単純な暗記作業はつらいかも知れませんが、基本は、反復学習しかないと思います。試験する側は、我慢暗記競争に耐え抜いた忍耐力のある人を欲しがっています。でも、マークシートには裏技もあるようです。参考までに。
●マークシート試験の対策
http://www.os.rim.or.jp/~dentist/care/files/point10.htm
●【マークシートの裏技を科学する】 - 大学受験 頑張ってるね、君 ...
http://blog.goo.ne.jp/outini_kaeru/e/1e58452f8815a3a2e3eb47f82e9...
●【マークシートの裏技を科学する(その2)】 - 大学受験 頑張ってるね ...
http://blog.goo.ne.jp/outini_kaeru/e/bbe1ccbe396f33f04a9d842c21a...
択一式試験の勉強方法について
皆さん、こんにちは
今回初めて記事を書かせて頂くことになりました、
高永と申します
不束者ではありますが、どうぞ宜しくお願いします
今日は、先日、高城真之介講師のオープン・スクールで
お話させて頂いた
「択一式試験の勉強方法」(いわゆる戦略面)について、
少し言葉足らずになっていた部分を補って
述べさせて頂ければと思っています
私は択一式試験の勉強の際、
大きく3つの段階に分けて勉強を進めようと考えていました
まず第1段階(First‐stage テーマ:慣れる)では、
「講義」と「入門テキスト」を学習素材として、
①講師の言うことを可能な限り(70~80%)理解すること、
②講義で触れたテキストの箇所を(講義時間とリンクさせて)
理解すること、
③学習目標として自分で講義をできるくらいまで
理解を進めること、
を意識して勉強するようにしていました
もっとも、講義とテキストだけをやっていては
inputに傾き過ぎてしまいますから、
「市販の過去問集」を使ってoutputすることも
常に意識していました
そして、その際には、
ⅰ復習の一環として講義で触れた
該当範囲についての問題を解くこと、
ⅱ過去問そのものをできるようにすること
(この段階ではあまり深追いはせず、
過去問の文面にそのまま答えることだけをやっていきます)、
ⅲ結論だけではなく、
理由づけも可能な限りテキストから導いて
言えるようにすること、を意識してやっていました。
なお、私の中ではinputとoutputは「車の両輪」であり、
理想的な勉強の仕方は
「inputしながらoutput、outputしながらinput」
することと考えていました
次に第2段階(Second‐stage テーマ:習熟)ですが、
ここでも学習素材としては
「講義」と「入門テキスト」を利用していきます
ただ第1段階の場合とは、
講義やテキストに当たる姿勢の面で少し違ってきます
具体的には、
①講師の言うことの95%以上理解すること、
②過去問で出された部分を意識しながらテキストを読込むこと、
③問題として出そうな部分を考えながらテキストを読込むこと、
④テキストを読み進める際に関連箇所を頭の中で言ってみて、
正しく言えなければテキストで逐一確認をすること
(知識を比較する機会を多く作ること)、
を意識してやっていました
大事なのは「可能な限り頭をフルに使うこと」だと思います
もっとも、
それだけはやはりinput中心の勉強となってしまいますから、
「市販の過去問集」を使って、
ⅰ弱点の把握と
ⅱ思考力の鍛錬
を行っていきます(output面)
まずⅰ弱点の把握の仕方ですが、
これは肢ごとに結論と理由
(午後科目の場合は制度趣旨)が
しっかり出せるか否かで
自分の弱点を把握することになります。
問題を解く際に自分の頭で考えて何か違和感があったり、
なかなかすんなりと理屈が
出て来なかったりするような箇所が
多くの場合、自らの弱点と判断して良いと思います。
自分の弱点が把握できれば、
これは非常に大きな強みです(半分勝ったようなものです)。
なぜなら、
択一式試験は弱点を無くせれば合格点が取れる試験であり、
弱点を得意にする必要まではないからです。
そこで、私は、間違えた肢(苦手な肢)のみを
セレクトしてノートに書き出して、
そのノートを何度も何度も繰り返し練習することで
自分の中での常識になるように努めました。
ただし、
少し特殊な知識やあまり問われないようなものに関しては、
そこまでガッチリと押える必要はなく、
試験当日に使えるレベルの練習をしておけば
十分ということは言うまでもありません。
次にⅱ思考力の鍛錬ですが、
これは、過去問を少し変えて考えてみたり
(例えば、取消し・解除の前後の場合分けを変えたり、
問題文の主体を
未成年者や代理人に変えたりといった感じです)、
試験委員になったつもりで
新たな問題を作ってみたりすることで
進めていくことになります。
そんな辺りまでが第2段階ということになります。
最後の第3段階(Third‐stage テーマ:検証と実践)ですが、
ここでは「演習講座」(例えば「できる択一」など)や「模試」、
第2段階で作っておいた「苦手問題集」を利用して
勉強を進めていくことになります
具体的には、
①過去問でマスターした知識を
実際に使いこなせるかの検証、
②考える力(知識で問題を解かない力)が
養われているかの検証をしていきます。
そして、①②ができなかったような場合には、
何故できないのかを考え、
その弱点を克服するために
何が必要かを考えることになります
私の場合は、間違えた問題を
ⅰ過去問そのままの問題、
ⅱ過去問を応用した問題、
ⅲ制度趣旨から導ける問題、
ⅳ単純知識問題などに大別し、
ⅰの場合には本番では絶対に許されない間違い
になりますから、猛反省をしていました
ⅱⅲの場合にはあてはめ間違いか、
趣旨や見解の理解に誤解があることがほとんどでしたから、
あてはめの練習や趣旨・見解の理解の点検を
するようにしていました。
ⅳの場合には自分の中では大した間違い
とは思っていませんでしたから、
余力があれば押えるようにしていました。
上記のような形で、
実際に本番に近い形で問題を解く中で弱点を発見し、
それを克服するための活動をしていくのが
第3段階といえます
以上が私の択一式試験の戦略面になります
もし参考になる点があれば、
利用して頂ければと思っています
なお、
最後に私が択一の勉強や受験勉強をするに当たって
大事にしていた3つのキーワードを紹介して
終わりたいと思います
1つは「自分を知る」ということです
私の中では、
勉強は結局のところ弱点潰しに尽きる
と思っていますから、
自分の弱点を把握することに
ほぼ全神経を集中させていました
それを忘れないためのキーワードになります
2つは「常に考える」ということです
それは勉強方法であったり、
講義の復習の仕方、
弱点克服方法であったり等、
全ての事柄についてのことです
自分の状態がいつも同じである
ということなどあるはずがない訳ですから、
勉強方法などいつも修正を加えながら進める必要がある
と思っていたからです
3つは「挑戦し続ける」ということです
2つ目の話とも少し重なりますが、
普遍的で絶対的な勉強方法などはこの世にはない
と思いますから、
固定観念に捉われず、
時には攻めの姿勢も大事であると思うのです
色々な人の話などを聞いて、
最終的に自分なりの
ベストな方法を見つければ良いのですから、
自分の頑固な面への戒めの言葉として考えていました
またこの言葉があると、
本試験においては(当たり前ですが)
「挑戦者」の気持ちで闘うことができますから、
心理面で優位に立てる(気楽に取り組める)
ということでも良かったと思います
それでは、また機会がありましたら宜しくお願いします
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