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こまとこまの間に画像を入れてるだけで、液晶の応答速度がよくないものを使っていたら
あまり意味はない。
テレビの研究開発に携わっているペーペーとしての意見になりますが。
倍速駆動の方法は、60フレームを前後のフレームから補間して、間の画像を作成し、120フレームにして映し出すという方法を取っています。すなわち4倍速でしたら240フレームですね。
各社テレビメーカーさんは、120フレームの倍速補間は大体搭載しておりますので、同じ方法で、4倍速も8倍速もできてしまうのですが、一定の周期で画像を表示するのに、それなりのスペックのチップ(映像エンジン)が必要となってしまうでしょうから、費用対効果の問題になるとおもうのです。
実際、FPD internationalや、Displayという展示会では3倍速はチラホラ見かけます。
倍速かそうでないかは、多少の動画ブレとして出てきますが、2倍速か4倍速か、という面では人間の目にはほとんど捕らえられないくらいでしょう。まぁ、よっぽどすばやい動きの映像が出てくれば、違いはわかりますが、そんな映像、わざわざ作られたものでない限り、めったにオンエアでお目にかかれません。
ですので、私の見解でいえば、いま店頭に展示されているモデルで、ブレやぼやけが気にならないのでしたら、好みのデザインや画質、あるいはメーカーさんのものを選ばれるほうがいいかとおもいます。根拠となる論文は忘れましたが、人間の目で認識できる周波数は、そう高い値ではなかったかと。8倍速程度(数値うろ覚えですが)だったかな?少なくとも一桁です。
そして、倍速駆動もスペック競争(数値が高いほうが売れるような風潮)になるのであれば、各社出してくるでしょうが、ハイスペックな映像エンジンでしたら、それなりに電力を食います。つまり、財布と環境にやさしくないです。どちらかというと、今後、エコポイントやポスト京都議定書対応として、エコ方向に各社力を向けるでしょうから、倍速駆動に特別なこだわりがないのなら、ほかのポイントを重視したほうがいいとおもいます。
プラズマが主流になってきてるから液晶の価値が高いうちに売りさばきたいのでしょう。
ありがとうございます。プラズマは映り込みが嫌われていて、液晶は残像感が嫌われている、と聞きました。それで、残像感の問題がなくなればプラズマの存在価値はなくなるという意見まであったのですが、ちなみにプラズマがそれでも主流になりつつあるのは何故なんでしょうか。
ありがとうございます。ちなみに「動画ブレ」は4倍のほうが2倍より軽減されるんでしょうか。