それじゃサラリーマンと変わりません。
責任をとるというのはその程度でよいのですか?
それはどう責任を取ってるのでしょうか?
会社の経営者なら、解任ですけど。
日本においてはこれまで官僚は一切責任をとっていません。責任を取るどころか、大失敗をした官僚は、その後、順調に出世しているのです。これは、もう笑い話しです。日本社会の伝統の官尊民卑が根本にあります。
伝統ですか、、
出世の段階では、コースから外れたり色々とあります。
ある程度出世していくと、段々責任を取らなくてすむようになると考えると良いのではないでしょうか?
責任を取るようなことをしないような人の方が出世するという一面もあります。
新聞で総攻撃を受けていた大阪市役所では、停職処分を受けた職員が、その後も部長職に居座り続けています。
また、さらにその前の大不祥事でも責任者がすべて局長職につきました。
大阪府でもセクハラ問題を起こした次長が部長に昇任していました。
以上の例は、地方ですが、国の官僚も同様な傾向にあると思います。また、上のものは軽い処分を受けるだけであり、現場はその処分以上の処分を受けることもあるかと思います。
いきなりコメント申し上げる段、お許しください。制度に詳しい方はご存知かと思いますが、官僚を処罰したり、彼らの人事考課において懲罰的な采配を振るうことは、制度的には十分可能です。では、誰が、ですが、それはその官庁・自治体の長であり、民意を反映させることで選ばれた大臣や市長・知事などです。
議員さん達は残念ながら弱みだらけで階層を登らなければなりません。まず、お金の面。叩けば誇りが出ない議員はいないでしょう。官僚は情報は持っていますし、持っていなくても、仲間がチクってくれますから、弱みを握るのは簡単です。それから、私生活の面。下半身がだらしない議員さんはけっこういます。
そのような立場で、法律も自分達よりはるかに詳しく、情報も弱みも簡単に入手する敵を相手に、懲罰的な決定は出せないでしょう。
官僚はよほどの自爆的なことをしなければ、なかなか処罰等はできませんよ。
官僚をたたきたい場合は、叩きたいボスと敵対している派閥と組んで、そのボスの弱みを同じ官僚達から融通してもらうことぐらいしかないですね。
たしかに