THEME:「種」「楽器」「卒業・入学」+「縁起物」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。毎回のテーマに沿って、イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ハッピーにするコトを思いとともにメッセージ下さいね。
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※質問は3月16日(月)正午で終了させて頂きます。
モヤシの原料として売られているグリーンマッペやブラックマッペ。言われてみると、栽培の用に供する種子として流通しているのか、食品として流通しているのかが謎ですよね。特に輸入の場合は、色々心配があるのではないかと思います。
そこで、心配なら自分で作っちゃう。これはいいですね。素晴らしい方法だと思います。それに色んな種類の種で色んなスプラウトを楽しんでいくというのもいいですね。ネギモヤシはぜひ試してみたいと思います。
ところで緑豆なんですが、中国では緑豆湯というのがあって、暑気払いにいいとかいわれているらしいんですよ。作り方は簡単。緑豆を煮て、砂糖を加えて冷やすだけ。小豆の代わりに緑豆を使った冷やしぜんざい、といった感じです。いっぱい収穫できましたら、こんな楽しみ方もやってみてくださいね。
スプラウト目的で育ててみたことはありませんが、スプラウトはちょっとした時にすぐ使うことができますし、しかも育てやすいですよね。部屋の中で育てることも可能なので、使いやすさは抜群です。
それに間引きをしなくてもよいのがとても楽w
しかし、それだけにやはり安心して使いたいですよね。普通の野菜の種を使用してスプラウトを作るというのはとてもすばらしいと思います。
ブロッコリーや小松菜の種でスプラウトを作ったことありますが、葉ものの種がスプラウトに適すのならば、チンゲンサイの種なんかもいけそうですね。ルッコラやフェンネルなどのハーブのスプラウトにしたら香りも楽しめそうです♪あ、春菊もよさそうです。
私もいろいろな種で試してみたくなりました。種によって味も少しずつか変わってくると思うので、料理によっていろいろと使うことができそう。なんか作るのが楽しみになってきました。
スプラウトは栄養のある食材です。その歴史は古く、豆のモヤシは5000年前の古代中国で育てられていたそうです。また18世紀後半に活躍したキャプテン・クックは、大麦のスプラウトで船乗りたちの健康維持を図っていたと言われています。日本でも平安時代にすでにカイワレ大根が食べられていたと言われ、植物の新芽を食べるスプラウトは世界中で食べられ続けてきました。
私も発芽玄米の自作を皮切りに、種に芽を出させるのにこり始め、ずいぶんモヤシを育てました。育て方はとても簡単で、モヤシ専用のグリーンマッペやブラックマッペといった種を購入すると、たいてい袋か何かに作り方が書かれていますから、その通りにするだけでにょきにょき芽が生えてきます。
しかし、しばらく作っていて、はたと考えました。この種って何の種だろうと。そして調べてみると、グリーンマッペは日本名「緑豆」でインドあたりが原産。ウィキペディアを見ると「ほぼ全量が中国から輸入されている」と書かれていました。
ブラックマッペは日本名「毛蔓小豆(けつるあずき)」、やはり原産地はインドあたり。これも種子は東南アジアや中国からの輸入の可能性が多分にあるようです。
スプラウトは種子もそのまま食用にされる可能性があるものですから、これではちょっと心配ですね。そこで、とりあえず緑豆を自家栽培することにしてみました。気を付けることは、豆ですから連作が出来ないということ。前年育てた場所は避けて翌年の作付けをする。これだけ守れば簡単に実を結んでくれます。
スプラウト用の種子栽培とは逆に、普通の野菜の種をスプラウトに応用する方法も考えました。たとえばエンドウです。完熟するまで育てて発芽する種として収穫すると、これでおいしいスプラウトが作れます。暗い場所で発芽させ、日に当てないままで食べてしまうモヤシタイプとして栽培します。柔らかく、香もよく、ざっと炒めて食べるとおいしいですよ。
からし菜も花を咲かせて種を取ると、これがいいスプラウトの材料になります。低温でも発芽可能で、サラダのアクセントなどにもってこいのスプラウトが作れます。これは暗所で発芽させた後、日に当てて緑化させてから食べます。小松菜やブロッコリーの種からも、この方法でいいスプラウトが作れます。
もちろん大豆からもいいモヤシが作れますね。大豆モヤシはモヤシ用豆類ではもっとも栄養価が高いと言われています。
そのほか、ネギを育てていたらその種を採っても、いいスプラウト材料になります。ネギ坊主が黒く結実したら茎を20cmほど取って、日当たりの良い乾いた所で追熟させつつ乾燥させます。ただしネギの種はとても弱く、よく乾燥させた状態で保存しても1年で発芽しなくなったりしがちです。乾燥状態で冷暗所に保管し、翌年撒いて育てる分を残して、あとは早めにスプラウトにしてしまった方がいいでしょう。作り方は日に当てないモヤシタイプです。ネギモヤシは糸のように細く、香りがよく、しかも柔らかいので、お刺身のつまなどに最適です。