これはどのような物理特性を指すものなのでしょうか?
オーディオ製品のレビューでの「スピード感」や、「解像度」という言葉はあくまで感覚的なもので、物理特性を指しているものではありません。
それらの言葉の他にもオーディオの世界独特の言い回しが多々あります。
こちらをどうぞ
ザ・ステレオ屋基準:オーディオ用語集
スピード感」とは、単に「重低音を大音量で再生する」ためのものではなく、例えば「空間の広がり感を表現するレンジ幅の広い力強さ」や「全くの静寂から瞬時に立ち上がる躍動感」を内在したものだと考えられています。
http://74.125.153.132/search?q=cache:vwbB1ZpYzoYJ:www2.jp.onkyo....
「スピード感」は判らない概念ですが、「解像度」はレンズやフィルム、測定器で言う分解能(2つのものを弁別する能力)に準ずるものと思います。
AMとFM放送の差を思い起こせば、祭り囃子1つとっても音数、楽器の種類がより判ると思います。オーディオの再生過程のみの追求では録音性能(マイクやレコーダーの解像度)がボトルネックになり、最近はCDのフォーマット16bit/44.1kHzの形式も失われるリソースがあると各方面から指摘があります。
私事ですが、三研マイクロホンという会社が人間の可聴域を遙かに越えるマイクCO-100Kを開発し話題になっています。私のこのマイクを使いだし、「解像度」の違いを実感しつつあります。
通常のマイクは2万Hz位までしか感度がないのですが、このマイクは10万Hzまでも捕らえます。つまり、より細かな音素を記録出来る道を開きつつあります。
http://www.super-audiocd.com/software/disc.php?dno=7208110003 ←CDに関する情報
http://www.sanken-mic.com/report/reports.cfm?top=1&id=14 ←CO-100Kでのレコーディングに関する情報
http://web.mac.com/kyamax/co-100k_club ←CO-100Kで録った音をポツポツアップしています
「AMとFMの差」の例えがわかりやすかったです。ありがとうございます。
すでに minapoo さんが回答されているように、物理的な定義があるものではありません。あくまで感覚的なものですが、背景には音の物理要素が関係しています。
以下、個人的な使い方として述べます。
オーケストラ演奏で1つ1つの楽器まで細かく聞き分けられるような状態を「解像度が高い」と呼びます。デジタル録音でいうところの量子化がきちんと行われている状態です。
5.1chスピーカーシステムで、音が聞こえてくる方向がシャープに移動するような状態を「スピード感がある」と呼びます。疾走するレーシングカーの生録が、これに相当します。
音の位相がきちんと合っている状態です。
世界最高度のマイクと言える、CO-100Kでの録音を軸にしたホームページを立ち上げております。
ディレクトリーをいじり、簡単にしたページは以下の通りです。解像度を解明する試行の場にしていく所存です。
よろしくお願いいたします。
★CO-100K倶楽部
取り急ぎ訂正まで
ありがとうございます
オーディオ機器の性能の高さを表す言葉ではなく、
その機器の出す音の「味」のようなものを表現する用語だと理解しました