妻は娘が小さい頃から、実の娘でも嫌いだと言い邪険に扱ってきました。特に娘が中学生から高校1年の初め頃は、勉強をしないでいる娘の考えを直そうと娘の人格を無視した厳しい言動で罵倒し生活態度等を批判していました。
娘は22歳、精神的にわずらっています。今は、回復期にあり少し良くなってきました。
問題は、妻が、最近また、娘の生活態度を批判したり、娘に聞こえよがしに隣室で怒鳴ったりし始めたことです。
娘が回復してきて妻に言い返すようになり、本当ならうれしいことなのに「憎たらしい」と、思ってしまうのだそうです。「頭では解っていても、気持ちがついて行かない。これではいけない、と思い返すけれども、日々この繰り返し。」なのだそうです。
妻は娘を好きになったつもりで振舞っていれば、いつか好きになると考えて努力していると言うのですが、それも難しいようです。
そういう妻が、娘を好きになるには、どうしたらいいでしょうか。好きにならないまでも、憎たらしいと思わないで、娘の回復を見守れるようになるには、どうしたら良いでしょうか。
奥様がなぜ娘を好きになれないのか、
いつどんな感情で始まったのか
娘を好きになることで、自分が不安になる要素が隠れていると思います。
その原因をさぐる努力をして、すぐには見つからないかもしれませんが、
なんとなく一緒にその根本原因やきっかけを気にしてみようとするのはどうでしょうか。
本当のトラウマのようなものは、気軽に思い出せないかもしれないし
近しい人には言いにくい事かもしれないし、
自分では何を思い出そうとしてるのかもわからないレベルに隠れているかもしれないです。
なので、原因を見つけるのは難しいです。
でも、それがわかれば、
娘が好きになれないのは、自分の防衛本能の置き換えである。
自分は勘違いで好きになれないだけだと、理解し、
たとえ、本心から好きになれなくても、
娘さんや家庭や社会のために、娘さんを好きになる努力をすることも
割り切れるかもしれません。