「若者」が「とても不条理」なことに直面して、それに「立ち向かう」話が好きです。例を出して言うと、バトルロワイアルとかガンツがとても好きです。

すぐに思い浮かんだのが「自殺島」

http://frogball.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f880.html

戦うわけじゃないけどバトルロワイヤルに近い設定です。

ホーリーランドの作者なので期待しています。

映画「イキガミ」は不条理です。

政府より死亡予告書を受け取る・・・

山田孝之がいい演技してました。

http://www.ikigami-movie.jp/index_pc.html

車輪の下

長距離走者の孤独

皆川亮介の「ARMS」は平凡な学生生活が世界的陰謀と超人的サイボーグ能力の賦活で崩れ去ります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ARMS

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

• 作者: カズオ・イシグロ
• 出版社/メーカー: 早川書房
• メディア: 文庫

学園が舞台ですし、

文句なしにとてつもなく不条理です。

バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク

• 作者: スティーヴン キング リチャード・バックマン
• 出版社/メーカー: 扶桑社
• メディア: 文庫

「立ち向かう」というより「ドナドナ」感が強いかも。

話が進むにつれ淡々と明かされていく不条理がじわじわとクる

作品です。ネタバレになるのであえてレビューとか粗筋紹介は

いたしません。

パッと思いついたのはこのあたりですね。

彼岸島 1 (ヤングマガジンコミックス)

• 作者: 松本 光司
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: コミック

ドラゴンヘッド (1) (ヤンマガKCスペシャル (519))

• 作者: 望月 峯太郎
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: コミック

彼岸島の方は「立ち向かっている」といえますが、ドラゴンヘッドは「サバイバルしている」のほうが正しいかもしれません。

あとライトノベルですけれど、

ファントム―ツヴァイ (角川スニーカー文庫)

• 作者: 虚淵 玄 リアクション
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: 文庫

ファントム―アイン (角川スニーカー文庫)

• 作者: 虚淵 玄 リアクション
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: 文庫

はお薦めです。不条理の中で精一杯戦ってます。それと、

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)

• 作者: 桜庭 一樹
• 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
• メディア: 文庫

これは……若者とても不条理、なんですけど……ご希望のタイプとはちがうかも……（汗）

キーチ

キーチVS

じゃだめでしょうか？

ドラゴンヘッド (1) (ヤンマガKCスペシャル (519))

• 作者: 望月 峯太郎
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: コミック

修学旅行の帰りという日常生活から一変、突然に「何か」が起こり、乗車している新幹線がトンネル内で転覆、真っ暗闇のなかに閉じこめられる冒頭から、作者はジワジワと真綿で首を絞めるように不可思議な状況を見せてきます。

その手法に、読者自身も主人公と一緒に「いったいどうなっているんだ」との不条理感を共感できると思われます。

漂流教室 1 (ビッグコミックススペシャル)

• 作者: 楳図 かずお
• 出版社/メーカー: 小学館
• メディア: コミック

主人公は小学生なので「若者過ぎ」かもしれませんが、彼らに降りかかる災難はもう筆舌に尽くしがたい状況です。

最近ですと、電撃小説大賞をアクセル・ワールドで受賞した川原 礫の、「ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド」

リアルな体感ＲＰＧゲームの中に一方的に閉じこめられた人々が、ゲームをクリアしたら解放されることを信じて、巨大な世界で化け物たちと戦う話です。

しかし、精神的に耐えられない人間も、また味方殺しをする人間もいて……。

面白かったですよ。

ゲームが乗っ取られた瞬間、美男美女だらけだったアバターが、本物の平凡な容姿だらけになるところとか、巧いです。「死」が身近になって。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A2%E3%...

リアル鬼ごっこ

http://www.onigocco.net/

古典ですが、「十五少年漂流記」。

十五少年漂流記 (新潮文庫)

• 作者: ジュール・ヴェルヌ
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