一口にネジと言っても、それは様々な物が存在します。
たとえばこれはお馴染みの木ネジですが、
見た目は似ていても、こちらはタッピングビス。金属などにねじ込んでいける物です。よーく見ると違いがわかりますね。
こちらはセルフドリリングスクリュー。タッピングビスの先端がドリル状になっているネジで、薄鋼板くらいなら下穴を開けることなく、ガーッとねじ込んでいくことができます。
これはタッピングビスの一種。
先端の形状がちょっとセルフドリリングに似ていますが、この先端はドリルではなくタップ。タップとは金属などに開けた穴にナットと同じようなネジの螺旋を刻んでいく工具のことですが、
参考:http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/metalwork/basic/bolt/index_j.h...
それと同じ役目をする物がネジの先端に付いているんです。
金属板にネジの呼び径(おねじの外径の基準寸法)よりちょっと小さな下穴を開けてこのネジをねじ込んでいくと、
こういう普通のナットと合わせて使うネジと同じ螺旋を切りながら締め付けていくことができます。
アルミ程度の柔らかい金属なら1本のネジで何度もネジ穴加工をしていくことができますから、お値段の張る専用のタップの代わりに使うことも可能です。これで作ったネジ穴には、同一経・同一ピッチの普通のビスをねじ込んでいくことができます。
ほかにも色んな用途・種類・形状のネジがありますね。ちょっと身の回りを見渡してみただけでも、それは様々なネジがあることがわかります。
一種類のネジだけでも、長さも太さも、材質も、メッキの有無や種類も、頭の形も、それはもう様々ですね。ナットと組み合わせて使うようなビスの場合は、同じ太さでもネジの螺旋のピッチが異なる規格が複数存在し、規格が違うと太さは同じなのにねじ込めない、ということが起こります。
さらにネジに付属する小物の種類の多いこと。ワッシャ(ネジに通して一緒に締め付けていく座金)ひとつ取っても、締め付け対象に傷を付けないようにするための物、ネジのゆるみを防ぐための物、気密性を持たせるための物、ネジを絶縁するための物など、これまた多種多様です。
そこで自作好きは様々な種類のネジを多数揃えてストックしているのですが、それでも使いたい時に使いたいネジがないということはよく起こります。
そんな時、昔の「お醤油貸して」みたいなネジの融通ができるご近所付き合いがあったらいいと思いませんか。
「すいませーん、メートル並目のM3で皿の長めのネジお持ちじゃないですか?」
「長めっていうとどのくらいかな、ごそごそ、こんなもんでどうでしょう」
「あ、このくらいがちょうどいいですね。これ4本分けていただけないでしょうか、代わりにこの箱の中のネジからお好きなのを8本どうぞ」
「そりゃ悪いですよ、同じ数だけで結構です、ごそごそ、じゃ代わりにこれ4本いただきます」
「いつもすいませんねぇ」
「いやいや困った時はお互い様ですよ」
こんなご近所付き合いがあったら、どんなに楽しいことでしょう。将来イエはてなファンばかりが集まるマチができたら、きっとこんなやり取りがあちこちに生まれていくことでしょう。
たいていのネジはホームセンターに行けば買えますが、もしこんな社会があったら、ネジだけでない、もっとすてきな物も手にしていくことができそうです。そんな空想を思い描きながら色んなネジのストックを増やしていくのも楽しいものです。
一口にネジと言っても、それは様々な物が存在します。
たとえばこれはお馴染みの木ネジですが、
見た目は似ていても、こちらはタッピングビス。金属などにねじ込んでいける物です。よーく見ると違いがわかりますね。
こちらはセルフドリリングスクリュー。タッピングビスの先端がドリル状になっているネジで、薄鋼板くらいなら下穴を開けることなく、ガーッとねじ込んでいくことができます。
これはタッピングビスの一種。
先端の形状がちょっとセルフドリリングに似ていますが、この先端はドリルではなくタップ。タップとは金属などに開けた穴にナットと同じようなネジの螺旋を刻んでいく工具のことですが、
参考:http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/metalwork/basic/bolt/index_j.h...
それと同じ役目をする物がネジの先端に付いているんです。
金属板にネジの呼び径(おねじの外径の基準寸法)よりちょっと小さな下穴を開けてこのネジをねじ込んでいくと、
こういう普通のナットと合わせて使うネジと同じ螺旋を切りながら締め付けていくことができます。
アルミ程度の柔らかい金属なら1本のネジで何度もネジ穴加工をしていくことができますから、お値段の張る専用のタップの代わりに使うことも可能です。これで作ったネジ穴には、同一経・同一ピッチの普通のビスをねじ込んでいくことができます。
ほかにも色んな用途・種類・形状のネジがありますね。ちょっと身の回りを見渡してみただけでも、それは様々なネジがあることがわかります。
一種類のネジだけでも、長さも太さも、材質も、メッキの有無や種類も、頭の形も、それはもう様々ですね。ナットと組み合わせて使うようなビスの場合は、同じ太さでもネジの螺旋のピッチが異なる規格が複数存在し、規格が違うと太さは同じなのにねじ込めない、ということが起こります。
さらにネジに付属する小物の種類の多いこと。ワッシャ(ネジに通して一緒に締め付けていく座金)ひとつ取っても、締め付け対象に傷を付けないようにするための物、ネジのゆるみを防ぐための物、気密性を持たせるための物、ネジを絶縁するための物など、これまた多種多様です。
そこで自作好きは様々な種類のネジを多数揃えてストックしているのですが、それでも使いたい時に使いたいネジがないということはよく起こります。
そんな時、昔の「お醤油貸して」みたいなネジの融通ができるご近所付き合いがあったらいいと思いませんか。
「すいませーん、メートル並目のM3で皿の長めのネジお持ちじゃないですか?」
「長めっていうとどのくらいかな、ごそごそ、こんなもんでどうでしょう」
「あ、このくらいがちょうどいいですね。これ4本分けていただけないでしょうか、代わりにこの箱の中のネジからお好きなのを8本どうぞ」
「そりゃ悪いですよ、同じ数だけで結構です、ごそごそ、じゃ代わりにこれ4本いただきます」
「いつもすいませんねぇ」
「いやいや困った時はお互い様ですよ」
こんなご近所付き合いがあったら、どんなに楽しいことでしょう。将来イエはてなファンばかりが集まるマチができたら、きっとこんなやり取りがあちこちに生まれていくことでしょう。
たいていのネジはホームセンターに行けば買えますが、もしこんな社会があったら、ネジだけでない、もっとすてきな物も手にしていくことができそうです。そんな空想を思い描きながら色んなネジのストックを増やしていくのも楽しいものです。