もし、ある場合はロジックを教えて下さい。
もし、ない場合はない旨を教えて下さい。
検索したら簡単に分かりそうな問題だったのに、意外と見つからなかったので、知っている方がおりましたら教えて下さい。
出版界などで明確な定義があるようで無い。無いけど使われるのがベスト・セラー、ロング・セラー
といった単語だと考えます。
まず、出版に限らずロング・セラー商品といわれるもので何十年もの間何も変わらず売れ続けている
商品は無いということをご理解ください。
有名なのは食品業界でのチキンラーメン。最近タマゴポケットという形状に改良を加えたことから
また売り上げを伸ばしたことが知られていますが、元々は鶏がらで出汁を取っていたのがいつの間
にか使われなくなっていますし、パッケージのデザインやマスコットキャラクターにも変更が加え
られています。
出版界であれば表紙のデザインを変える、仮名遣いを現代のものに改める、改版と称して多少の
変更を加えるといったことは結構行われています。
さて、出版界におけるロング・セラーという単語ですが、例えば現時点でどんなに良い本が書かれた
としても長期間売れ続けている点で「論語」と比べて2500年も売れ続けていないわけで、小説に
ジャンルを絞ってもシェークスピアには400年、源氏物語には1000年も売れ続けていないこと
になります。極論だと言われるかもしれませんが。
数年前にそこそこ売れた本を再版したい場合、「○年前のベストセラー」とやると既に陳腐化した
本というイメージになりますが、「○年間のロングセラー」とすればいい本だから売れ続けていたと
いったイメージを与えます。
ロングセラーは出版社や書店の都合で与えられるものであって、明確な定義があって付けられる
ものではありません。
出版界などで明確な定義があるようで無い。無いけど使われるのがベスト・セラー、ロング・セラー
といった単語だと考えます。
まず、出版に限らずロング・セラー商品といわれるもので何十年もの間何も変わらず売れ続けている
商品は無いということをご理解ください。
有名なのは食品業界でのチキンラーメン。最近タマゴポケットという形状に改良を加えたことから
また売り上げを伸ばしたことが知られていますが、元々は鶏がらで出汁を取っていたのがいつの間
にか使われなくなっていますし、パッケージのデザインやマスコットキャラクターにも変更が加え
られています。
出版界であれば表紙のデザインを変える、仮名遣いを現代のものに改める、改版と称して多少の
変更を加えるといったことは結構行われています。
さて、出版界におけるロング・セラーという単語ですが、例えば現時点でどんなに良い本が書かれた
としても長期間売れ続けている点で「論語」と比べて2500年も売れ続けていないわけで、小説に
ジャンルを絞ってもシェークスピアには400年、源氏物語には1000年も売れ続けていないこと
になります。極論だと言われるかもしれませんが。
数年前にそこそこ売れた本を再版したい場合、「○年前のベストセラー」とやると既に陳腐化した
本というイメージになりますが、「○年間のロングセラー」とすればいい本だから売れ続けていたと
いったイメージを与えます。
ロングセラーは出版社や書店の都合で与えられるものであって、明確な定義があって付けられる
ものではありません。
なるほど、明確な定義はないのですね。
やはり、出版社や書店の都合で、長く売れている本を宣伝のためにロングセラーと言っているのですね。
分かりやすく、詳しい回答をして頂きありがとうございました!!
ロングセラーはジャンルによって異なるかとは思いますが、
例えば大学の教科書などは5年間くらい売ることを前提に印刷・在庫を持って売りますし、新書などの場合は短期間にどっと売り、細く長く売るることを想定していたりします。
小説なども短期間に売り切ることを考えている本もあれば、長いこと売れる作家もいたりします。
芸能人の暴露本などはそれこそ短期間の賞味の典型かとは思います。
そんな中でロングセラーという定義は曖昧ではありますが、
例えば、
・店頭平積みで1年以上ある本(これは書店店頭観察しかないのでちょっと大変でしょうか)
・刊行日から3年経過して増刷をしている本(奥付をみればわかりますが、amazonとかでは調べられないですね)。
・出版社のウェブで刊行日から1年以上経過しているのに本の宣伝が載っている(曖昧な探し方になってしまいます、出版社毎のロングセラーなら質問すれば答えてくれますが、300社くらい出版社はあるんでしょうか?そこを網羅することも、順位づけすることもできませんが)。
それこそこの本がロングセラーですが
「書店員が見つけたロングセラー」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E7%B5%B6%E5%...
