彼・彼女らの「恋愛・結婚テクニック」について調べています。
●意外な恋愛・結婚エピソード
→「あるアイデアを使って、玉の輿に!」
「あの手この手で、他の女から男を奪い取った!」
など、うまく頭(知恵)を使って“恋愛”“結婚”を成功させた!というエピソード、
「なるほど、それは見事!」と唸る恋愛テクニック、実際に相手を落とした名セリフなど、
具体例が知りたいです。
その他にも
●あの大スターが放った、最高のプロポーズの言葉
●あの有名人が使った、マル秘告白テクニック
などなど、知れたら嬉しいです。
よろしく御願いします!
古典ですが「伊勢物語」の中の「深草の女」をご存知でしょうか?
時代を代表するプレイボーイ・在原業平の女性遍歴のお話です。
内容は・・・
深草に住む女の所に通い、居ついた男でありましたが、
そろそろ飽きがきて別れを考え始めます。そして当時の慣わしに
より女に対して「歌」を詠むのでした。
「年をへて住みこし里を出でていなば、いとど深草野とやなりなむ」
(住み慣れたこの深草の里だけれど、もし仮に私がいなくなったら、
その名のごとく荒れた野となってしまうだろうか・・・?)
女はすぐに応えて、詠み返します。
「野とならば鶉となりて鳴きをらむ。かりにだにやは君は来ざらむ」
(もし荒野となってしまったなら、私は鶉となって鳴いておりましょう。
狩にさえも貴方は来て下さらないという事がありましょうか?)
この返歌の素晴らしいところは、二つのフレーズに凝縮されます。
鶉となって鳴く(悲しんで泣く)、狩に(かりそめにでも)という
機知に富んだ「かけことば」を用いて、いじらしい女心を巧みに
表現した深草の女に改めて魅せられた男は、すっかり別れる気を
無くして、また情を深めてしまった・・・という事でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%89%A9%E8%AA%9...
この話を読んだ時、すごく印象が深く残り、私もその
「深草の女」に是非会ってみたいと感じたものでした。
ありがとうございます!
具体的なエピソードが知れて参考になります!
古典では、男女が歌に想いを込めていたんですよね。
これって、深草少将とは、また別の話ですよね。小野小町でしたっけ!?
こちらはいかがでしょうか。
●不思議館~女王にまつわる奇談~ > クレオパトラ~世界を夢みた悲劇の女王の素顔~
こんなエピソードが残されている。二人がナイル川で魚釣りをしていた時のこと、いくら待っても魚がつれずにやきもきしていた彼は、自分の面子を保つために、猟師に潜らせて、自分の針に魚をかけさせた。クレオパトラはすぐにそれに気がついたが、素知らぬ顔で彼を褒めそやした。単純なアントニウスは上機嫌であった。
翌日も釣りということになったが、アントニウスの最初の釣り上げた獲物は、何と黒海でしか取れない種類の魚であった。釣りのことにうとく、いまだ気がつかぬ彼が、その次釣り上げた魚は、ワタもウロコも取られて調理されていた。ここに至り、アントニウスにも、すべては、クレオパトラが猟師を買収させて行った仕業であるということがようやく読めてきた。
この時、クレオパトラは彼にこう言ったという。「アントニウス様、そのような獲物はそのへんの諸候にふさわしいもの、あなたの釣り上げる獲物は、もっと大きなもの、国家でなくてはならないはずですよ。」
まこと、才気あふれるクレオパトラのユーモアを伝えるにはふさわしいエピソードである。
http://members.jcom.home.ne.jp/fw190/works/works_13_b.html
●テレビのメモ 坂本龍馬 恋愛テクニック!
龍馬がモテた秘密は手紙にあった。
実際の龍馬の手紙が出されたが、
行も曲がって書かれており、字も決して旨いとは言えないものであったが、
手紙の中に大きく大胆な挿絵が書かれていた。
また、龍馬は実際に手紙の中で「ペチャクチャ」と擬音語やしゃべり言葉を多用していた。
http://tvmemo.yamatoblog.net/Entry/83/
●和泉式部・恋のテクニック: 今日は何の日?徒然日記
実はそれこそが、彼女の恋のマル秘テクニック。
最初の歌をもう一度思い出してみてください。
哀れを誘う恋に破れた女・・・。
そう、彼女は「フラレ女」を演じきっているのです。
もちろん、それは恋が終った時だけではありません。
恋が順調に進んでいる真っ最中でも「私はいつか捨てられのね」と歌ってみたり、「私ってどうして、いつもこうなんだろう」と嘆いてみたり・・・。
男には、「寂しがり屋で一人にしておけない女」と見せ、同性の女には「私より不幸な人・・・」と思わせる事に成功しているのです。
まさに、見事なテクニック!
http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2007/03/post_cb81....
沢山ありがとうございます!
クレオパトラの話は、個人的にかなり好きです!秀逸です。
龍馬の話は、筆まめだったと聞いたことがありました。
和泉式部は、見事ですね。騙されるのはもっともです。
個人の話ではないけれど、昔の遊女は、あらゆるテクニックで男の人を虜にしていたようですよ。
http://hagakurecafe.gozaru.jp/yosiwara23yougo.html
↑関係ないのも入っていますが。。。。。
なるほど~。
性のテクニックを習得していた、と。
そこには、男も勝てなかった・・んでしょうか。
ありがとうございます!
ジャコモ・カサノヴァ
生涯に1,000人の女性とベッドを共にしたという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%A...
>これって、深草少将とは、また別の話ですよね。小野小町でしたっけ!?
はい、別のお話です。
「深草少将」は、小野小町の「百夜通い」に登場する人物で、
熱心に小野小町に求愛する男性ですね。
内容については次のようなものです。
小野小町は彼からの求愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事を
あきらめさせる意図をもって、こう言うのでした。
「私の元へ百夜通ったなら、貴方の意のままになりましょう」と。
それを真に受けた少将は、それから小町の邸宅へ毎晩通いますが、
思いを遂げられないまま、最後の夜に息絶えてしまいました。
(なんてお気の毒なのでしょう・・・)
「深草の女」のような恋愛成功テクニックではなく、
小野小町の用いた「求愛を上手に交わすテクニック」
だったというわけですね。
しかし、こちらは世阿弥など能作者の創作による伝説だそうです。
ごめんなさい、どの辺が“知恵”ですかね!?