いろいろな方の意見を聞けたらと思っています。生きること、死ぬこと、病気や健康について、みなさんの考えていることを教えてください。
「可能性を捨てないこと」という考え方は響きました。「自分が出来ることは?」「やってみたいことは?」そう考えて、つぎつぎにアイディアが浮かんでくるうちは、生きているということなのかもしれません。
まだまだ、やりたいことも出来ることもたくさんある、それなのにその「可能性」を捨てなくてはならない病気というものが、、、なかなか受け止められません。死にたい、と思っている人に対してかける言葉はわりと多いのに、死にたくない、と生にしがみついている人には、あまりピンとくる言葉がないような気がします。やはり仏教などの「悟り」になってしまうのかもしれませんね。
気持ちの振れ幅をもてあましつつ、治療を受けずにきている
慢性的な空虚感を抱えている個人的な意見ですが。
生きることは「可能性を捨てないこと」なのだと近年思っています。
意味は考えずとも生きたいのなら、生きていればいい。
意味は考えずとも死にたいのなら、ちょっと考えてからの方がいい。
じっくり考えて、それでも死にたいときは
自分の中に残された可能性を拾い上げていきます。
「自分が出来ることは?」
「やってみたいことは?」
それら全てを捨てる覚悟するのが、死ぬことです。
もちろん死んだ後に自分の残された可能性に気づいたとしても
身体がなければどうにもならない。。。
死ぬ時には、残されていたことに気づかないで失ってしまった
「可能性」というリスクもあることは覚悟の上で。
5年生存率が25%の人間が生きる意味は、
その5年間をどのように考え、感じていくかということ?
治療ばかりが続くことで、可能性が見えなくなることもあるだろうし
治療を見つめることで、その先の可能性を信じ続ける人もいるだろう。
可能性が見えなくなり、信じられなくなったりした時には
意味もなく死に向かう気持ちになることもあるだろうけれど
それが永遠に続くことなのか?変わらないか?誰も分からない。
ただ確実に言えるのは、
死に至ってしまえば、可能性はなくなりやり直しもきかないこと。
最後の言葉を噛みしめて、
何度か踏みこたえたことがありました。