実際、一番いい方法は信頼できる書店員に訊く(人を選ぶことと、ジャンルを限らないと答えはちゃんと帰ってこないのですがそれこそ世界一のロングセラーは「聖書」なわけで)ということになるのかと思います。
「書店員が見つけたロングセラー」という本は面白そうですね。
やはり、ロングセラーというのは明確な定義はなく、曖昧なもののようですね。
元書店員(文庫・新書担当)として、参考までに、ですが。
ロングセラーの正確な定義、というものは、少なくとも私は意識してはいませんでした。
ただ、個人的にロングセラーとそうでないものを分ける、感覚的な基準はありました。
それは、平積みにして、あるいは棚に入れておいて売れ続けるかどうか、です。
上で言われているように、出版社や書店の事情で、新しいかたちで再び売ろうとする場合もあります。
けれども、そういうことをしなくても、ある程度コンスタントに売れ続けている本というのも、中にはあります。
(まあ、多いのは有名どころの文学作品や、学校のテキスト等になるような作品などですが)
出版社にも書店にも、売れない本を抱え続ける余力はありませんから、売れていなければあっさりと返品されて書店の棚から姿を消し、あるいは品切れや絶版になります。
そうなることもなく、書店の棚に置かれ続け、再版され続ける本を、私はロングセラーと認識しています。
まあ、だいたい1年以上その状態が続けば、ロングセラーのうちでしょうか。
もっとも、映画だの新聞広告だのという広報でずるずる売り続けているようなのは、この範疇ではありませんけど。
ただ、特定の層からは熱烈に支持されながら、版を重ねることができなかった本(復刊ドットコムなどに出ているような本などですね)もありますし、最近の本に関して言えば、その出版社の方向性や、刊行のタイミングなど、運不運だとかめぐり合わせのようなものも、けっこう影響しているようには思います。
まあ、そもそも、一部の層に支持され続ける本より、話題性のある本を一気にたくさん売りたい、という出版社が多いようなので、ロングセラーが出にくい構造ではあるかもしれませんね。
書店員の方の認識が分かってよかったです。
大体の目安として1年以上ということなのですね。
ロングセラーが出にくい構造というのは、少し残念ですね。
個人的に、話題性がある本というより、ロングセラーになっている本の方が、良本かどうかの信憑性が大分高いと思っていて、本だけに限らず、流行ものよりロングセラーが好きなのですが・・・。
商品寿命という観点から情報を追加します。
こちらに最近の傾向のレポートがあります。
http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/economic-review/200801/pa...
販売開始後1年以内の商品の退出率は6割程度であるのに対し、販売開始後5年以上の商品の退出率は1割程度であることが分かる。
言い換えると、発売後一年以上生き延びる商品は4割。5年以上経過した商品は年1割くらい消えていくといってます。
つまり、消去法で、生き残った商品がロングセラーになるわけです。
一般には製品ライフサイクル管理というのもあり、商材ごとにパターンがあります。この
パターンをくぐり抜けた商品はブランドとして確立してゆくとも言えるかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%83%A9%E3%82%A...
参考書です
ロングセラー商品 愛される秘密―売れ続ける理由はここにある! (KAWADE夢文庫)
商品寿命という観点は面白いですね。
また、製品のライフサイクルのwikipediaも面白かったです!
特に製品寿命から見た3つのパターンが面白かったです。「スタイル」「ファッション」「ファッド」などはじめて知りました。
勉強になります。
ありがとうございました!
なるほど、明確な定義はないのですね。
やはり、出版社や書店の都合で、長く売れている本を宣伝のためにロングセラーと言っているのですね。
分かりやすく、詳しい回答をして頂きありがとうございました!!