THEME:「夏の植物」「我が家の初夏」「五月晴れに」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は5月18日(月)正午で終了させて頂きます。
鮮やかな黄色っぽいオレンジ色になったように思います。
私も以前梅畑で収穫を手伝ったことがありますが、しばらく放棄されていた畑でしたので、大変でした。木が高く、しかもケムシがいてかぶれたこともありました。しかしそうやって苦労して手に入れた梅で作ったジャムやジュースは美味しかったです。
ちなみに完熟した梅は生食できますが、梅干と違った酸味があります。黄色で硬くしまった実からは、甘い香りがしますが、全然甘味がありません。本当にすっぱいですよ
そうなんですよね。梅の木って、毛虫がいるんですよね。それも刺されると痺れたように激しく痛むおそろしいのが…。そういうことがあるから、慣れている人にとってほしいっていう依頼があったりするのかなぁと思います。
でも毛虫がいる木は農薬や殺虫剤がかけられていない安全な木ということですから、そういう梅の実は貴重ですね。梅の木畑家のように密生させて栽培している所では、ちょっとでも害が出ると広がって全滅という恐さがあるからなのでしょう、無農薬栽培は現実的でないと聞いたことがあります。
梅のジャム、作ってみたいなぁ。完熟した梅は黄色くなりますから、きっと煮詰めると色が濃くなってオレンジ色になってくるんでしょうね。私も、梅もぎはちょっと無理ですが、キッチンに立つ梅仕事を楽しんでみたいと思います。
季節はもう少し先になりますが、最近のわが家の初夏に欠かせなくなりつつあるのが梅仕事です。本当の梅仕事とは日本の食に欠かせない梅干しを漬けることだったのだろうと思いますが、わが家の梅仕事はもっぱら梅酒づくりです。それでも知り合いの家の梅もぎなども含めて行いますので、けっこう“仕事”らしい充実感があります。
最近はこの梅もぎ仕事のおかげで、とてもたくさんの梅が手に入るようになりました。そこで梅酒の他にジャム作りなども試してみています。熟しすぎて梅酒に不向きな梅とか、痛みかけの梅などはジャムにしてしまいます。
作り方は以下の通り。
まず梅を洗い、竹串などでヘタを取ります。
酸に強い鍋(私は耐熱ガラス鍋)を用意し、水を張り、梅を入れて沸騰させ、かき回してお湯を捨てます。これを2~3回繰り返します。一種のアク抜きです。固い梅ほどアクが強いので、3回、4回と多く行ってください。加熱によって柔らかくなり、指でも潰れそうになってきたらアク抜き完了です。ざるにあけて水分を切って冷ましてください。甘酸っぱい香りが漂ってきます。
梅から種を外します。種にこびりついた果肉もスプーンなどでていねいにこそげ落としてください。この作業が一番面倒なので、何かうまい方法はないかと考えています。
種を全て外したら、果肉を集めて裏ごしします。斜め45度の網に、特に皮の部分をしっかりこすりつけて濾していきます。
ここで砂糖を用意します。この段階で取り出された果肉の重量の約70%が目安ですが、甘くない方がいい人はもっとずっと少なくても構いません。砂糖は保存料の意味がありますが、梅の果肉には酸が含まれていてそれが腐敗を防止しますから、20%程度の砂糖でも十分な保存性を発揮します。
裏ごしした果肉を再び耐酸性の鍋にあけて、砂糖を徐々に加えながら、よく掻き混ぜつつとろ火でゆっくりと煮詰めていきます。へらで鍋底を擦って、十戒の映画の如く海の底ならぬ鍋の底がしっかり現れはじめれば完成です。
こうして作った梅ジャムはパンやビスケット、クラッカーなどに塗って食べるほか、ヨーグルトやアイスクリームにかけて食べたり、寒天と混ぜて水羊羹にしたりと、大人も嬉しいおやつに大活躍です。砂糖を控えめに酸っぱく作ると、お酒が過ぎた翌朝の酔い覚ましにもぴったりです。
男の皆さんも梅もぎの延長でぜひキッチンに立って、こういう鍋を使う梅仕事もしてみてください。料理が苦手な人でもていねいに作業すればきっと成功します。