本を読んでいると、仏陀は死後の世界なんて知らないと答えたと書いてありました。
後世の人が付け加えた言葉を省くと、結局仏陀は最初どんなことを言っていたのでしょうか?
高校生にわかるくらいの説明でお願いします。
「死後の世界なんて知らない」は儒教の孔子のほうじゃありませんか? いまだに生のことすらわかっていないのにいわんや死をや(どうして語ることができようか)、という訓話では。
仏教の仏陀でしたら、多分、「生病老死すぎて生きるのが辛い」という教えだったかと。
生きるのマジぱねぇっす(四苦八苦) → でも生は死んでも生まれ変わって永遠に続くという…(輪廻転生) → 早く悟ってこの苦しみの連鎖から抜け出さなければ(解脱) → 昼寝してたら俺悟ったよ!(涅槃)
という流れだったと思います。
とにかくまあ生きていることは辛いことなんで、この生きる苦しみをどげなせないかんという考え方が仏陀の出発点になっているらしいと聞き及んでおりますが、実際のところ仏陀本人がなんと言っていたかについてはタイムマシンで大昔に遡り直接仏陀に聞かないとなんともいえませんか。書物や言葉というものは、その弟子や教団を通して年々編集を重ねられながら後世に伝えられるメディアなのだそうで。
中部経典第63経あたりの話だと思いますが、
「知っているとも知らないとも応えておられない」ですね。
とは言え、この経典作成や写本等に際し、後世の者が手を加えていないとも、また、
手を加えているとも、誰も証明できませんから、そこには可能性だけが残されて、
「知っているとも知らないとも応えなかった可能性が高い」という所まででしょうか。
余談になりますが、
宗教系の話は、言葉の微妙な解釈の違いで時に大火事に発展する事がありますので、
出来るだけ「xxによればyy」という具合に出典を併記なさる事をお勧めします。
ありがとうございます。
知りたいのは仏陀の死生観ではなく(それも含めて)仏陀が最初に唱えた仏教はどんなものだったのかという質問です。
それは今は真の正しい仏法者がいいないから誰も答えられないでしょう。何故正しくないというかそう主張するにはわけがあります。
釈尊は最初、自分が説く『法』は宗教ではないといったからでそれは以下の毒矢経にもありますが、この経が説かれてから神や霊魂を話さない人が仏法者とされたのです。
毒矢経 骨子
ある人が釈尊に問いました。
「世界に果てがあるのかないのか 霊魂と身体は同一か同一でないのか 死後の世界は存在するのかしないのか 」
それに対して釈尊は次のようなことを言って諭した。
「譬えば、ある人が毒矢に射られたとする。
すぐに医者にかかり、治療しなければならないだろう。
ところが手当てをしなければならない人に向かって、待て、私は知りたいのだ。
一体この毒矢を射た人は誰か、どんな名前の人か? 身長は、どんな顔の人で、
どこに住んでいた人か? どんな弓で射たもので、どんな矢じりがついていたのか?
それらが解らないうちは、矢を抜かないでくれ。
と言うならば、その手当てをしなければならない人はわかってしまう前に毒がまわり死ぬであろう。」
「それとおなじで 霊魂と身体は同一か そうでないか人間は死後も存在しているのか
そのような問題に答えたところで私達の人生の解決にはならない。
そのようなことがはっきりしたら修行すると言うのは正しくない。
私たちの老死 憂い 苦痛 嘆き 悩み 悶えは依然としてある。
私はいま 現実のこれらの老死 苦を超えることを説く。」
http://blogs.yahoo.co.jp/dionysion_888/32655076.html
今現在全ての仏教宗派全てが、全て、上記のHPでさえ天使や十字架を書いているのです、神や霊魂の話をしているではありませんか。霊や神は因果=原因と結果の法則が当てはまらにから話しをしないのです。因果とは当たり前のことです。
当たり前のことを当たり前にする。仏法とは簡単に言えばそれだけです。
ありがとうございます。
毒矢経の例えは判りやすいですね。
私たちの老死 憂い 苦痛 嘆き 悩み 悶えは依然としてある。
私はいま 現実のこれらの老死 苦を超えることを説く。」
これについてどんなことを言っていたのか知りたいですね。
>「死後の世界なんて知らない」は儒教の孔子のほうじゃありませんか? いまだに生のことすらわかっていないのにいわんや死をや(どうして語ることができようか)、という訓話では。
立ち読みした般若心経の解説本に書いてありました。
http://ameblo.jp/metameta7/entry-10020436357.html
まあ、これは聞きたいことの本筋ではありませんが。
>書物や言葉というものは、その弟子や教団を通して年々編集を重ねられながら後世に伝えられるメディアなのだそうで。
できるだけ、原始に戻った時の話が聞きたいですね。