>要するにデータセンターにかかる電力(エネルギー)を海外でまかなっているという意味
そうです。米国と日本では時差があるので、米国であまり使われない時間帯に電気を使うことは
エコなんでしょうね。
ハウジングであれば、二酸化炭素は借りている者(日本人)が負担する。
レンタルサーバの場合は、IDC業者が負担する。
ありがとうございます。
クラウドコンピューティングEC2とかはどっちでしょうか?
そうは言えないと思います。
私はエコとCO2排出は別次元の問題と考えておりますので、まず、CO2排出量から回答します。
日本人が米国国土に存在するIDCを利用する場合、どちらがCO2を負担しているかは kn1967a さんが回答している通り、契約に依存します。
すなわち、ハウジングのように、IDC内に設置するシステム機器一式の所有者は日本人であり、インフラ(光・熱・水道・ネットワーク)をIDCから購入する形態の場合、CO2を負担しているのは日本人という契約が多いですね。
一方、レンタルサーバの場合は、インフラを含めIDC側が用意しますから、CO2の負担もIDC側です。もちろん、CO2の排出費用はサービス料に上乗せされるでしょうけどね。
冒頭で別次元の問題と申し上げたのは、結局、米国国土内でCO2を排出しようが、日本国土内でCO2で排出しようが、世界の大気はつながっていますから、排出量が同じであるなら、いずれもエコには貢献しないと考えるからです。
また、そこに投入されるエネルギーは、米国にしろ日本にしろ、他国から掘り出した原油であったりウランを使って作っているわけですから、国毎の計算というのは意味を成さなくなります。
プログラマの端くれとしては、より小さな電力、より旧式なCPU、より少ない記憶容量で同等の機能・性能を発揮するソフトウェアを開発することこそ、最もエコな方法だと考えます。
それこそ、日本の技術者の脳みその見せ所だと思うんですけどね(笑)。
ありがとうございます。よくわかります。
ちなみに今はやりのクラウドコンピューティングはどちらかというとレンタルに近い方でしょうか。
エコ=エコロジーとして考えると、基本的には「どこでCO2を発生させようが同じ」なんですよ。
電力料金負担者が「エコロジーに反している」、負担しなければエコロジーといった気違い沙汰はありえないわけです。
極端を言えば、電力をどこぞの家庭から盗めば「負担はその家庭」=「その家庭がエコロジーに反する」、「盗んだ人は負担していない」=「エコロジー」...馬鹿ですよね?
>要するにデータセンターにかかる電力(エネルギー)を海外でまかなっているという意味なのですが、わかる方教えてください。
>エコなデータセンターという観点で教えてほしい
エコの意味を理解できていない愚問ということになります。
正義という観点で教えてください:外人部隊は外人に人殺しをさせるという意味で正しい方法ですね..といっているのに等しいわけです。
エコの意味を理解できていない愚問ということになります。
正義という観点で教えてください:外人部隊は外人に人殺しをさせるという意味で正しい方法ですね..といっているのに等しいわけです。
なるほど、そういう見方もあるのですね〜。勉強になります。
先進国がCO2の排出権を購入するのも同じようなものですね。
>先進国がCO2の排出権を購入するのも同じようなものですね。
はい、実質的には同じです。
先進国の方が少し効率的に「CO2排出量を有効に(得られるエネルギーのその国のお金で安く=エコ(as エコノミーに)転換」できるということで成り立っているわけですけどね。
お金の払い具合で、エコかどうかを考えているとしたら、それはエコ=エコノミーであって、エコロジーではないわけです。
効率的にエコ(=エコロジーとして)を考えたら、どの国でやっても同じなわけですが、お金、例えば1ドルや100円が持つ意味合いが違う国にとっては「焼き畑を1ヘクタールやめたら」儲かる/「ガソリンを100リットル消費させる」と儲かるの差で「見せかけで成り立っている」商売なんですよ>CO2排出権利
つまり、エコロジーを考える上で「お金を誰が払うか」は、まったく意味がありません。
高負荷になる方法だけど安ければそこにいっちゃいます。
エコロジーは排出するCO2他のガスや廃棄物、さらに作る上で排出されるものといったこと、また、それらが稼働する面積(元は、全部自然だったのが、大地ですし、海も同じです)を考えていかないといけないわけです。
かといって、わたしらも「文化/文明的な生活」をしたいわけで、そこらへんの落としどころを、どこに求めるのか?という話になって、「自然の治癒力であまり自然を痛めないで自然が持続できる環境」という目で見ないと、「外人部隊に殺し回させて、最後はその外人部隊に殺される」になっちゃうわけです。
データセンタとして面白い発想は、Googleがやっている「冷房施設がない(or少ない)」データセンタ、つまり寒冷地にデータセンタを置くとか、そもそも電力消費が少ないサーバでやるといった発想になるわけで、エコエコ(エコロジー+エコノミー)を上手くやっていると思います。
単に「自分で電力代を払わない」ではなくて、「どういった使い方をするのか?」といった方式レベルでの考え方が必要だと思いますよ。
ありがとうございます。なるほどエコと省略して言ってもエコノミーとエコロジーはその精神が違いますね!
他人(外国)にその責任を押し付けてカネを払えばいいだろう、は見せかけのエコなのは確かです。
その内太陽光発電など自然エネルギーで稼働するIDCもできるのでしょうね。
ちなみに今はやりのクラウドコンピューティングはどちらかというとレンタルに近い方でしょうか。
「クラウド・コンピューティング」の定義が非常に曖昧なので何とも言えませんが、たとえば GoogleApps を利用するならレンタルと言えますね。その費用は、コンテンツ実装者ではなく、広告主が払っているわけですが。
ありがとうございます。なかなか判断が難しいのですね。
googleなどが採用していると思いますが、ロケーションを季節の違いとして考えると、いわゆる本当の「エコ」とすることができます。
例を挙げると、この時期に日本のDCではなく、カリフォルニアのDCを使用すると、当然両方とも夏ですので、サーバを稼働させる電力以外に膨大な冷却用電力が必要になります。しかし、現在気温が低い南半球やアラスカなどのDCを使用すれば、冷却法電力分を節約することができます。
少なくともこのような前提であれば「日本側の運営者は環境にやさしい」と言えます。
ありがとうございます。
まさに熱を避けるIDCの運用方法ですね。
すみません、自分で回答しておいてアレなのですが、国内向けのサービスである場合、
(海底ケーブルの維持費、ISP間の機器の消費電力、伝送に遅延が発生するためクライアントPCの消費電力も微妙に↑など)
このあたりも考慮しなければ、エコの話をすることはできないかもしれないですね。(算出が困難ですけど)
というわけで、感覚的にはエコな感じはしますが、厳密には「サービスの内容は?」「ターゲットは?」など様々な要素が必要だと思います。
な、なるほど。そこまでは考えていなかったです。
結局のところ真のエコロジーなIDCは(人間が生きている限りCO2は排出するわけですが、人間自己満足として言えるエコ)、自然エネルギーでできるだけ稼働するものになりそうですね。そういうIDCって探せばあるんでしょうか。
ありがとうございます。