東京金融取引所、マーケットメーカー、取引参加者のそれぞれの役割、儲け方(どのように儲けているか)について教えてください。(または参考になるサイトを教えてください。)
特に、マーケットメーカーの役割、ビジネスモデルについて不明です。
よろしくお願いします。
東京金融取引所のくりっく365に限ったことではないですが、
マーケットメーカーは、取引参加者の相手方となることで流動性を供給するかわりに、
売り注文と買い注文のスプレッドを利用して利益を得る。
たとえば、ユーロ円のBidが135.40、Askが135.44のとき、
取引参加者の買い注文と売り注文を同時につなげば、
スプレッドの4銭が瞬時に利益となる。
マーケット方式
取引所は、取引を成立させ証拠金の保全・管理を行っています。取引参加者となる金融機関から手数料を徴収することで、収益を得ます。
マーケットメーカーは、各通貨に値を付け取引に応じる役割を持っています。この価格ならドルを買ってもよい、又は売ってもよい、という値付けを常に行います。取引に応じると、マーケットメーカーはポジションを持つことになりますが、このポジションは自己でリスクをとるか、あるいは、為替市場でヘッジを行うことになります。多くの場合、ヘッジをすると想像しますが、単純に反対売買を行うのであれば、一定の利幅を抜けるようにマーケットメーカーとしての値付けを行うことになります。為替市場で1ドル90円で調達できるのであれば、90.02円で取引所に対する値付けを行う、といった具合です。この利幅がマーケットメーカーの収益となりますし、他のより有利なヘッジ手段があれば、さらに利益が増えることになるでしょう。金融機関が事業会社に対して行う通常の外貨の売買と似たようなものです。
取引参加者は、一般投資家からの手数料が収益となり、取引所に支払う手数料がコストとなります。
ありがとうございます!非常に理解しやすいご説明感謝です。特にどのように儲けているのか明確になりました!
取引参加者は、一般投資家からの手数料が(唯一の)収益というのは聞いたことがありましたが、
取引所に手数料を払っているのは知りませんでした!
マーケットメーカーについてですが、一般投資家の取引の相手になっているのですね。知らなかった。。
値付けの方法、ヘッジの方法などさらに興味が出てきました。ありがとうございます!
ありがとうございます!参考サイトも非常に分かりやすいです!