下記の海外学術誌の論文がオンラインで提供されていない場合、

国立情報学研究所(NII)という機関が、Webcat および WebcatPlus という電子サービスを行っています。これは、学術研究利用のために各種大学・短大・研究機関がもつ蔵書のデータベースについてまとめてあるもので、雑誌名などの文献を検索するとどこの大学に所蔵されているかが一覧として調べることができます。

​http://webcat.nii.ac.jp/​

​http://webcatplus.nii.ac.jp/​

論文が収録されている雑誌名を検索にかけて、近場にある大学を尋ねてみるというのもよろしいかと思います。特に、手にとって眺めてみたい場合。

なお、各大学によって購読開始時期(紙媒体にせよオンラインジャーナルにせよ)が異なりますので、検索結果をじっくりみておくことをお勧めしておきます。

# 卒業生としてはだめでも一般ならOK、とかないですかね

# 在学中の後輩や、在学時のお世話になった先生に相談してみるとかってのもどうでしょうか。

たいていの大学は、しかるべき手続きを行えば、一般の方でも入館ができるんじゃないかと思いますが、念のために Webcat の検索結果からたどれる大学図書館に事前にご連絡・ご相談されることをお勧めしておきます。

私が大学院でよく試してみたのは、著者の方々に直接メールをだして、デジタルコピーを送信していただけないかどうかお願いしてみるという方法です。

例えばこの論文の著者は、「KUBALA AL」氏と「KATZ MM」氏ですよね？この方々がどの大学・研究機関に勤めていらっしゃるのかわかれば、そのHPからメールでコンタクトをとることができます。

自分がどの機関に所属している何者であるのか、そして論文が必要な理由などを明確に書いてお願いすれば、たいがいの方はコピーを添付して返信してくれます。ただし、デジタルコピーがある場合に限りますが。（自分の研究を説明すると、むこうが関心を示してくる場合もありましたよ！）

試しに「Katz MM」氏を検索してみると、

http://garfield.library.upenn.edu/classics1981/A1981MG79400001.p...

1981年の時点では、George Wachington Universityに勤務されていたようですね。

有料ですが、ここを使ったりします。

サンメディア

http://neoplanets.sunmedia.jp/neoplanets/doc.html