています。
http://masa-ya.jp/index.php?%BA%EE%B6%C8%C6%FE%CC%E7%BD%F1%2F%C5...
アーク溶接のようにみえるのは、半田のノリが悪いのだと思います。
私も仕事でいろいろな半田ごてを使いますが、どのようなこてを使う場合でも、半田が流れるまで加熱する必要があります。
とりあえずひっついたからといってこてを外してしまうと、すぐにはずれてしまいます。
細い線なら、こてはどんなサイズでもかまいません。
また、空中で線どうしをつなぐ場合には、ラジオペンチなどであらかじめきれいにねじっておくと、つきやすくはずれにくくなります。
半田付けのポイントは
1.金属面の汚れ(油・さび)を無くす
2.熱を与える時間を極力短くする
です。
1.は、導線の皮膜を剥いだら手早く作業をする。既に剥いてある場合は、紙やすりなどで表面のさびをおとすか、フラックスを使います。
2.は重要です。
半田は熱を与えるとさびます。さびた半田は決してくっつきません。
そのため、極力熱を与える時間を短くします。
a)まず、半田付けする導線を半田ごてで熱してすばやく半田をあて、半田でめっきします。
これを接続する2本の導線の両方に行います。これを「予備半田」といいます。
b)次に半田でめっきした2本の線をくっつけ、半田ごてで両方の線にすばやく熱を与えます。
c)くっついたら、半田ごてをはずし、息を吹きかけ温度を冷まします。
これで綺麗な半田付けができます。
「細い」の細さが分からないのでコメントしづらいのですが、
細い線をアークで繋ぐメリットが余り思いつきません。
半田は「蝋付け」に分類されるので、力がかかる用途では不向きです。
細い線と言うことは力はかからないと思われるのでこの条件は問題ないと思います。
線を繋ぐときにアークでも出来ないことはないでしょうが、
アークは熱が発生するので、細い線では溶けるなどで細さが変わったり、切れたりしかねないので
余りメリットを思いつきません。
(ただし接着は強力です)
「滑らかに」は形状ですよね?形状なら半田でも結構キレイに出来ますよ。
AND0さんが書かれているようにあらかじめペンチなんかで形を作っておく方がいいですが。
形状ではなくて電気的な話(抵抗を減らしたい)のなら、高価なコネクタでやるという手もあります。
産業用のコネクタなんかでしっかりカシメると電気的には一番いいと思いますが。
コメント(2件)
「電線2本をつなぐ」というのは、電線をつき合わせてつなぐという意味でよろしいでしょうか:付き合わせる、というのは要するにV字にならないように一直線につなぐという意味ですが。
「非常に細い線で」というのは、どのくらいですか?また、単線とより線のどちらですか?材質は軟銅ですか?メッキ線ですか?被覆の有無と種類は?
「滑らかに」というのは、具体的にどのようにしたいのですか?接合部は露出可ですか?それとも絶縁が必要ですか?
電線をつなぐというのは、他の電線や導電部に接触・混触せず、かつ電流や電気信号が正しく伝わるようにつなぐ事を意味しますが、主として、ロウ付け、溶接、圧接、の三つにわかれると思います。半田付けはロウ付けの一種です。
このどれを選択するかは、電線の種類や仕上げの状態だけではなく、どのような電流や電気信号を伝達するか、またどのような場所で使用されるかによって変わってきます。
ですので、それらを有る程度明示していただかないと、回答する側も一般論でしか回答できないと思います。