ランドセルで登校する小学生が少なくなってきました。リュックサックやパソコンを運ぶようなカバンを抱えているのです。私の幼い頃はランドセルを背負って通うのが当たり前でした。男の子は黒、女の子は赤と決まっていました。
それが十年ほど前からピンクのランドセルが出てきて、あっという間に登山用のリュックサックです。子どももピンクのランドセルがいいなんて言うもんですから、「6年生のお姉さんになっても使うんだよ?!いいんだね!?」と高圧的に抑えました。派手な色合いなものを小さい子どもは好みますが長続きさせることはおそらくできないでしょう。それが、いまでは3年生。ようやくあのときのことを言うと「ピンクは恥ずかしい。お姫様みたいで」と言うのです。ランドセル選びは子どもに判断を任せてしまうと誤ってしまう好例だと思います。
また、私はランドセルをみんなでじゃんけんぽんして帰る小学校の帰宅がとても楽しかった。みんなで遊んで地区のチャイムが鳴ると帰ろうよと自発的に帰宅します。どんなに遊んでいても、楽しくても、自分たちだけの世界を現実へ引き戻す鐘の音でした。そのなかで、「チョコレート、グリコ、パイナップル」とみんなのランドセルを抱えて、ジャンケンで勝った言葉の歩数だけ歩ける。それが次の電信柱まで。どんなことがあっても、大人数の場合は前にランドセルを持った人は必ず連続で持たせないというルールがあった。弱いモノいじめを未然に防ぐ、そもそもみんなが楽しむゲームでした。ガキ大将でも運動もできなくて頭も悪い子でも笑ってランドセルを下ろす時を楽しみにしていたんです。だんだんと通学路ですから、友達が減っていき、私の家までになるともう3人だけ。同じ町内の友達になると最後に負けた人が玄関まで持って行く特別ルール。さながら召使いですね(笑)
いまでは、モノを残すことも大切な記念品。ですが大きなランドセルを押し入れに、あるいは倉庫に入れておくのはスペースを占めますし、場合によっては痛んでしまっていることも多い。最近、知ったのですが数年前の雑誌に「思い出を残そう」というコーナーがあり、ちょうどいまの私たちと同じくらいの年齢の夫婦が、ランドセルを保存している内容を発見しました。それは、ランドセルを小さくミニチュア化して、保存するというのです。ランドセルを小さくできれば保存も簡単ですし、何よりも無心で毎日が楽しかった小学生の思い出を残すことができる。それも、身近に撮っておくことができる。
みなさんも息子さんや娘さんがいたらぜひランドセルをミニチュア化してみたらいかがでしょうか?私の娘はあと3年で小学校を卒業します。なんとかそれまでランドセルを使ってくれればいいのですが、「ママ、このカバンを使いたい」なんて言ったら
どうしましょう。
ランドセルで登下校する小学生の姿、ランドセルを各家庭の息子さんや娘さんのそれぞれを私は残したいですね。風景としてもありますし、モノとしても。少子化で子宝を実感するのも子どもの姿あってこそなのです。
「ランドセル ミニチュア」の内容で見たんですが、私の当時読んだ内容はありませんでした。しかし、「ランドセル 保存」で検索してみたところ、2つ役立ちそうなサイトがありました。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~harmonym/
ミニランドセル
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999409040130078/
新日本探訪
思い出ランドセル
1994年9月4日
ランドセルで登校する小学生が少なくなってきました。リュックサックやパソコンを運ぶようなカバンを抱えているのです。私の幼い頃はランドセルを背負って通うのが当たり前でした。男の子は黒、女の子は赤と決まっていました。
それが十年ほど前からピンクのランドセルが出てきて、あっという間に登山用のリュックサックです。子どももピンクのランドセルがいいなんて言うもんですから、「6年生のお姉さんになっても使うんだよ?!いいんだね!?」と高圧的に抑えました。派手な色合いなものを小さい子どもは好みますが長続きさせることはおそらくできないでしょう。それが、いまでは3年生。ようやくあのときのことを言うと「ピンクは恥ずかしい。お姫様みたいで」と言うのです。ランドセル選びは子どもに判断を任せてしまうと誤ってしまう好例だと思います。
また、私はランドセルをみんなでじゃんけんぽんして帰る小学校の帰宅がとても楽しかった。みんなで遊んで地区のチャイムが鳴ると帰ろうよと自発的に帰宅します。どんなに遊んでいても、楽しくても、自分たちだけの世界を現実へ引き戻す鐘の音でした。そのなかで、「チョコレート、グリコ、パイナップル」とみんなのランドセルを抱えて、ジャンケンで勝った言葉の歩数だけ歩ける。それが次の電信柱まで。どんなことがあっても、大人数の場合は前にランドセルを持った人は必ず連続で持たせないというルールがあった。弱いモノいじめを未然に防ぐ、そもそもみんなが楽しむゲームでした。ガキ大将でも運動もできなくて頭も悪い子でも笑ってランドセルを下ろす時を楽しみにしていたんです。だんだんと通学路ですから、友達が減っていき、私の家までになるともう3人だけ。同じ町内の友達になると最後に負けた人が玄関まで持って行く特別ルール。さながら召使いですね(笑)
いまでは、モノを残すことも大切な記念品。ですが大きなランドセルを押し入れに、あるいは倉庫に入れておくのはスペースを占めますし、場合によっては痛んでしまっていることも多い。最近、知ったのですが数年前の雑誌に「思い出を残そう」というコーナーがあり、ちょうどいまの私たちと同じくらいの年齢の夫婦が、ランドセルを保存している内容を発見しました。それは、ランドセルを小さくミニチュア化して、保存するというのです。ランドセルを小さくできれば保存も簡単ですし、何よりも無心で毎日が楽しかった小学生の思い出を残すことができる。それも、身近に撮っておくことができる。
みなさんも息子さんや娘さんがいたらぜひランドセルをミニチュア化してみたらいかがでしょうか?私の娘はあと3年で小学校を卒業します。なんとかそれまでランドセルを使ってくれればいいのですが、「ママ、このカバンを使いたい」なんて言ったら
どうしましょう。
ランドセルで登下校する小学生の姿、ランドセルを各家庭の息子さんや娘さんのそれぞれを私は残したいですね。風景としてもありますし、モノとしても。少子化で子宝を実感するのも子どもの姿あってこそなのです。
「ランドセル ミニチュア」の内容で見たんですが、私の当時読んだ内容はありませんでした。しかし、「ランドセル 保存」で検索してみたところ、2つ役立ちそうなサイトがありました。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~harmonym/
ミニランドセル
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999409040130078/
新日本探訪
思い出ランドセル
1994年9月4日