3月10日の朝日新聞朝刊の39面の記事に
「携帯電話の電池パック内に入れるだけで、受信状況が向上し、電池が長持ちする」という宣伝文句で売られていた銅板シートが実際は表示の効果に全く根拠がなかったとして、公正取引委員会は9日、吉本興業子会社の吉本倶楽部(大阪)など4者に対して景品表示法違反で排除命令を出した
とあります。製品は次の通り
バリ5
バリ5タカアンドトシ・ライオンバージョン
復活くん
電池パックに銅板を入れるタイプのグッズは効かないようです
実験結果じゃなくてすいません。
携帯電話は販売されている状態で最高の通信環境を実現するように作られています。
したがって、何らかの改造する場合は最高の状態から多少落ちることになります。
もちろん違法改造をすれば電話の出力を上げたり出来ますが、結局、基地局との通信ネゴシエーションが悪くなる可能性もあり電波出力や受信感度を上げて改善したつもりでも改悪になったりします。
アナログの頃には色々と違法な機器、アクセサリーが売られていて多少効果があったものも一部にあったかもしれませんが、全てデジタルで、しかもCDMAの時代ではこれらのアクセサリーは効果が無いものとなります。
唯一の例外は車載用に携帯電話会社が販売している外部アンテナなどです。
一応最良の状態で出荷しているので携帯電話会社の出荷初期状態が一番良いです。何にせよ、電波のことを知り尽くした、電気回路のエキスパートである携帯電話のプロ中のプロが考えプロフェッショナルが設計、製造しているのですから。
携帯電話は無線機器であり、無許可、無資格者によるアンテナ(銅板を張るのはアンテナの一部の改造になってしまう)も含めた改造は法的に禁止されています。
法的に禁止された改造などの資料というのはあったとしても内容の信憑性はありません。
もし、そういうデーターがあったとしても携帯電話会社が出した資料以外は信用しないでください。もっとも基本的には何か実験をしたとしても携帯電話会社は外部には実験データーは出しません。
以上、「改善するというグッヅ」は無いし、仮にデーターがあったとしても信用しないでください
意見を聞きたくて質問したわけではないです。