仕組みというか、この先 こうなってしまうのではないかという話なのですが
若者(少ない)と高齢者(多い)
年収が高い人(少ない)と年収が低い人(多い)
を例にします。
立候補者・政党は、選挙に勝ちたいので
より得票が多いグループにメリットがある公約を掲げます。
「高齢者にやさしい国! 医療費・生活費・税金 オールゼロ!
低年収にやさしい国! 就職支援! 生活費支援! 娯楽支援!」みたいな。
その対価として、若者は高齢者の負担を
高年収の人は低年収の人の負担を行う事になります。
選挙を行う度に、これが繰り返され、最終的には
若者世代の負担は、給料の殆どが高齢者用として没収。
高収入の人は、わき目も振らず働いて稼いでも収入の殆どが没収。
と、いう事になっていかないでしょうか?
そうすると、若者はやってられなくなるでしょうし
仕事をすればする程、没収額が多くなっていけば、勤労意欲も
失われはしないでしょうか?
変な話かもしれませんが、政党のマニュフェストを見ていて
ふと思ったので、質問してみました。
まず、多数派であるという状態に、少子高齢化問題や格差社会があることに注意しておきましょう。
若者は、いずれ高齢者になりますし、高齢者の孫には若者がいるわけですね。年収が高いといっても、いずれリストラされればローン払いながら衣食住を満たさなければなりませんから、われわれ国民が一番安心するのは、高齢者になっても住みやすい社会であり、年収が低くなっても住みやすい社会ではないでしょうか?、なので、層に限らずほとんどの国民は、偏った層をターゲットされるというよりも、ネガティブな状況を回避する合理的な選択肢を評価します。そうなると、高齢者や低収入に甘い汁を吸わせる公約は普通と考えて良いでしょう。
回避する術としては①補助金等、②減税、③機会の均衡的配分が挙げられます。高齢者や低収入の者が少数派である場合、
A.ネガティブな状況への回避が一定程度で達成されている
B.表面的に少ないだけで実際には全く回避できていない
のいずれかになるわけですが、後者のような状況の場合、少数派でも公約として掲げることは多数の支持者を獲得する秘訣となり得ますが、前者の場合、実際にこれを背景付ける(高齢化・格差問題)が解消されているうえに、回避も一定程度達成されているので、より少数の人間が苦しんでいたとしても、多数派はその公約を受け入れないと思います。
>ネガティブな状況を回避する合理的な選択肢を評価します。
なるほど! これは納得です。
他の記述については、少し異論がありますが 論じる場ではないので控えるとして
このテーマの考え方として 他の方の意見が聞けて、とても参考になりました!
ご回答ありがとうございました!